ガーネシア・エレファンティスとは、アニメ「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」に登場するカードである。遊戯王OCGにも登場している。登場自体はOCGの方がアニメより早い。
概要
忙しい人のための概要
いいカードを引いたぜぇ!
ぼ、ぼくにできるかなぁ?
このカードだクソガキィ!
えっと、そのカードが出てきたら……
忙しくない人のための概要
アニメDM16話(2000年8月8日放送)で登場したカード。全米ナンバーワンの賞金稼ぎ、バンデット・キース(キース・ハワード)が使用する。
海馬も招待客として招かれた、キースとペガサスのデュエル。だが、ペガサスはデュエルが始まるや否や、ペンを走らせたかと思うと、観客席の少年、トムをデュエルの席に座らせ、自らは下がってしまう。
勝利を確信したキースはこのカードを召喚したのだが、メモを見ながらプレイするトムは「飛行エレファント」を召喚。それによりこのカードの地割れ攻撃を無効にされてしまった。トムからメモを取り上げて確認するキース、なんと、ペガサスには自らの戦術が全て見抜かれていた。
その場に崩れ落ちるキース、そしてペガサスは高らかに宣言した。
「トムの勝ちデース」
この日から、バンデット・キースの転落人生が始まることとなる……。
アニメ版で確認できる「飛行エレファント」はこのカードより能力が低い通常モンスターである。こちらも通常モンスターなので、地割れも何もあったものではないのだが、そこは初期の内容だから、として片付けよう。飛行モンスターなので地割れは効かない、ということであると思われる。
ちなみにこの「飛行エレファント」は、海馬も所持しているのが確認できる。
ニコニコ動画において、このカードが登場する「このカードだクソガキィ!」の部分は、トムのMADで比較的よく目にする。が、このカードが主役ではないので、あまり話題にはならない。
OCG版
「Vジャンプ 2000年7月号」(2000年5月20日発売)でOCGに登場。ひそかに、Vジャンプ初の遊戯王OCGの付属カードである。そのため、Vジャンプ版のカードナンバーは「VJ-01」である。
通常モンスター
※「DUELIST LEGACY Volume.4」収録のカード(DL4-JP054)による
星7/地属性/獣戦士族/ATK 2400/DEF 2000
恐るべきパワーの持ち主。
あまりの体重の重さに、歩くたびに地割れが起きてしまう。
レベル7としては攻守が低い。攻撃力は現在の基準で上級モンスターレベルしかない(当時でも「デーモンの召喚」がいた)ので、活躍は難しいだろう。どうせなら毎ターン地割れが打てるような効果を……というのは贅沢すぎるか。
同じ種族・属性でレベル8の「千年原人」がこのカードの攻守を上回っているのも痛い。そもそも、獣戦士族自体、サポートカードが恵まれている方ではないので、出番も少ないかもしれない。(後に、炎星の登場などでサポートカードは多少増えたものの、それらは最上級通常モンスターとの相性は微妙。)
レベル7で攻守が同じモンスターとして「真紅眼の黒竜」が存在するが、向こうは多数のサポートカードが存在する一方、こちらはそれがない。
このカードが付属したVジャンプでも「真紅眼の黒竜」や「風魔神-ヒューガ」と比べられていた。「永遠の渇水」、「魔女狩り」のような種族除去が獣戦士族にはないのが利点らしい……。
キースのファンデッキに入れるのもいいが、ほかのOCG化されている使用モンスターの多くが機械族であるキースのデッキとはかみ合わないかもしれない。
Vジャンプでの登場後、「鋼鉄の襲撃者-METAL RAIDERS-」でウルトラレアで再録、「DUELIST LEGACY Volume.4」ではノーマルとなり再録されたが、「BEGINNER'S EDITION 2」(2004年)では拾ってもらえず、とうとう絶版となった。現在はカードショップやトレードなどに頼らなければ入手は難しい。
象(エレファント)つながりで「エレファン」とシンクロすれば「ナチュル・ガオドレイク」が出せる。
関連動画
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関連項目
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