ガーフィール・ティンゼルとは、ライトノベル「Re:ゼロから始める異世界生活」に登場するキャラクターである。
概要
本編第4章(原作小説第10巻)から登場する人間と獣人の混血児。逆立った金髪、鋭い目つきとギザギザにとがった牙、額の大きな十字傷が特徴で、背はスバルよりやや低い。ヤンキーのような風貌で、口が悪く直情的な性格ではあるが、根は素直で面倒見の良い人物。
メイザース領内クレマルディの聖域の有力者(物理)であり、聖域内の見回りや部外者への対応など、能動的な面を一手に引き受けている。
そのままの姿でもパトラッシュを投げ飛ばしたり、オットーをデコピン一発でノックアウトしたりと戦闘力はかなり高いが、その真の力は『獣化』して巨大な虎になることで発揮される。その一方、完全に獣化すると理性がなくなる、あるいは制御が難しくなる、といった一定のデメリットがある様子。
また、治癒魔法を使うことができ、自身が持つ『地霊の加護』によって地面に接しているだけで傷がふさがることもあり、一対一の戦闘では無類の強さを誇る。
武器は拳を覆うような形状の両腕の盾。本人曰く「防御できる盾で攻撃すれば、最大の攻撃と最大の防御で、最大二つで最強なんじゃね?」とのこと。
ロズワールの屋敷で働いているフレデリカ・バウマンとは父親違いの姉弟であるが、フレデリカが聖域を出てから10年以上出会っていない。
謎の慣用句
会話をする際、度々謎の慣用句を混ぜながら会話をすることがあるが、その大半は自身がかっこいいと思って作った造語である。しかし、一部の実在する慣用句はその意味と使い方をちゃんと理解して使っていることから学がないわけではなく、むしろ本人は読書家である。
- 以下使用した慣用句
他多数
人間関係
- エミリア陣営
- ナツキ・スバル - 最初は三下扱いで歯牙にもかけていなかったが、後半からは魔女の臭いがする気に入らない野郎に格上げされる。胡散臭い言動から警戒対象。
- エミリア - 銀髪のハーフエルフ。立場上「様」をつけて呼ぶが、敬意は抱いておらず、何度か「半魔」呼ばわりしてスバルに激怒される。聖域での彼女の状況には思うところがあるらしく、時には同情的な発言をすることも。
- ラム - 惚れている女性。しかし、状況によっては敵対することにも躊躇はしない。
- ロズワール・L・メイザース - 聖域の管理者。ラムが惚れている相手であることや、胡散臭い態度から毛嫌いしている。
- オットー・スーウェン - スバルと同じ三下扱いかそれ以下。眼中にもない。
- クレマルディの聖域
- 魔女
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余談
リゼロの2期が決まった際、すでに、ガーフィール=岡本信彦ではないかという憶測が建てられていた。これは「とある魔術の禁書目録」の主人公の一人、一方通行(アクセラレータ)と色々な共通点があったため。
また、岡本信彦氏はリゼロについてはあまり詳しくなかったが、事務所の社長が大のリゼロファンであり、アニメ2期で岡本氏に役が決まった際、「ガーフィールですか?」と本人から聞かれていた。
関連項目
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