キグルミ惑星とは、アニメ「はなまる幼稚園」の第2話エンディングテーマ曲である。
作詞:只野菜摘
作曲/編曲:コジマミノリ
歌:柊(高垣彩陽)
概要
アニメ「はなまる幼稚園」は各話ごとにエンディングテーマ曲が異なっており、バラエティ豊かな楽曲が10曲以上作られたが、その中でもひときわ個性的な楽曲がこの曲。
なんと7分弱もある壮大でドラマティックなプログレ大曲なのである。
変拍子や派手なユニゾン、凝った曲展開にオルガンソロ・ギターソロなどなど、アニメのエンディングテーマ曲にしてはやたら濃い曲に仕上がっている。
ギターには筋肉少女帯の橘高文彦、ベースにはcali≠gariの村井研次郎、ドラムにはNOVELAやSEX MACHINEGUNS、桜庭統などの数々のバンド・ミュージシャンをサポートしてきた腕利きドラマー下田武男、と異様に豪華なミュージシャン達が参加しており、重厚でテクニカルな演奏を聞かせてくれる。
そしてなにより、柊のキャラを維持したロリ声と、オペラティックなハイトーンとを駆使する高垣彩陽の高い歌唱力・表現力が、この曲をより印象深いものにしている。
前述の通り7分弱もある大曲だが、作曲したコジマミノリ氏曰く、この長さでも「結構削った」との事。
twitter上での証言
後に『ラスマス・フェイバー・プレゼンツ・プラチナ・ジャズ Vol.2』でこの曲をカバーするという無茶が行われたが、この時、作曲のコジマと作詞の只野、佐藤譲に水島精二といった関係スタッフがこの曲の裏話を話していた。まとめるとイカの通りである。
- カバーを担当したラスマス・フェイバーも原曲に驚愕した。
- 曲がああなったのは水島精二が「声楽科卒でオペラを歌っていた高垣彩陽のすべてを盛り込むためにスフィアやソロじゃ出来ない全部入りのアイデア」を提案したから。その為、プロデューサーがスフィアのマネージャーにしこたま怒られた(実行したけど)。
- 柊役を高垣がやり、EDも後に発売するキャラソン集から発表すると決まった時にNARASAKIに「柊でプログレ!ロックオペラを!」と高垣の歌ったオペラを聴いてもらい作ってもらった。
- コジマミノリが高垣の音域を調べたら当曲の最高音より上の音を歌えることが判明。どういうことなの...
- 原作の柊の夢をイメージして作った結果、やりすぎたのが今のアレンジだったり、幻の20分ver.だったりする。
- 作詞の只野菜摘曰く「高垣彩陽さんでなければ、この曲はうまれませんでした。」
- 20分ver.があったことを知った水島精二と只野菜摘がコジマミノリにそのバージョンを要求しだす。
要約するとだいたい水島精二のせい。
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関連項目
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