概要
おじゃる丸から尺を取り返し、閻魔大王に喜んで頂くべく、月光町に現れた小鬼トリオの末っ子ポジ。角と鳥のような嘴がある黄色い小鬼で「キーくん、ヒヨコじゃないッぴ」が口癖。自分たちのテーマソングでは合いの手担当を務めている。
序盤では、トリオの中でもどんくさいイメージが強めであったが、鬼でありながら豆に耐性があり、おじゃる丸の豆まき攻撃を封殺する際に活躍。だが、途中で思わぬ妨害を受け退散し、その後は急に現れて組体操しては、アオベエの「今日のところは、ひとまず引き上げるでごんす」の掛け声とともに退散するという天丼芸にしばらく明け暮れていた。
しかし物語が進むにつれ、俳句に和歌、作曲など、文学や芸術に絡む事柄についての才能があることが判明。本人も(自覚してるかどうかは不明だが)慢心せずに自分なりに磨いており、俳人のアドバイスを参考に、真面目で優しい閻魔大王への思いを歌に書いたり、月光町のテーマソングに関するイベントでは、短時間でありながら、分かりやすく愛のある素敵な歌詞を作って実際に唄ったりした。おまけに、この手の勝負事ではおじゃる丸を間接的に反則退場させるなど、侮れない戦果もあげている。
日夜、組体操で鍛えているだけあって、連携力もなかなかのもので、ある時は他の小鬼たちと「尺返せ…尺返せ…」と呟きながら、じりじりと詰め寄る精神攻撃を見せ、おじゃる丸を動揺させた。
月光町のうた
元は、キスケがテーマソングを作るイベントの様子を陰で聴いていた時に、すぐさま作り出した歌。池を通って現代の月光町に移り住み、町にお世話になったキスケの素直な気持ちがそのまま表れた、温かみがあって万人受けしやすく、おまけにパクりやす…もとい、分かりやすい歌詞となっている。
しかし、小学校にまだ通えない年頃の子供でも覚えられる分かりやすさが災いして、イベント参加者の一人に勝手に真似されたために、尺そっちのけで抗議してしまい、曲ともども、うやむやになった。(何気に視聴している子供には、無断で他人の作品を悪用・盗作してはいけないという教訓を、親御さん達には著作権の重要性などを分かりやすく伝えているシーンでもある。)
その後、一度きりのものにするには惜しいとスタッフが感じたのか、CD化などが図られた。
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関連項目
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