キセキの世代とは、
- 週刊少年ジャンプに連載中の漫画『黒子のバスケ』に出てくる用語。本記事ではこちらを説明する。
- 1.から転じて生まれた、エクストリーム謝罪の"プレイヤー"達。弩級の逸材がどんどん現れたことから、こう言われるようになったと考えられる。→詳しくは「キセキの世代2014」/「キセキの世代2015」の記事にて
この項目は、ネタバレ成分を多く含んでいます。ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
概要
週刊少年ジャンプに連載中の漫画、『黒子のバスケ』に登場する、いわゆるバスケの天才達の総称。
バスケットボール超強豪校「帝光中学校」において100名を超える部員達の頂点に立ち、「10年に一人の天才」と呼ばれた5人の選手たちのことである。帝光中学校の歴史の中でも「最強」と呼ばれ、黄金世代を築いた。
同じ年、同じ学年、同じ学校に10年に一人の逸材が5人も集まったことから、「キセキ」と呼ばれる。
以下メンバー。
ポジション | 氏名 | 現在の所属校 |
PG | 赤司征十郎 | 洛山高校(京都) |
PF | 青峰大輝 | 桐皇学園高校(東京) |
SG | 緑間真太郎 | 秀徳高校(東京) |
C | 紫原敦 | 陽泉高校(秋田) |
SF | 黄瀬涼太 | 海常高校(神奈川) |
帝光バスケ部の理念である「勝利至上主義」を肯定し、各々がチームとはおよそ呼べぬ圧倒的個人技を駆使したプレーをしていた。元々は他の選手より少しだけバスケが上手いという程度の選手達だったが、次第に驚異的な才能に目覚めていったという。
彼らを獲得した高校はそれだけで全国上位の力を手にすることと同義であるとされ、全国大会の優勝争いの一角を担うことが確実視されることになる。
苗字の中に色が含まれており、カラーイラストの時には髪の毛や瞳の色もそれぞれにちなんだカラーリングがされている。それぞれが独自のスキルを持ち、ほとんど一人だけでも勝てるほど強すぎるが故に、チームワークを無視してスタンドプレーに走る者や、ただ勝てばいいという勝利至上主義に凝り固まる者も居るなど、選手として問題がある多少扱いが難しいプレイヤーが多いのも特徴である。
黒子テツヤの立ち位置
同作品の主人公、黒子テツヤは、帝光中時代「幻の6人目(シックスマン)」として、パス回しやスティールに特化することでチームを勝利に導いた。 徹底して影に徹したスタイルをとっており、元々影が薄いことも影響し目立つことがなかったため、黒子の存在はあまり知られず、噂のみが広まっていった。
黒子自身は、「キセキの世代の5人は自分とは違う、正真正銘の天才」と言っており、また黒子のプレーヤーとしての特殊性やアシスト特化の役割が他の5人とは根本的に一線を画していることなどから、厳密にはキセキの世代には含まれないと思われる。
ただし、キセキの世代のメンバーの誰もが黒子の素質に一目置いていたことも公式設定である。そのため、黒子をキセキの世代の一人としてカウントすることも多い。
黒子自身は彼らの「勝つことが全て」というバスケへの姿勢に疑問を感じたため、現在では誠凛の火神達と共に打倒“キセキの世代”を掲げている。
表記について
表記はカタカナの『キセキ』。これは『奇跡』、『軌跡』、『貴石』など様々な推論がある。
VOMIC内での発音は『奇跡(最初の“キ”が高い)』に準じた発音だったが、のちに製作されたアニメでの発音は『軌跡(音が全て同一)』に準じた発音で表現されている。
その他
ファンブックで赤司以外の5人と、21巻にて赤司へのインタビューがある。 それによると、「キセキの世代で仲が良いと思う相手」に 黄瀬、青峰が黒子を、黒子が青峰を、緑間、紫原が赤司を、赤司が緑間をそれぞれ挙げている。 逆に「キセキの世代の中で苦手だと思う相手」には、黒子、青峰、黄瀬が緑間を、緑間、紫原が黒子を、赤司が青峰(強いて言うなら)をそれぞれ挙げている。 以上の事と小説などの描写から、 キセキの世代の中でも黒子・黄瀬・青峰・(桃井)のグループと、赤司・緑間・紫原のグループに分かれていた事が伺える。
またキセキの世代の中での成績順は 赤司>緑間>紫原>(桃井)>黒子>黄瀬≒青峰であるらしい。
現在の所、IHからWCまでの試合で、黄瀬、緑間、青峰、紫原が火神と黒子の前に敗北している。
204Q~227Q(単行本23巻~25巻)まで「帝光編」として黒子とキセキの世代の過去が描かれた。
関連動画
関連静画
関連項目 |
関連外部リンク |
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