キハE120とは、JR東日本がローカル線向けに保有する気動車である。
概要
キハ120ではなく、キハ「E」120である。
新潟地区のキハ52やキハ58系などの古い気動車を置き換えるために、2008年に登場した。
交通バリアフリー法に対応させるため、車体床面を下げて駅ホームとの段差を低減させたり、車椅子のまま
利用可能なトイレを装備している。また、排気ガスを大幅に抑制させた次世代ディーゼルエンジンを搭載し、環境に配慮した特徴を持つ。
一足先に登場した水郡線用キハE130系を2ツドアにした感じの車両で、下の部分はオレンジに塗られ、
中心におこじょのイラストが描いてある。8両が新津運輸区に配置、全車新潟トランシス製である。
キハ110系との併結運転が可能である。ATS-P非搭載のため、新潟駅高架化後は同駅乗り入れの際両側にキハ110系を併結していた。
新製以来羽越本線酒田以南(のちに坂町以南に縮小)、米坂線、信越本線新津~新潟間、磐越西線会津若松以西で運用されてきたが、新潟地区へのGV-E400系の投入に伴い2020年3月のダイヤ改正を前に新津運輸区から郡山総合車両センター会津若松派出に転属し、只見線のキハ40系を置き換えた。このときあわせて外観のカラーリングがオレンジ基調から緑基調に変更された。
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