キャタピラーとは、ドラゴンクエストシリーズに登場するモンスターである。
概要
DQ3に登場したイモムシ型の魔物で系統最下位種。こいつの特徴としては何よりも硬い、というかHPが高い。FC版でも硬かったが、SFC版では更に輪をかけて硬くなっている(普通こういう場合弱体化されるものなのだが)。どれくらい硬いのかと言うのを、同じいざないの洞窟に登場するモンスターと比較してみると…。
モンスター名 | HP |
---|---|
じんめんちょう | 12 |
さそりばち | 12 |
バブルスライム | 10 |
アルミラージ | 20 |
まほうつかい | 23 |
おばけありくい | 21 |
キャタピラー | 50 |
(※リメイク版での数値)
圧倒的である。一番HPが低いバブルスライムと比較すると何と5倍。しかもただでさえHPが高いのにスクルトを使って防御力を上げてくる。おいおい…。というわけで、いざないの洞窟からロマリア周辺にかけて、プレイヤーを苦しめる序盤の難敵となっている。こいつに立ち向かうにはヒャドが無いと厳しいだろう。
しかしSFC版で得たこの強化が意外なところで勇者一行にも恩恵をもたらす。
初めて訪れるロマリアのモンスター格闘場においてアルミラージ・ポイズントード・キャタピラー・まほうつかいという組み合わせで出現することがあるのだが、このメンツでキャタピラーが負けることはほぼ無く、ボーナス同然の組み合わせとなっている。一見するとまほうつかいのメラで事故りそうに見えるが、2発しか打てないメラがすべてキャタピラーに集中してもHPの半分も減らない。この圧倒的勝率にも関わらず配当が2倍前後と低すぎないため、安定して稼げる。
イシスに到着する頃になると新たにキャタピラー・デスフラッター・デスフラッターという組み合わせでモンスター格闘場に登場することがある。デスフラッターの2回行動に対しデスフラッターの2倍のHPで互角に渡り合うにも関わらずキャタピラーに約30倍の配当がつくという、そこそこの勝率で一攫千金が狙えるチャンスとなっている。
DQ10にて久々に再登場した。DQ10ではどくイモムシが最下位種となり、系統中位種となった。
DQ7(ニンテンドー3DS版)ではトクベツなモンスターとして登場。
外伝ではモンスターズ1、2、DQMJ2、DQMJ2P、少年ヤンガス、バトルロード、ビルダーズなどに出演している。
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