キャットアイ(Cateye)とは、大阪府大阪市にある自転車製品の製造・販売を行っている会社のこと。主にライト反射板、サイクルコンピューターなどを手掛けている。自転車界隈ではそれなりに名の通ったメーカー。一部、ネット通販に卸していない商品があることに注意。
ライト製品
現行の製品は、主に乾電池式のアーバン。充電式でカートリッジ交換不可のアンプと交換可能なボルトに分かれる。ライト製品全般に言えることであるが、乾電池式は光量は弱いが持続時間が長く、充電式は持続時間が少ない代わりに光量が強いといった特徴がある。数字は光量の強さを意味する。
評価としては、明るさは充分であるが配光に関して考えられていないという意見も。対向車への目つぶしとなって下手をすれば事故を誘発しかねないので、配置には注意する必要がある。
ちなみに数字の最高出力は1時間半程度しか持たないことに留意
サイクルコンピューター
キャットアイ製のサイクルコンピューター(サイコン)は一般人から自転車初心者向けで、機能は充実していない代わりに、耐久性と持続性に優れているという特徴がある。その代わり廃人上級者には向かない。
基本的にはスポークにマグネット、フォークにセンサーをつけて、マグネットが一回転する時間を計測することで速度や距離を算出している。
- Veloシリーズ
キャットアイ製のサイコンで原点でもあり頂点というべき存在。
表示できるのは距離、速度、カロリーと必要最低限であるが初心者からすれば十分。機能が限られているだけ作動時間が長く、耐久性もあるので初心者には極めて使いやすい代物になっている。しかも、価格も安い。欲を言えばケイデンス機能もあれば完璧なのだが、それがあるパドローネの評価が微妙なので、これでいいのかもしれない。 - AVVENTURA(アベントゥーラ)
キャットアイサイコンの旗艦級モデル。GPS付きにして簡易ナビ機能あり。
しかし、アマゾンレビューなどでは公称ほどの持続時間がないこと、GPSの精度が悪くてセンサーをつけなくては正確に速度を検出できないこと、ライドが終わった後で走行ログをサイコンからPCに移すのに他社製品よりも速度が遅いといった点から、上級者以上にはお勧めできない製品になっている。そういう人たちはガーミンやブライトンの製品を買うだろうし。
アマゾンの価格は旗艦のアベントゥーラよりも、ガーミンのエントリー機であるEDGE 130plusの方が高い。このことが世間の評価を如実に物語っている。
ボルト6000
キャットアイのライト製品を語る上で、外せない機種。
なんといっても6000ルーメンの圧倒的な光量誇るライト。その下が1700なのだから、ものすごさが分かろうかというものである。6000ルーメンで照らせるのは1時間ばかりであるが、その6分の1にあたる1000ルーメンでも8時間、500ルーメンなら12時間は持つ。500クラスの持続時間が1時間半なのだから尋常ではない。
その代わりに価格も半端でなく、定価が税込みで11万……
店舗専用商品であり、こんな代物を常時置いているとは思えないのでおそらくは店舗で注文入手という形になるのだろう。
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関連項目
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