概要
主に就職・転職を希望している人に対してアドバイスを行うのが仕事である。その人の経歴や特技、家庭の事情などの情報を得て、その人に向いていそうな仕事を教えてあげるのが仕事とされる。また、学生やブラック企業の社員からの相談に乗ることも多い。
主な勤務先としてはハローワーク(公共職業安定所)や人材派遣会社、学校などがあげられるが、中にはカウンセラーとして一般企業に勤務している人もいる。
近年はブラック企業や非正規雇用などが社会問題となっているため注目されている資格・職業の一つだが、必要性が高い割に待遇はあまり良いとは言えず、また、後述するように資格を取るまでのコストが結構かかるためお世辞にもオススメの資格とは言い難い。
あくまで業務独占資格や必置資格(設置義務資格)ではないからかキャリアコンサルタントの資格が無いとできない仕事は少ないため、一部界隈では「官製資格商法」と呼ばれているらしい…。
2016年から国家資格(名称独占資格)になったため、資格を持っていない人がキャリアコンサルタントを名乗ることができなくなった。
資格の取り方
キャリアコンサルタントの資格を得るためには国家試験に合格しなければならないが、この国家試験は誰でも受験できるというものではない。
国家試験を受験する前に、以下のどちらかの条件を満たさなければならない。
国家試験は学科科目と実技科目がある。学科科目は4択問題が数十問出題される。実技科目では小論文と面接がある。
国家試験に合格すればキャリアコンサルタントの資格が手に入るが、その後も資格を維持したければ定期的(5年おき)に講習を受け続けなければならない。
関連項目
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