キュレムとは、ポケットモンスターに登場するNo.646のポケモンである。初登場はブラック・ホワイト。
基礎データ | |||
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名前 | キュレム | タイプ | |
英語名 | Kyurem | 高さ/重さ | 3.0m / 325.0kg(キ) 3.3m / 325.0kg(B) 3.6m / 325.0kg(W) |
分類 | きょうかい | 特性 | プレッシャー (キュレム) |
全国図鑑 | #646 | テラボルテージ (ブラックキュレム) |
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ジョウト | #― | ターボブレイズ (ホワイトキュレム) |
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ホウエン | #― | グループ | タマゴみはっけん |
シンオウ | #― | 孵化歩数 | ???? |
イッシュ | #152(BW) #297(BW2) |
性別比率 | ふめい |
世代 | 第五世代 | 努力値 | HP+1 こうげき+1 とくこう+1 |
進化 | 進化しない |
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種族値 合計660(キュレム) | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
125 | 130 | 90 | 130 | 90 | 95 |
種族値 合計700(ブラックキュレム) | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
125 | 170 | 100 | 120 | 90 | 95 |
種族値 合計700(ホワイトキュレム) | |||||
H P |
攻 撃 |
防 御 |
特 攻 |
特 防 |
素 早 |
125 | 120 | 90 | 170 | 100 | 95 |
図鑑説明
- ポケットモンスターブラック
- きょうりょくな れいとうエネルギーを たいないで つくりだすが もれだした れいきで からだが こおっている。
- ポケットモンスターホワイト
- きょくていおんの れいきを つくるちからを もっているが じぶんのからだを こおらせてしまっている。
- ポケットモンスターブラック2・ホワイト2
- うしなった からだを しんじつと りそうで うめてくれる えいゆうを まつ こおりの でんせつポケモン。
概要
キュレム
- 灰色の体を持った伝説のポケモン。こおり/ドラゴンという珍しい複合タイプをもち、カゴメタウン北にあるジャイアントホールの奥で主人公を待ち構える。カゴメタウンではこのジャイアントホールにおちた隕石と、そこから夜な夜な現れる冷たい「ばけもの」の昔話が聴けるが…?
- 種族値合計はレシラム・ゼクロムより20低い660。「クロスフレイム」のレシラム、「クロスサンダー」のゼクロムに対して「クロス○○」ではなく「こごえるせかい」という専用技を覚える。
- 『きょうかい』という意味ありげな分類、ブラック・ホワイトのメインシナリオに関わらない、ダンジョンにひっそりと潜む伝説のドラゴンなど、第4世代のギラティナ及び第3世代のレックウザを思い起こさせる。
- 『ブラック2・ホワイト2』では活動を再開したプラズマ団によってジャイアントホールから捕獲されてしまい、イッシュ地方を氷漬けにしようと企むプラズマ団の道具として利用されている。ある意味今作のヒロイン?
- 2012年夏のポケモン映画『キュレムvs聖剣士ケルディオ』では華々しくタイトルを飾り、メインのポケモンとして登場。4体と1セットの伝説のポケモンが登場するという映画の構図は、1999年の『ルギア爆誕』に通じるものがある。
- 専用技の「こごえるせかい」は100%の確率で素早さを下げる特殊攻撃技(なぜか威力が65と低い。一応性能的にはこごえるかぜの上位版だが威力が10上がっただけ)。
- どうでもいいが「ハイパーボイス」を覚える。そして生息している場所が「ジャイアントホール」である。キュレムは歌が音痴でジャイアントホールに生息しているポケモンの耳を壊してそうである。
- しかも自分の発生させた冷気で凍っちゃうなんて可愛い。火鋼のゴキブリポケモンみたいである。伝説のドラゴンポケモンとしては珍しく『がむしゃら』を覚えるのも可愛い。
- そのままでは伝説戦では火力が中途半端で技範囲も微妙なので、対戦では基本的に後述のフォルムチェンジした姿で運用される。
ブラックキュレム・ホワイトキュレム
- 『ポケットモンスターブラック2・ホワイト2』に登場したキュレムの別の姿。
『ブラックキュレム』 | 『ホワイトキュレム』 |
なきごえ | なきごえ |
- キュレムとゼクロムorレシラムが合体した姿である。
- 手持ちにゼクロムorレシラムとキュレムが居るという条件下で、たいせつなもの「いでんしのくさび」を使うと、なんとキュレムともう一匹が合体してフォルムチェンジする。
- 攻撃or特攻が170と言う脅威の数値を誇り、共にデオキシスに次いで全ポケモン中2位の能力を誇る。種族値の合計700もアルセウスに次ぐ2位。
特にホワイトキュレムはふぶき、クロスフレイム、りゅうせいぐんと高い特攻を存分に活かせる技を併せ持つため伝説戦での活躍が期待されている。
逆にブラックキュレムはその攻撃力を活かせる技が非常に少ない。主戦場になるダブルバトルではげきりんは相手を選べないためかなり不安定、フリーズボルトは溜め技のため扱いづらく、その他の物理技はタイプ不一致・・・とホワイトキュレムに比べてかなり残念な子扱いされている。 - 前作『ブラック・ホワイト』でも少し触れられていた「ゼクロムとレシラムはとあるポケモンが分離した姿であり、キュレムはその抜け殻」というエピソードが『ブラック2・ホワイト2』では前面に出てきており、このフォルムは3体の関係をより深く知る手がかりになった。
- ブラックキュレムは「フリーズボルト」、ホワイトキュレムは「コールドフレア」という専用技を覚える。威力は両方とも140であり、1ターン目でチャージして2ターン目で攻撃を行う技である。
またフォルムチェンジ時にキュレムが「こわいかお」を覚えている場合、FC後にこれがクロスサンダーorクロスフレイムに変化する。 - ストーリーでもフォルムチェンジ姿と戦うイベントがあるが、この時は捕まえられないようになっているので、ルカリオのインファイトで瞬殺する必要がある普通に戦って倒す必要がある。
捕まえるにはシナリオクリア後、さらにいくつかのイベントをこなしてジャイアントホールにキュレムが戻ってきてからである。「いでんしのくさび」もここで手に入れるので、前作から連れて来たキュレムを合体させるだけでもここまで進める必要がある。 - ウルトラサンムーンではゼクロム・レシラムや他の伝説ポケモン同様、ウルトラホールの先でエンカウントして入手する。キュレム入手後エーテルパラダイスにて「いでんしのくさび」を入手できる。
ソードシールドではウルトラサンムーンからPokémon HOME経由で転送して入手するか、「冠の雪原」DLCで入手するかの2択となる。「いでんしのくさび」はキュレム入手後にラテラルタウンで入手できる。 - 時期は移り第8世代・ソードシールドで登場した新要素ダイマックスとの相性は2匹とも良好。また、一番ネックだった「すばやさをあげる手段」の選択肢が増え、こだわりスカーフ・カムラのみ・ダイジェット・りゅうのまい、教え技のスケイルショットと困らない。
- ブラックキュレムはりゅうのまい・フリーズドライ・絶対零度・つららばりと非常に有用な技を多く習得し、積みエースとして磨きがかかった。ただし物理技では環境を席巻するザシアンに有効打が無く、もっとも威力が出る「りゅうのまい+いのちのたま+ダイサンダー」でも耐久無振りザシアンすら確1には出来ない。彼をエースにするならばステルスロックよりも鋼に半減されない「まきびし」を用いても面白いかもしれない。両刀型にして大地の力を仕込むのも良いが、努力値配分が非常に頭を悩ませる。
- ホワイトキュレムの方は新規習得で有用なのはフリーズドライくらい。だが7世代までは不一致等倍技しか通らない事で簡単に止められていた「カプ・レヒレ」「アシレーヌ」「マリルリ」といった水/フェアリーすら後出しを許さないようになった事で、タイプ受けはほぼ不可能となっている。龍星群・フリーズドライを半減にし、だいちのちから・クロスフレイムを等倍に抑えるポケモンは存在しない。と書くとトップメタのように思えるが、実際はすばやさが足りない・スカーフやメガネでこだわると起点になる・ラッキーやポリゴン2で止まる・ダイジェットを打つために物理飛行技で1つ埋まる、突撃チョッキetc...様々な要因で割りと簡単に止まるため、実は両者とも中堅に落ち着いているのが現実である・・・。
- ちなみに第8世代では素のキュレムにも光明が見えており、珠ダイアースでザシアンを確1に持ち込めたり、竜舞珠ダイドラグーンで輝石ラッキーをステロ1回込みで撃破したりと、フォルムチェンジ後と比べて攻撃種族値、特攻種族値10の差がトップメタ集団相手に「両刀の強み」として表れている。色々とダメージ計算をハジいてみると意外にやれる子というのがわかる・・・かも。(もちろん努力値配分や性格をどれにするかは頭痛のタネ)
アニメでのキュレム
- 劇場版ポケットモンスターベストウィッシュ『キュレムvs聖剣士ケルディオ』に登場。
- 前作のレシラム・ゼクロムと違って、ゲームでの設定から生息地関係だけでなく生まれにまつわる設定も大きく変えられており、映画でのキュレムは「抜け殻」ではなく「レシラム・ゼクロムの能力を兼ね備えた最強のドラゴンポケモン」となっている。
- フォルムチェンジ姿も登場する。ゲームだと「抜け殻」であるため中身を取り込まないと姿を変えられないが、映画ではそんな必要はなく任意でチェンジできる。しかも戦闘中にホイホイ変わる。
- 普通に人語を喋る。声は実写ちびまる子ちゃんやトリビアの泉の司会等を担当していた高橋克実
お絵カキコ
関連動画
関連項目
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