キュ荒ブリーとは『ハピネスチャージプリキュア!』に登場する、キュアラブリーが荒ぶる様子を表現した言葉である。
概要
初めて変身してからなかなかの攻撃のポテンシャルを見せたキュアラブリーこと愛乃めぐみ。その評価が一変したのが第4話でのある一コマだった。
劣勢のキュアプリンセスに加勢するラブリー。そこで見せたのはなんと、戦闘員であるチョイアークを両手に持ち、鈍器代わりにしてサイアークに殴りかかる姿だったのである。これまでのプリキュアはもちろんのこと、スーパー戦隊や仮面ライダーを始めとする、特撮・アニメでのヒーロー・ヒロインがこれまでやった事が無い攻撃を繰り出したのである。
この光景を見た視聴者は唖然とし、こう呼ぶようになった。「きゅあらぶりー」、「きゅ荒ぶりー」、「キュ荒ブリー」と。誰がうまいことを言えと、というツッコミもあろうが、それでもあのときのラブリーの勇姿はこう呼んでしかるべき物だった。
しかも、以降の回ではより荒ぶる姿を見せるようになる。
- プリキュアなのにまさかの目からビーム(正確には目に当てた親指と人差し指で作った輪っかからビームでてるそうなんだが)、しかも後には連射や乱射も可能に
- 拳状の巨大エネルギー弾を発射。しかも終盤の戦いでは超巨大なものを投下
- エネルギーで生成した光の剣で戦闘。しかもよっぽど使い勝手がいいのか登場頻度が結構高く、映画では新規バンクで登場して主戦武器と化すわ、さらにはイノセントフォームでカウンターからの居合い切りを炸裂させるわ…
- 胸から熱光線を発射
- キュアブロッサム、キュアダイヤモンドに続く3人目のおしりパンチ
- 倒れて立ち上がったときにとったポーズがブルース・リーのそれ
- 回転しながらパッションダイナマイトを連発
- ラブリーシャイニングインパクトのバリエーションとしてどっかのモビルファイターのように掌を直接当てて攻撃
- キュアドリームのお株を奪うような、プリキュア・シューティングスターを彷彿とさせるダイビングアタック
- ラブリーパンチといっておきながらチョイアークたちを拳からのビームで一掃
- 逃走するチョイアークたちをハートリストラクションで追い打ち
- プリキュア大爆発ならぬラブリーエクスプロージョンボンバーで大量にのしかかったチョイアークたちを吹き飛ばす
- 通常フォームのままサイアークと共に大気圏を突破、宇宙をバックにガイナ立ちしてからの、ラブリーハートスタンプでエネルギー体もろとも地表にたたきつける
- クイーンミラージュとの女の修羅場対決で、火に油を注ぐ発言を連発するわ、ジャイアントスイングするわ、鏡を背に壁ドンならぬ鏡ドン→そのまま鏡を破壊するわ、最後はシリーズ恒例ドラゴンボールばりのバトルをするわ……(対抗するミラージュ様も相当な物があったが)
- 悪堕ちした誠司に対し、「誰にも邪魔されずに二人っきりで話がしたかったから!」と拳で語り合う、しかも笑顔で
- フォーエバーラブリーになってもレッドとドラゴンボールばりのバトルをしながら拳で愛を語る
このうち上4つについて言えば、お前それどこの永井豪原作・東映動画制作アニメのロボットだ、と言わんばかりの物であった。まさに荒ぶっている。むしろ、OPテーマにある「このキュアラブリーは無敵なんだから!」という台詞を地で行く物である。そりゃあラブリーの怒りの形相を見たチョイアークたちも恐れおののきますって……
もっとも、本作の設定ではイメージしたことが形となって攻撃できるようであるし、そのポテンシャルさえあればより破壊力のある攻撃も可能と言うことになる。現に仲間のキュアハニーも宇宙空間からエネルギー体を降下させてサイアークの大群を一掃する程度のMAP兵器と化しているし。そうするとラブリーはもちろんのこと、プリンセスやフォーチュンも?……と思っていたら4人でサイアークの大群を一掃できる一個師団と化していた……本当に大丈夫か幻影帝国。→大丈夫じゃありませんでした。
そんな頼もしい仲間も揃った中でもオールスターズでも荒ぶる姿を見せるであろうキュアラブリー。2015年の『春のカーニバル』でもドロボーン達にラブリービームをぶっ放し、これを見たキュアフローラから喝采を浴びた。さらに2018年の『オールスターズメモリーズ』ではラブリービームを炸裂させたら、発射した指の輪っかから硝煙が出てるんですけどこの人。これからもその荒ぶりよう、そして活躍に期待したい。
ニコニコにおけるプリキュアMADにおいては、ラブリーの技が上述のように同じ東映アニメ作品の「マジンガーZ」に酷似しているためか、それを題材にした作品が多いようである。
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