キリザキ君は。とは、2017年6月23日にRPGアツマール(ゲームアツマール)にて配信された、幕末志士作の恋愛シミュレーションゲームである。ゲームアツマールのサービス終了によりプレイ不可能になった。
概要
2017年2月18日・25日に放送された幕末ラジオ78・79回にて公開された、西郷によるゲーム「隣のキリザキ君」を元に制作されたのが本ゲームである。
「隣のキリザキ君」は、西郷をモチーフに女性化したキャラクターである盛子視点で、高校時代の坂本をモチーフにしたキャラクターであるキリザキ君と共に学園生活を送る恋愛ノベルゲームであった。
「キリザキ君は。」の制作にあたって、キャラクター名の表記変更やシステムの大幅な変更・追加が行われている。
主人公である「高 モリ子」(名前は変更可能。本項では「モリ子」と表記する)を操作して、キリザキ君の好感度を変化させるのがこのゲームの目的。
「アドベンチャーパート」では、キリザキ君や後述のN美との会話を楽しみつつ、キリザキ君との会話における選択肢を選択することで好感度を変化させていく。
「アクションパート」では、モリ子操作してキリザキ君に関するミッションやミニゲームの結果で好感度を変化させることが出来る。
キーボード、マウス、タッチのいずれでも操作が可能で、スマホでもプレイが可能である。
「アドベンチャーパート」においてのキーボード操作は、Escキーで選択項目のキャンセル、スペースもしくはShiftキーで会話の早送りが可能である。また、「アクションパート」では、Shiftキーで走ることが可能である。
ゲーム内の随所に幕末志士に関する小ネタが隠されているので、幕末志士好きはそれを楽しむのもよいだろう。
「アクションパート」におけるミニゲームは、ほとんど幕末ラジオ内で西郷が公開した西郷作のゲームがベースになっている。
ルートについて
ルートはA・B・C(Normal/True)の四つあり、以下のように分岐する。
分岐点①:『5月2日(校門)』
・『ここで待つ』→ルートA
・『探しに行く』→ルートB・C(『好感度が300未満』ならB、『好感度が300以上』なら分岐点②)
分岐点②:『5月2日(自宅)』
・『 行く 』『やっぱり行く』→ルートB
・『行かない』『行きたくない』→分岐点③
分岐点③:『5月6日(校門)』
・『あきらめる』→ルートC(Normal)
・『渡しに行く』→ルートC(True)
主要キャラクター
高 モリ子(タカ モリコ)
本作の主人公。緑のリボンと三つ編みが特徴である。高校1年生。
モデルは「幕末志士 西郷」。
霧崎 鋭(キリザキ エイ)
頬に星のシールを付けているポニーテールの少年。独特な雰囲気がある。高校1年生。
モデルは「幕末志士 坂本」の高校生時代。
N美(エヌミ)
金髪長髪の天真爛漫な少女。カレーが好き。高校1年生。
モデルは、幕末志士の坂本と西郷の共通の友人であるN君。N君についてはニコニコ大百科の「幕末志士」のサポートメンバーの項目を参照。
霧崎 美伊(キリザキ ミイ)
キリザキ君の妹。ほぼ毎日校門の前でキリザキ君を待っている。年齢不詳だが、ランドセルを背負っているので小学生であることが伺える。
製作スタッフ
- 監督・総指揮:幕末志士 坂本
- シナリオ:幕末志士 坂本
- キャラクターデザイン:幕末志士 坂本、O(Team M)
- イラスト:O(Team M)
- ドットデザイン:M(Team M)
- プログラム:M(Team M)
- 素材提供:Yanfly Engine、KNT graphics:矢神ケント、魔王魂
- スペシャルサンクス:幕末志士 西郷、株式会社ドワンゴ
このように、豪華な製作スタッフが集まった。(Mさんは幕末志士のサポートメンバーの項目を参照)
Oさんは本人の希望で、名前を公開したくないとのこと。
なお、元々はシナリオもTeam Mのライターが担当する予定であったが、キリザキ君のキャラクター再現が難しすぎる(キリザキ君怖い)という理由で坂本が担当している。(元ネタの隣のキリザキ君を書いた西郷も「ゲーム製作をチームでやるのは恥ずかしい」という理由で拒否している)
関連動画
幕末ラジオ 第78回(隣のキリザキ君実況プレイ)
第79回(幕末志士星+となキリII)
関連商品
関連項目
外部リンク
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