基本データ | |
---|---|
正式名称 | キルギス共和国 Кыргыз Республикасы Киргизская Республика |
国旗 | (未作成) |
国歌 | キルギス共和国国歌![]() |
公用語 | キルギス語,ロシア語 |
首都 | ビシュケク(Bishkek) |
面積 | 198,500km²(世界第84位) |
人口('22) | 約663万人(世界第110位) |
通貨 | ソム(KGS) |
政治体制 | 共和制 |
標準時 | UTC+6(KGT) |
キルギスとは、中央アジアの国である。正式名称はキルギス共和国。
概要
北にカザフスタン、東に中華人民共和国、南にタジキスタン、西にウズベキスタンの4か国と国境を接する内陸国である。
近年、中国の経済発展に伴い、中国から中央アジアへの貿易や交通の中継地点としての役割が強まっている。
日本語の「キルギス」はロシア語由来であり、キルギス語では「クルグズ」である。英語は"Kyrgyz"、もしくは"Kirghiz"。
日本語漢字では「黠戛斯」と表記され、中国語では「吉爾吉斯(吉尔吉斯)」。
首都はビシュケク。ソ連時代はフルンゼであった。これは共産主義活動家の名前から採用されたものである。独立後は旧名称に戻した。
歴史
- 19世紀後半…ロシア帝国の支配下に
- 1936年…キルギス=ソビエト社会主義共和国としてソビエト連邦構成国入り
- 1991年…ソビエト連邦から独立、キルギスタン共和国となる
- 1992年…国連加盟
- 1993年…新憲法採択、国名をキルギス共和国に変更
- 2005年…チューリップ革命
- 2010年…キルギス騒乱
民族・宗教・言語
大多数をキルギス人が占める。かつては放牧生活をしていたが、現在は定住している。
次にロシア人、そして中央アジアの民族が定住している。
公用語はキルギス語とロシア語である。キルギス語の文字体系はラテン文字(ローマ字)で始まった。その後ソ連の影響下でキリル文字に変化し、現在に至る。また旧ソ連で、現在もCIS諸国の一つであるため、ロシア語も公用語となっている。
経済・産業
高原では牧畜業、川や湖の周辺では灌漑農業が盛んである。綿、小麦、タバコなどが主要作物である。
地下資源と水力資源に恵まれており、今後も開発が続けられていく見通しである。
その他
- 1999年、同国内の鉱山で日本人技術者と通訳者、4人が誘拐される人質事件が発生した。イスラーム武装勢力、ウズベキスタン・イスラム運動によるもの。結局、無事に解放された。
- アメリカとロシア、双方の軍隊が同国内に基地を構えていたが、2014年にアメリカが撤退した。
関連動画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt