キングスマン(Kingsman:The Secret Service)とは、マーク・ミラー、デイヴ・ギボンズによるコミック及びそれを実写化した2015年公開のイギリス映画である。
概要
イギリスの国際諜報機関「キングスマン」の活躍と、亡き父の後を継ぎキングスマンの道を選んだ青年の成長を、ユーモアを交えて描いたスパイアクション映画。往年の007やスパイ大作戦など、ウィットと創意工夫にあふれた時代のクラシックスパイ映画にオマージュを捧げたパロディ映画的な側面もある。
監督はマーク・ミラー原作の「キック・アス」映画化や「X-MEN ファースト・ジェネレーション」で高い評価を得たマシュー・ヴォーン。キック・アス同様キレのあるバイオレンス・アクションとジョークセンス、そして魅力的なキャラクター描写でこの作品も絶大な人気を勝ち取っている。
続編の「キングスマン:ザ・ゴールデン・サークル」が2017年に公開される。
あらすじ
英国のテーラー(仕立て屋)キングスマンは極秘裏に結成された独立諜報機関。
ある時、仲間をかばい殉職したエージェントの息子・エグジーのもとに勲章が贈られる。
裏に刻まれた電話番号に連絡すれば、エージェント達が彼の力になるという。
時は経ち、父の死によって荒んだエグジーは暴走運転のかどで逮捕されてしまう。
苦し紛れに勲章の電話番号に助けを求めると、キングスマンのエージェントを名乗る男が現れる。
彼こそエグジーに勲章を渡した張本人・ハリーだった。
キングスマンは各国で多発する原因不明の暴動や著名人の失踪事件を追ううち、エージェントに犠牲者を出していた。
ハリーはエグジーにエージェント選抜試験のチャンスを与えに来たのだ。
エグジーが順調に試験をこなす中、ハリーもまた失踪事件のカギを握る人物に接近を図る。
それは、世界有数のIT長者・バレンタインだった……。
登場人物
キングスマン達のコードネームは、アーサー王伝説の円卓の騎士にちなんでいる。
- ゲイリー・”エグジー”・アンウィン - 演:タロン・エガートン
- ハリー・ハート - 演:コリン・ファース
- リッチモンド・ヴァレインタイン - 演:サミュエル・L・ジャクソン
- マーリン - 演:マーク・ストロング
- アーサー - 演:マイケル・ケイン
- ロキシー・モートン - 演:ソフィ・クックソン
- ガゼル - 演:ソフィア・ブテラ
- アーノルド教授 - 演:マーク・ハミル
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関連項目
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