キンタロスとは、特撮ドラマ『仮面ライダー電王』の登場キャラクター。
関西弁と剛力と熱い人情に定評があるイマジンである。
俺の概要にお前が泣いた!
『仮面ライダー電王』の主人公・野上良太郎に3番目に憑依したイマジン。
(※ちなみにリュウタロスが憑依したタイミングを考慮すると、4番目…一番最後に憑依したイマジンである。)
喋りは関西弁であり、口癖は「俺の強さにお前が泣いた」「俺の強さは泣けるでぇ!」「泣けるでぇ!」
首を捻って音を鳴らす癖がある。
人情に厚い優しい性格で、人の為に自分を犠牲にしようとする一面がある。また、その馬鹿力で加減が判らずに頻繁に物を壊してしまう事も。イマジンのくせに絵に描いた日本男児のような性格をしており、古風な所がある。
当初は良太郎ではなく、空手家の本条勝に憑依しており、本条が持つ、童話『金太郎』に出てくる熊のイメージが具現化されキンタロスの外観となっている。本条の「もう一度空手がやりたい」の願いを叶えるべく奔走している中、良太郎らと出会う。
過去の世界でライノイマジンと一戦交えた際、本条を庇って攻撃を受けて消滅しかかるが、良太郎の助言により彼に憑依し、以後は良太郎と共に協力し闘う様になった。
イマジンが使命達成の為に契約者の願いを都合よく曲解する事が多い中、使命を忘れて本条の為に尽くした人情家。自分を救ってくれた良太郎に恩義を感じている他、良太郎の良い所を当初より認めていた。デンライナーのイマジン達の中では比較的良識派であり、協力的であるのだが、人情で暴走しがちな事や、後述の様に眠りっぱなしである為、あんまり頼りにされていない。…まぁ熊だしなぁ。
基本的にはいつもデンライナー内でぐっすり眠っており、梃子でも起きる様子が無い。
が、「泣く(なく)」、「泣ける(なける)」(又は似たような響きの言葉)が聞こえると、急に飛び起き、「泣けるでぇ!」と叫び良太郎に憑依する。
電王アックスフォーム時においてはデンガッシャーアックスモードによる接近戦を得意としており、パワーと防御力は基本4フォーム中、最大である。電王に変身していないイマジン時は斧「キンタロスアックス」を振りかざして豪快に戦う。必殺技は斧を大上段から叩き下ろす「ダイナミックチョップ」で、技が決まった後で技名を名乗る。…後で言うんだ。
超・電王トリロジーのエピソードBLUEでは「キンタオノ」という斧に変化。テディ不在のNEW電王に武器として使用された。
余談であるが、電王でデザイナーとして携わった韮沢靖によると、スーツアクターの岡元次郎から更にイメージしてロボコップをモデルにしているとの事。
今までにキンタロスが憑依した人物
キンタロスが人に憑依すると、瞳が金色になり、髪型は金色のメッシュが入った長髪となり、後ろで束ねる。
また、エピソードによっては和服を着る事もある。
- 本条勝
- 野上良太郎(仮面ライダー電王全シリーズ)
- 門矢士(仮面ライダーディケイド)
- 光夏海(仮面ライダーディケイド)
- 力(超・仮面ライダー電王)
- 仮面ライダーコーカサス(※ディエンドによる召喚)(超・仮面ライダー電王)
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