キン肉マンゼブラとは、漫画・アニメ『キン肉マン』に登場するキャラクターである。
概要
説明
キン肉スグルのキン肉星大王即位を阻止しようと企む邪悪の神々によって擁立された王位継承候補者「運命の5王子」の一人。スグルと同じ病院で産まれ、生年月日も一緒。「技巧チーム」を率いる。邪神が憑依しているため超人強度は神と同じ1億パワー。本名はパワフルマン。
神がかり的な技術を持ち、技巧の神が憑依する前からキン肉族三大奥義の一つマッスル・インフェルノを習得し、キン肉ドライバーを返してみせた。超人ボクシングのスーパー・ヘビー級チャンピオンという経歴の持ち主。また、あらゆる労働で鍛えた筋力も武器の一つ。
全身が名前通りシマウマの模様で覆われている。この縞模様は自身のファイトスタイルを表しており、白・黒模様時では超人ボクシングを中心としたクリーンファイトで戦うレスラーとなり、正々堂々とした紳士的な戦いを行い観客にも好評。灰色・黒模様時になると相手を血祭にあげる残虐ファイトに移行。手段を選ばない残酷な戦いを繰り広げ、凶器攻撃も辞さない。この灰色・黒模様時が本来の姿である。白・黒模様から灰色・黒模様へはチームメイトであるパルテノンの技”影の衣”を浴びる事で変更される。灰色・黒模様から黒・白模様へは変更出来るのか、パルテノンが居なかったらどうしたのかは不明。
スグルの下へ次々と現れる援軍をあっさり認める心を持つが、金への執着が強い性格。友情などを否定し、金さえあれば何でも買える、金以外では何一つ信用していないと語っている。パルテノンが倒された際に散らばった札束(アニメでは金塊)を観客が見ているにも関わらず一心不乱に掻き集めた事からも、金への執着の高さや心は貧しいままという事が分かる。金と野望のために今まで一緒に育ってきたシマウマを殺しているが、この時の心の傷を今も負っている。
技巧チームの面々も大金で集めた。ただし、金で集めたチームでは結束力が心配だったのか、「ゼブラメダル」というメダルを特注して所持させて少しでも団結力を上げようとしている。
プロフィール
- 所属・・・運命の5王子・技巧チーム大将
- 出身・・・キン肉星(エントリー上はアフリカのナミビア)
- 身長・・・220㎝
- 体重・・・154㎏
- 超人強度・・・1億(パワフルマン時代は97万パワー)
- 生年月日・・・1960年4月1日
- 年齢・・・登場時24歳
- 強さの秘訣・・・鉄の精神又は非情の精神
活躍
前半生
1960年4月1日にキン肉星の病院でスグルや他の5王子と一緒に産まれる。誕生直後に病院で火災が発生。この時のゴタゴタに巻き込まれる。
ゼブラが産まれた家は貧困に苦しむ農家だった。貧乏な家で暮らすゼブラは物心ついた頃から立身出世を目指すようになり、偉くなるためには大金が必要と考える。金を稼ぐためにどんな仕事でも進んで引き受け、立派な青年になる頃には凄い量の金を集めていた(ゼブラの目的は大金で暮らすのではなく偉くなること)。また、シマウマの「キッド」とは苦難を共にした親友であり、家族同然だった。
金を貯めたゼブラは偉い超人への近道として正義超人協会に入る事を目指し、通常の方法では時間が掛かり証明された実力も必要と考え裏口入会しようと図る。しかし、金が僅かに足らず拒否されてしまう。キッドの毛皮を金に換えれば入会出来ると言われたゼブラは悩みながらも立身出世を優先しキッドをマッスル・インフェルノで惨殺。その毛皮で不足分を埋め入会に成功する。
以降、ゼブラはキッドを殺した心の傷から逃げるように金の亡者となり、金しか信用しなくなる。また、金と目的のためなら何でも出来る非情な精神を身に付けた。
正義超人協会に裏口入会したゼブラは、すぐに頭角を表し有力超人となる。超人ボクシングを習得し超人ボクシング・スーパー・ヘビー級チャンピオンの座に輝いている。しかし、ゼブラの野心は満足しておらず、更なる栄光を求めていた。そんな時に技巧の神に見出され憑依される。全超人の頂点に立つといっても過言ではないキン肉星大王の座を奪い取る事を目論見、金の力で凄腕超人を集め「技巧チーム」を結成。キン肉星王位継承サバイバル・マッチに参加する。
キン肉星王位争奪編
キン肉星王位継承サバイバル・マッチ準決勝で姫路城にてキン肉マン・チームと対戦。キン肉マン・チームは1回戦の飛翔チームとの戦いの傷が癒えておらず技巧チームが有利かと思われたが、スグルの援軍としてウォーズマンやラーメンマンが駆け付けた事で戦いは互角となり、勝負は関ケ原格闘城でのキン肉スグル、ロビンマスク・コンビ(ブルーインパルス)とゼブラ、パルテノン・コンビの決戦に持ち込まれた。
当初は白・黒模様のクリーンファイトで戦い、高い技術力を活かした高等テクやスグルを押し負かすパワーで試合を優位に展開する。しかし、スグルとロビンのツープラトン”日英クロスボンバー”を喰らいたまらずダウン。雇い主のピンチにパルテノンが救出に入り、”影の衣”の力でゼブラの真の姿である灰色・黒模様を引き出す。
灰色・黒模様となったゼブラは情け無用の残虐ファイトを展開。鉄球を握ったパンチや鉄パイプ攻撃など血生臭い凶器攻撃の数々を披露。パルテノンとのツープラトン技キャンバス・プレッサーや三大奥義のひとつマッスル・インフェルノで追撃し、未完成マッスル・スパークを失敗したスグルを心身共に追い詰め、さらにパルテノンがロビンを体内に閉じ込めたことで圧倒的に優位に立つ。しかし、ロビンとラーメンマンの激励によって奮い立ったスグルの抵抗に遭い、しかも相方のパルテノンがアノアロの杖によって脱出したロビンに倒され、勝負は1対1の大将戦になる。
一騎打ちも優位に戦いを進め、火事場のクソ力無しとはいえキン肉ドライバーを「過去の異物」と切り捨てて返し、スグルを満身創痍に追い込む。勝利を確信したのか、自分のキッドを殺した過去話を語り、次の試合に備えてロビンとラーメンマンをスカウトするが当然ながら拒否られた。ロビンらへの見せしめも兼ねてマッスル・インフェルノでトドメを刺そうとする。その時、キッドの魂がスグルに宿り、その状態でロデオ・スキップを発動され振り落とされてしまう。そのまま未完成マッスル・スパークを受け、遂に敗北した。
敗れたゼブラは、キッドはロデオ・スキップを使えばマッスル・インフェルノを外せて助かったのに使わなかったのかと言う。スグルは友の幸せのために自らを犠牲にしたと語り、ゼブラは涙ながらにキッドへ謝り倒れた。アニメではこの時に息絶えたようだ。その後、儀式のためにマスクを外された。
漫画ではまだ生きていたが、担架で運ばれる途中で隣のリングで戦っていたプリズマンのレインボー・シャワーが当たってしまい死亡・白骨化。カピラリア七光線説明のための犠牲者となった。
アニメ最終回でスグルのフェイス・フラッシュのおかげで蘇生復活した。
余談
このスグル・ロビンマスクVSゼブラ・パルテノンの試合のジャンプ連載時には、試合途中に作者ゆでたまごの1人・嶋田が病気で3か月間連載が休載している。
再開した回ではスグルは休載前からずっと同じポーズだったから体が動かないと愚痴り、ロビンはあまりに長い休載のあまりリングにハンモックをかけてマスクを外して熟睡している。
ゼブラはその間ずっと自らのパンチを顔にめり込ませながら耐えていた。
オメガ・ケンタウリの六鎗客編
2017年開始のキン肉マン新シリーズでは再びゼブラマスクをつけて他の運命の王子たちと共にオメガ・ケンタウリの六鎗客との戦いに参戦。
イタリアのデルモンテ城に設置された八角形リングにてマリキータマンと対戦する。試合はボクシングスタイルから始まり、互いの力量を図りながら一進一退の攻防となった。
しかし、途中からマリキータマンに黒いゼブラにならない事を指摘され、白を切るゼブラに「ロールシャッハ・ドット」で心理状況を看破される。
全てを見たくなったというマリキータマンに対し、今のままで十分というゼブラをコキネリツイスターからの派生技「ロールシャッハ・インフリューエンス」によって半ば強引に黒いゼブラを呼び起こす。
黒ゼブラに移行し、片手でマリキータマンを投げる程の剛腕と白以上の俊敏な動きをして「真・マッスル・インフェルノ」を繰り出す等猛攻をする。
しかし、マリキータマンは心理状況を把握していた為、「シェルタリングヒューパ」からの防御から一気に逆転の攻めを受けてしまう。
そこでマリキータマンから、黒の方が弱いと指摘。それは白黒二つの形態がキッドを殺した時の罪悪感から生じた二重人格であること、さらに邪悪神やパルテノンからの力を受けていなかった為か実は黒ゼブラの方が弱かったというこれまでの認識を覆す事実が判明。
それを言われたゼブラは怒り、また白ゼブラの諌めを聞かずに戦うがその意固地な部分が最大の欠点となり、更にダメージを追ってしまう。
薄れる意識の中で、白ゼブラが自身の罪を認めて詫び、黒との和解とキッドへの思いを経て再び一人のゼブラとして立ち上がるものの、そうして体勢を立て直すまでに、長い間マリキータマンの猛攻を受けすぎた為、体に蓄積されたダメージは甚大だった。
大技の「マリキータ・エリコプテロ」を食らいKO寸前だったが、心は折れず立ち上がる姿にマリキータマンは驚愕。
最後にキッドの思いを乗せた「真・マッスル・インフェルノ」で勝負を賭けるが、体力が尽きていたために外されてしまい、逆に天道羽根抜刀で切り裂かれ、そこからマリキータマン最大の技「マリキータデッドリーライド」で遂にKOされてしまった。
試合後はオメガマン・アリステラ以来二人目の強豪に敬意を表したマリキータマンに対しオメガ勢の心情を理解した上で「サタンを絶対信用するな」と最大限の忠告をして倒れた。最終的にサタンは六鎗客を見限りアリステラを抹殺しようとするのだが、それをマリキータマンが身を挺して守り、ゼブラの忠告が活きる形となった。
余談
前述の王位争奪編のパンチを顔にめり込ませたまま休載で放置というネタを、今度はゼブラ自身がマリキータマンに対し行う。その際のWEB上の煽り文が「次回は三ヶ月後・・・・・ではございません!」とまさかの公式ネタ化。まぁ1週はお休みだったんだけどね。
超神編
“調和の神”が超神を率いて攻めてくると、フェニックスやビッグボディは活躍したがゼブラの試合はしばらく無かった。あのM字開脚で全ての経歴が終わるのかとファンから本気で心配されていた。キン肉マンたちがバベルの塔で激闘を繰り広げている裏で“刻の神”が創造した時間超人が地上に現れると、邪悪神から情報を聞いたゼブラはマリポーサと共にレバノンのバールベック遺跡に現れる。そこではスクリュー・キッド調査団が時間超人にやられており、その場に残ったケンダマンを救出する形で時間超人と相対する。
マリポーサと組んでタッグマッチを行おうとしていたところに驚異の復活を遂げたマリキータマンがオメガの星から駆けつけ、時間超人への因縁と戦意を顕わにすると、マリポーサはマリキータマンに試合を任せて退いてしまう。すぐには納得できなかったが、命を懸けて戦った二人の間はリスペクトの精神が生まれているとマリポーサから説得を受け、マリキータマンとのタッグ「エグゾセミサイルズ」を結成。ドミネーターとエル・カイトの「エル・ドミノス」と対戦することに。
試合の先発として出場するが、敵の先陣ドミネーターに力で押され、パンチの連打も四の字固めで切り替えされてしまう。そこにエル・カイトの「ブラッドオーシャンダイブ」で追撃を受ける。マリキータマンなにやってるんだよ。さらに二発目をエル・カイトが狙うが今度はマリキータマンがカット。ところが、今度はマリキータマンがツープラトン技「キャタラクトカッター」でピンチを迎えるが、今度は身を挺して救出。かつては誰も信用しなかったゼブラが「仲間と認めた者は何があっても守る覚悟」を行動で示したことでエグゾセミサイルズはさらに信頼関係を深め、反撃を開始。再びエル・ドミノスの強烈なツープラトンを連発で喰らうが、「一度認めた相棒は守る」というスタンスは崩さず。天道羽根抜刀の射程距離にマリキータマンを射出し厄介だったドミネーターの右腕を破壊。さらに「エグゾセツインボム」でエル・ドミノスに大ダメージを与える。
ところが、エル・ドミノスは時間超人特有の能力「超回復」によって十分戦えるレベルにまで体を瞬時に回復させてしまう。そこへマリポーサからのアドバイスを受け、強力な一撃必殺のツープラトンで決着を狙うことを決意する。ツープラトン技のラッシュで畳みかけていき、反撃を受けながらもダウンを奪う。それでもエル・ドミノスは超回復の仕様によってダメージを回復させてしまうが、再びマリポーサのアドバイスから回復に力を使っている隙を突き、自身はドミネーターを捕獲し、マリキータマンが必殺技「マリキータデッドリーライド」をエル・カイトに炸裂させる。
流石にKOされたかに見えたエル・カイトだったが、超回復によって再び立ち上がり、刻の神への異常にも見える信仰心によって心をひとつにしたエル・ドミノスのツープラトンを連続で喰らい、マリキータマンと共にダウンする。しかし、直前のマリポーサからのアドバイスを受けたマリキータマンの「ロールシャッハ・ドット」によりマリキータマンの体にゼブラ模様が浮かび上がり、二人の魂を同調させる。二発目の「バーバリアンスカルイグニッション」から脱出すると、マッスル・インフェルノを合体させたツープラトン技「シンクロニシティ・インフェルノ」によってエル・ドミノスを場外の柱に激突させ、見事KOさせる。試合後、信じあえる相棒と勝利を分かち合うのだった。
直後にエル・ドミノスよりさらに格上の五大刻が姿を見せる。その一人のパピヨンマンによってマリキータマンは重傷を負わされ、マリポーサが試合をおこなうことになる。だが、1億パワーを持つパピヨンマンの強さを目の当たりにし、マリポーサは完敗。試合後、パピヨンマンによって命を狙われるが、駆け付けたキング・ザ・100トンとバイクマンによって救われる。バイクモードにチェンジしたバイクマンに乗り、マリポーサとマリキータマンを連れて退却するのだった。金で集めたはずのバイクマンが駆け付けてきたことから、人望があったことが判明する。
余談
奇しくもゼブラがタッグマッチを戦っている最中に、またもゆでたまごの嶋田氏が右膝の手術のため「キン肉マン」の連載が2か月近く休載となる。そのため、ゼブラがタッグマッチを戦うと嶋田氏が離脱し、連載が休載になるというジンクスが生まれてしまう。
ちなみに今回は「マリキータデッドリーライド」を受けたエル・カイトがしばらく恥ずかしい恰好のままになっていた。
戦績
- ✕キン肉マン&ロビンマスク(未完成マッスル・スパーク)
パートナー:パルテノン
キン肉星王位争奪サバイバルマッチ / 関ケ原・格闘城 - ✕マリキータマン(マリキータデッドリーライド)
オメガ・ケンタウリの六鎗客 VS 運命の五王子 / イタリア・デルモンテ城 - ◯【エル・ドミノス】エル・カイト&ドミネーター(シンクロニシティ・インフェルノ)
パートナー:マリキータマン(エグゾセミサイルズ)
運命の王子&オメガ・ケンタウリの六鎗客連合軍vs時間超人 / レバノン・バールベック遺跡
主な必殺技一覧
- マッスル・インフェルノ
- キン肉王家に伝えられる三大奥義の一つ。
- リングロープを高速で飛び回り残像を作り出し相手を混乱させ、周囲から一斉に襲い掛かり(もう残像説では説明できない)相手を蹴り上げた後、サーフィンの要領で相手の背中に乗り、相手の頭を壁に叩き付ける。この世の物理法則を無視した大技である。周囲に壁が無い場合に困ってしまいそうだが、ゲームではコーナーポストに叩き付けて攻撃している。
- 技巧の神が憑依する前から使用しており、親友キッドを殺した因縁の技。キッドを殺してからはスグルとの戦いで使うまで封印していた。
- 究極の技であるはずの三大奥義なのに、乗っかった相手が大きく体を動かすとバランスを崩してしまい技が失敗してしまう弱点を持つ。また、他の2つとは違い後半にあたる部分が無い。そのため、ゼブラが見せたマッスル・インフェルノは未完成ではないかという説がある。
- 真・マッスル・インフェルノ
- 以前より「マッスル・インフェルノは未完成ではないか」という説がファンの間で流れていたが、待望の強化版が使用された。相手の背に乗って飛行すると言う基本形は変わらず、片手で相手の足首を掴んで両足を封じ、片足で相手の右手を、もう片方の足で相手の背をがっちりと捉えて安定性を増した技になっている。
だが、この技、以前から言われていた「マッスル・リベンジャーやマッスル・スパークのように、後半部分があるのでは無いか?」という期待には応えていない。脱出されにくくなったものの、破壊力の方は「飛行して相手の頭をぶつける」という従来の技から全く変わっておらず、直撃させたのに相手を倒すことはできなかった。 - セイント・マッスル・パンチ
- 右腕で高速のジャブを連続で放つ。
- メフィスト・パンチ
- 右腕でストレートパンチを放つ。
- サバンナ・パンチ
- 軽やかなフットワークから繰り出されるパンチの嵐。
- サラブレッド・フック
- 鉄球を持っての破壊力抜群の一撃。
- サラブレッド・アッパー
- 鉄球を持って威力を増大させたアッパーカット。エル・ドミノス戦では鉄球なしで繰り出したが、ドミネーターの巨体を車田飛びさせるだけの威力を見せる。
- 極悪鉄柱攻撃
- 鉄柱で相手を滅多打ちする。「金さえあれば、王位だって買えるんだーっ!!」
- ゼブラ サンダーボルトクラッシュ
- マリキータマン戦で使用。ドロップキックを放つと見せかけ、ドロップキックが防がれた瞬間自身の身体を前転させ相手の両足を狩り、そのままパイルドライバーに繋げてリングに叩き付ける。技巧派のゼブラらしい難易度の高い高度なテクニックが要求される技。
- ゼブラ ヘルズサブミッション
- 逆立ちした状態から相手の背後から足首をつかみ、両足で相手の両腕を極める立ち関節技。相手の両腕、肩、腰、大腿部にダメージを与える。
- ゼブラ ブラッディドライバー
- リングの鉄柱に相手の頭部を叩きつけるパイルドライバー。
タッグ技
- 残虐技キャンバス・プレッサー
- パルテノンとのツープラトン技。凶器仕込みのヘッドバッドでマットに亀裂を入れ、そのまま2人でリングを持ち上げ相手を挟み込み潰してしまう。
- エグゾセツインボム
- エグゾセミサイルズのツープラトン技。マリキータマンと同時に放った変形のパワーボム。背後から逆さに掴んだ相手の両腕を交差させて掴み、その状態で落下し脳天をリングに叩きつける(分かりやすく言えば両脚のフックがないフォーディメンションキル)。
- エグゾセツインレッグラリアット
- エグゾセミサイルズのツープラトン技。相手タッグ二人の頭を挟み込むように放つサンドイッチ式のレッグラリアット。
- ヘルズベル・リンギング
- エグゾセミサイルズのツープラトン技。マリキータマンが「ウィングラッピングシャット」で拘束したまま上昇し、地上ではゼブラが変形ゴリースペシャルで相手を捕らえたまま待ち構え、マリキータマンが急降下することで相手タッグの頭と頭を激突させる。
- シンクロニシティ・インフェルノ
- エグゾセミサイルズのツープラトン技。ゼブラが通常のマッスル・インフェルノ、マリキータマンが逆さのマッスル・インフェルノに捉え、ロープを挟んで上下に相手二人を挟み込み、ロープをレールのように滑っていく摩擦によって相手の体を擦ってダメージを与える。ロープを渡るごとに加速を増していき、加速がMAXになったタイミングで通常のマッスル・インフェルノと同様に相手の顔面を場外の壁に叩きつける。
二段階の技であり、ロープで延々と擦るためエル・ドミノスの超回復が間に合わない。
なお、通常の使い手であるゼブラよりもマリキータマンのほうが逆さインフェルノという難しいことをやっている。
阪神日本一のジンクス
ゼブラが連載中にタッグマッチを戦った1985年と2023年は阪神タイガースが日本一に輝いたシーズンでもあり、プロ野球の世界にも奇妙なジンクスが生まれている。阪神ファンは今後もゼブラのタッグマッチが描かれることを期待したほうがいいのかもしれない。
関連動画
関連項目
- キン肉マン
- キン肉マンの登場人物一覧
- マッスル・インフェルノ
- シマウマ
- 縦縞模様
- 守銭奴
- ボクシング/ボクサー
- キン肉スグル
- キン肉アタル
- 邪悪の神 - 技巧の神
- 運命の5王子
- キン肉マンマリポーサ
- キン肉マンビッグボディ
- キン肉マンゼブラ※当記事
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- キン肉マンスーパー・フェニックス
- 技巧チーム
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