ギズグス(Ghizguth, Ghisguth またはGhizghuth, Ghisghuth)とは、クラーク・アシュトン・スミスの創造した神性である。
概要
ギズグスはツァトゥグアの父親であり、クグサクスクルスの息子であり、今日ではクトゥルー神話の古きものの一柱である。
現在は取り巻き達に囲まれてユゴスの地下に引きこもっており、地上で女王として君臨している妻のズスティルゼムグニとは対照的である。
クグサクスクルスの息子である事からも、かなりの実力の持ち主であると想われるが、詳細は不明である。
ギズグスは巨大なゼリー状の物質でできたしわくちゃな袋のような体をしているといわれ、〈深淵の水音〉とも呼ばれているらしい。
袋の左右には大きな口がひらき、肉のひだからは一組の小さな目がこちらを見つめているらしい。長い鉤爪のついたつるのような触手が何本か丸まって側面から伸びているという。
ギズグスにとってフジウルクォイグムンズハーは兄弟であり、どんな魔道書にもその名前は記されていない秘匿の存在である。ユゴスにいたことからミ=ゴに崇拝されている可能性があるだろう。
登場作品:『Selected Letters of Clark Ashton Smith』 -Clark Ashton Smith
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