ギャラクシー賞(ギャラクシーしょう)とは、NPO法人放送批評懇談会が日本の放送番組やそれに関わった個人・団体等に贈る賞である。
概要
日本の放送文化の質的な向上を願い、優秀な番組・個人・団体を顕彰するために1963年より創設された。月間賞と年間賞がある。「テレビ部門」「ラジオ部門」「CM部門」「報道活動部門」に分類されそれぞれ各部門の賞が授与される。放送批評懇談会の正会員から選ばれた選奨事業委員会のみが選考に携わり、第三者への委託は行わないことで独立性が保たれると公式サイトでは説明している。(但し後述するマイベストTV賞は視聴者から選ばれる)[1]
年間を通して月例会・選考会がそれぞれ設けられており、特定の決まった時期ではなく常に選考が行われ続けていることが特徴の1つとも言える。
授与される賞の一覧
概要欄で述べた部門ごとに以下の賞が与えられる。
テレビ部門
- 大賞(1本)
- 優秀賞(3本)
- 選奨(10本)
- 特別賞(1本)
- 個人賞(1本)
- フロンティア賞(1本)
ラジオ部門
CM部門
- 大賞(1本)
- 優秀賞(3本)
- 選奨(9本)
報道活動部門
- 大賞(1本)
- 優秀賞(2本)
- 選奨(3本)
上記以外の賞
マイベストTV賞
2007年・第44回から新設された賞。視聴者の投票により決まることが特徴。より厳密には放送批評懇談会の「Gメンバー」と呼ばれる準会員(オンライン会員)と正会員が審査員を務める。なおGメンバーは年会費1,000円を支払うことで誰でもなれる。[2]
志賀信夫賞
2010年・第47回より新設。放送批評懇談会の発展に寄与した放送批評家・志賀信夫氏の功績を称えるために創設された。放送界の発展や放送文化の向上に広く寄与した人物に贈られる賞である。こちらは放送批評懇談会の正会員の推薦を元に選ばれる。
関連項目
- 放送批評懇談会
脚注
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