ギヨーム・ド・マショー(1300年頃~1377)とは、アルス・ノヴァを代表する作曲家である。
概要
ランスを本拠として活躍していたが、ボヘミア王となったルクセンブルク伯爵ヨハンの秘書官としてヨーロッパ各地を旅した。彼の死後はその娘でフランス王ジャン2世の妃であったボンヌや、彼らの息子でのちのシャルル5世となる王子らに仕えた。
僧職ではあったものの対位法的な教会音楽のみならず世俗曲を作曲し、アルス・ノヴァの音楽を代表する存在として歴史に名を残している。とりわけ通常文全体が作曲された最古のミサ曲である「ノートル・ダムミサ曲」が傑作として名高い。
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