ギルガメとは、
- ファイナルファンタジーⅤに出てくる敵モンスター 本項で説明。
- テレビ東京でかつて放送されていたお色気番組、『ギルガメッシュないと』のこと。
概要
ファイナルファンタジーVに登場するモンスターの中でもプロトタイプ、スティングレイ、シルビューヌと並び、狙っていなければまず戦うことのないであろうレアモンスター。
攻略サイト等で名前を見ただけだと、同作のボスキャラギルガメッシュの略称と間違えてしまうかもしれないが、名前の通り亀の姿をした全く別のボスモンスターである。
亀のくせにアンデッドで何度倒しても襲いかかってくる。
戦うこと自体に意味もなければ得もさほどないという隠し要素的なモンスターとして有名。
まず出現場所が『ギルの洞窟』というダンジョンだが、ここに出現するアンダグランダというムカデのモンスターがダメージの高い地震を連発してくるため、対策をするかある程度レベルを上げないとまともに近づけない。
第2世界の中盤に差し掛かる辺りで入れるこのダンジョンだが、うっかり何も知らずに入ったら瞬殺されてしまう可能性は高い。しかも全滅せず道なりに進んでもそのうち実はこの洞窟を通る必要が全くないことに気がつくことになるので、全く意味のないダンジョンだと普通にプレイしているだけでは思ってしまう。その上、第3世界に移った時点でこのダンジョン自体がなくなってしまい戦えなくなる期間限定モンスターなのもそういわれる原因である。
そのギルの洞窟内のとある場所に差し掛かると突然「10ギルひろった」というメッセージが出てくる。
一歩あるごとに20、40、80・・・と倍々に金額が上昇してくるが、突然戦闘になりギルガメと遭遇することになる。
ギルガメと戦闘になったとしてもギルガメの能力は
- HPが32768(第2世界の最後に戦うエクスデスと同じ)
- 最速で出会った場合(25レベル位)だと余裕で即死してもおかしくない攻撃力。
- 戦闘開始時点でプロテス、シェルがかかった状態+弱点の氷属性以外はすべて無効という鬼装甲。
- 素早さは66(大抵のボスは50を超えない)でオメガよりちょっと遅い程度。
- カウンター攻撃「かめのこうら」は殆どの攻撃に対して適用され、なおかつ暗闇と毒の追加効果を持つ。
耐性が付いている状態だとスリップ、混乱、老化、麻痺といやらしく効果が変わってくる、しかも一回のカウンターで2回繰り出してくるうえに、ダメージが高めで、ゴーレムなどを用いてもすぐ無効になる。 - ファイナルアタックで地震を放ってくる。対策をしていないと折角倒しても全滅する可能性が。
- 倒してもまた数歩歩くと出現する。
と、思いつく程度で列挙してもウンザリするような能力となっている。
特にカウンターと防御力が曲者で氷が弱点といってもその氷魔法自体そこまで効かない上に、カウンターが怖くてまともに使えない。
しかも攻撃力が高いので魔法使いにでもなろうものなら後列にいても苦戦を強いられる。
魔法剣士などで戦っても同じくカウンターが怖く、正攻法で戦うこと自体がとても面倒臭い。
しかも倒したとしてもまたすぐ戦闘となる。このイベントで最後は40000ギル以上獲得できるが割に合わない。
何回もギルを拾うイベントは出来るし、やればギルガメと戦うこととなる。
対処法
最も簡単な方法は最後の地震以外が物理攻撃であるという点を利用したナイトのかばう戦法である。
まず、地震対策のため、全員にレビテトを唱えておく。次にパーティー編成だが、前述の通りギルガメはアンデッドなので吟遊詩人の「レクイエム」が非常に効果的にダメージを奪える。
なので、パーティーはナイト1、吟遊詩人or歌のアビリティーを装着したキャラ3という編成にし、レクイエムを使うキャラを全員瀕死にした状態で、ナイトはひたすら「まもる」のコマンドを使い続ける。
これによって、ナイトの能力である「瀕死の味方をかばう」を利用した全ての攻撃をナイトに向かわせそのナイトはまもるによって全ての攻撃を捌くという流れが完成し、後はひたすら作業するだけで勝てる。
ただ、この場合もしもかめのこうらをダイレクトにくらうと状態異常が厄介。リボン装備やナイトをマスターしてすっぴんにリボン装備等あるていど工夫をする必要がある。
もう一つは後列に下がらせ、レビテトを唱え、エルフのマントや分身で物理攻撃に備え、レクイエムをひたすら使い続けるというもの。召喚のゴーレムや白魔法のブリンクを唱える役を用意するなどして極力リスクを減らす必要があり少し難易度と用意するものが増えるため面倒臭い。
ただし、どれにしても倒すのにそこそこ時間がかかる。
関連動画
関連項目
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