図鑑説明
- ポケットモンスターX
- れきだいの おうが つれていた。れいりょくで ひとや ポケモンの こころを あやつり したがわせる。
- ポケットモンスターY
- おうの そしつを もつ にんげんを みぬくらしい。みとめられた ひとは やがて おうになると いわれている。
概要
進化する度に1本→2本と剣が増えたヒトツキ系の最終進化。剣が1本減って鞘がなくなった代わりに盾を持つようになった。三刀流じゃなくて残念がった人もいたとか。剣から2本の布が伸びているところからすると、2本の剣が合体して強い1本の剣となり、2つの鞘と盾が一体化して巨大な盾になったもののようだ。剣を収めることが出来なくなったため、普段は盾で刀身を守っている。
専用特性の「バトルスイッチ」により、シールドフォルムとブレードフォルムの2形態にフォルムチェンジする。通常は防御寄りの種族値であるシールドフォルムだが、攻撃技を選ぶと攻撃寄りの種族値であるブレードフォルムにチェンジする。そのため、後攻で相手の攻撃を受けた後に攻撃すれば実質720の種族値を活かせる。何の変哲もない一般ポケモンでありながら、ブレードフォルム時の攻撃種族値は禁止級伝説並(あのグラードン・ゼクロムと同じ数値!)で、特攻種族値もはがねタイプ及びかのシャンデラを超えてゴーストタイプ最高値でもある。ただし、両タイプに共通して威力100を超える技が存在しないため、種族値の割に火力は案外出なかったりする。シールドフォルムの状態であれば一致弱点だろうと耐えうる耐久力を誇るので、弱点を突かれると攻撃と特攻をそれぞれ2段階上げるアイテム「じゃくてんほけん」との併用がよく見られる。
シールドフォルムになる時は専用技「キングシールド」を使う。キングシールドは「まもる」の効果に加えて直接攻撃をしてきた相手の攻撃を二段階下げる強力な性能。ただし「まもる」と違い攻撃技しか防ぐことができないので注意。上手く使いこなせば伝説並の強さが出るが、失敗すればあっけなく落ちる。いつ攻撃をするのか、いつ守りに入るのかという読みをプレイヤーに要求するポケモンである。なお、キングシールドはギルガルドがLv.1で習得する技として扱われているため、習得にはハートのウロコが必須となる。ちなみにこのバトルスイッチ、ねむり状態でも技さえ選択すれば切り替えることが可能。 ブレードフォルム状態で眠ってしまっても、キングシールドさえ選択すれば、たとえ起きなくてもシールドフォルムになってくれる。
第7世代では仕様変更により、状態異常から先に判定が入るように。
ブレードフォルムで眠ってしまった場合、キングシールドを使用してもシールドフォルムになってくれなくなってしまった。
逆にこの仕様によって、シールドフォルム中に攻撃技を選択して起きなかった場合でも低耐久を晒すことがなくなり、混乱ダメージを最小限に抑えられたりと悪いことばかりではなくなっている。
第8世代ではタイトル発表当時から真っ先に参戦が期待されることになった。
その後無事出現が確認されたものの、なんとブレードフォルム時の攻撃・特攻、シールドフォルム時の防御・特防が10引き下げられ、それぞれ140に。特性や技の仕様変更による弱体化は数多かったが、種族値そのものが低下調整されたのはギルガルドが初にして唯一。加えてキングシールドの攻撃低下が一段階に減少。実質合計種族値680とまだまだ高水準なものの、かつての勢いには歯止めがかかることになりそうだ。
ちなみに本編での活躍はというと……、(発売直後につきネタバレ反転)ストーリーラスボスであるダンデの剣盾だけど一番槍として登場、地味にオイシイ役回りを貰っている。ポケットモンスターギルガルド。(反転ここまで)
タイプ相性
\攻 防\ |
攻撃側のタイプ | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ノ | マ ル |
ほ の お |
み ず |
で ん き |
く さ |
こ お り |
か く と う |
ど く |
じ め ん |
ひ こ う |
エ ス パ | |
む し |
い わ |
ゴ | ス ト |
ド ラ ゴ ン |
あ く |
は が ね |
フ ェ ア リ | |
|
ギルガルド |
× | ○ | △ | △ | × | × | ○ | △ | △ | ▲ | △ | ○ | △ | ○ | △ | △ |
- ○…ダメージ×2(こうかは ばつぐんだ!)
- 空欄…ダメージ×1
- △…ダメージ×1/2(こうかは いまひとつの ようだ)
- ▲…ダメージ×1/4(こうかは いまひとつの ようだ)
- ×…ダメージ×0(こうかが ない みたいだ……)
コアな対戦者なら一度は発想したことがあるであろうはがね/ゴーストの複合タイプだが、この複合タイプは進化前のヒトツキが初めてとなる。タイプ相性は(情報がないため相性が不明だったフェアリーを除けば)弱点2・半減8・無効3(第五世代当時)という脅威のもの・・・と思われていた。
ところがヒトツキが公開された際は見た目や特性から防御方面での活躍は難しいだろうという声も聞かれるようになり、さらに後に公開された情報に「第六世代でははがねタイプに対するあくタイプとゴーストタイプの攻撃が等倍になる」というものがあり、ゴーストタイプを複合しているヒトツキは元ははがねで相殺される筈だったゴーストタイプの弱点が丸出しとなってしまうということになった。
とはいえ、それでも上記のように耐性の数は十分多く、それでいて恵まれたタイプの分だけ能力が弱いというようなこともなかった。また、敵のはがねタイプに対して自身のもう1つのタイプであるゴーストタイプが通りやすくなったので一概に悪いことでもはない。さらに進化系のギルガルドはご覧の通りの種族値であるため、不一致弱点ぐらいなら楽に耐えてしまう。結果的に良いタイプ相性と能力値を手に入れたポケモンと言えるだろう。
ちなみに、サザンドラ(「ふゆう」なのがミソで同じタイプでもアクジキングでは地面の一貫を切れない)と組ませるとお互いの弱点どころか等倍までも全て半減以下に抑えることができる強力な相性補完となる。ただし、きもったま+格闘やかたやぶり+地面など特性込みや特殊な技(サウザンアロー)まで含めると全て防げるわけではない。
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関連項目
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