クイーンエリザベス2世カップとは、中華人民共和国香港特別行政区の競馬の競走である。
毎年沙田競馬場で4月下旬~5月当初に3歳以上芝2000mで行われる。
概要
1975年に英国のエリザベス2世女王の来訪を記念して設立。以降条件を変えながら施行されていたが、1995年に国際開放、1997年以降は沙田競馬場芝2000mとして定着した。2001年に国際G1に格付け。
2018年以降はチャンピオンズデーと称して芝1600m戦のチャンピオンズマイル、芝1200m戦のチェアマンズスプリントプライズと同日開催となった。オーストラリアなどと同じく6月にシーズンが終了する香港競馬の中距離戦線を締めくくるレースであり、地元馬にとっては年度代表馬争いにも関わる重要な位置付けとなっている。
暮れの香港国際競走同様に日本馬の参戦が多く、シーズンの締めが同時期のオーストラリアからも毎年強豪馬が遠征している。日本調教馬はこれまでにエイシンプレストンをはじめ、ルーラーシップ、ネオリアリズム、ウインブライト、ラヴズオンリーユー、タスティエーラがこのレースを制した。
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