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クスハ・ミズハとは、「スーパーロボット大戦」シリーズに登場するキャラクター。「スーパーロボット大戦α」シリーズでは女性主人公でもある。
漢字表記では「水羽 楠葉」。デフォルト設定では7月7日生まれのO型。CVは高橋美佳子。
概要
初登場は意外にも「スーパーヒーロー作戦」からで、セーブキャラクターその2として登場。彼女でのセーブ回数が多い場合、男性主人公（イングラム）なら彼女、女性主人公（ヴィレッタ）ならリョウトが終盤でそれぞれの恋人扱いとなる。
スーパーロボット大戦における初登場は「α」。当時はデフォルトの設定がリアル系だったが、「第2次α」以降ではスーパー系女性主人公に固定されている。「α」のスーパー系主人公は「東城学園に通う高校生で兜甲児や弓さやかのクラスメイト」という設定になっているため、8人の選択主人公のうち唯一続投した彼女が最終作「第3次α」までこの設定を引き継ぐ。
心優しくやや気弱で天然なところがあるものの、いざという時には芯の強さを発揮する。本来は戦闘に向かない性格だが、学校が機械獣に襲われた際、街を守るために近くにあったグルンガスト弐式に乗り込んだことで地球圏を巻き込む戦いに巻き込まれていく。
バルマー戦役後に一時ティターンズに身柄を拘束されていたものの、その後はαナンバーズの一員として度重なる侵略から地球、ひいては銀河を守るために戦った。その中でサイコドライバーとしての能力を次第に開花させていき、最後は世界を歪める怨念の集合体ケイサル・エフェスをも打ち倒す。
最終決戦の後は、平和になった地球で本来の夢である医者を目指し勉強を再開することになった。さらに恋人のブリットから指輪を贈られると同時にプロポーズを受け、共に愛を誓った。
「OG」シリーズではリュウセイの幼馴染み兼クラスメイトとして登場。こちらの作品では主人公ではなくヒロインの一人といった扱いになり、将来の夢も看護師と、設定に若干の変更がある。
当初は看護師見習いとして軍に参加するが、後にグルンガスト弐式のパイロットとなる。その後もATXチームのメンバーとしてブリットやキョウスケ・ナンブらと共に戦闘に参加していく。階級は曹長→少尉。
「α」「OG」どちらのシリーズでも強い念動力の持ち主となっており、それが戦いに巻き込まれる原因となった。
髪は水色のショート。「第2次α」以降からカットインで胸が揺れ始めるので、クスハ＝乳揺れというイメージが強い。「α」当初の設定画ではそれほどでもなかったが、シリーズが進むにつれキャラ絵のバストサイズが大きめに描かれるようになっていっている（しかし巨乳キャラというイメージは「第3次α」でセレーナ・レシタールに更新された感がある）。その上サルファ、第二次OGとここ最近ではなぜか全裸演出が目立ち世の紳士共を喜ばせている有様である。どうしてこうなった・・・。
趣味は風呂に浸かりながらの読書。３時間以上も入浴することもしばしば。また健康マニアで、自室には通販で買い集めた健康グッズが所狭しと並んでいる。後述するクスハ汁もその副産物である。
搭乗機体は、「α」ではデフォルト通りならヒュッケバイン系に搭乗するが、スーパー系では前半にグルンガスト弐式、後半および「第2次α」以降は「超機人」呼ばれる、生きたロボットを操縦する。搭乗する超機人は龍王機、龍人機、龍虎王、真・龍虎王。また、真・虎龍王ではブリットのサブパイロットを務める。ただし、「第3次α」前半ではテスラ・ライヒ研究所が超機人を参考にして製造した轟龍・改に搭乗する。「OG」シリーズではグルンガスト弐式、参式（ただし参式はサブパイロットとしてだが）といったあとに超機人に搭乗する。なおヒュッケバイン系はリョウトが搭乗するため、「α」当初もっていたリアル系のデフォルトの役割は「OG」シリーズでは似たような性格であるリョウトが受け持つこととなったといえる。「OG」シリーズでα主人公組の中でこの2人だけが念動力のレベルが9に到達する。
恋人は杉田ボイスでお馴染みのブルックリン・ラックフィールドで、「α」でもデフォルト設定では彼が恋人になっている。「第2次α」以降も彼がクスハ編のヒロインパートナーを務める。「OG」シリーズでも負傷した彼の看護が切っ掛けで恋仲に発展していく。非常に両思いな関係である。クスハはブリットの嫁。
クスハ汁
クスハ・ミズハを語るには無くてはならないのが彼女特製の栄養ドリンク、通称クスハ汁である。一口飲めばどんな疲れや病気も一発で吹き飛ぶ反面、きわめてマズく、版権・オリジナルキャラを問わず多くの人間が飲んだだけで気絶している。気絶しなかった稀な例は人間離れした精神力を持つヒイロ・ユイ、味オンチのアラド・バランガ、逆に食通のレーツェル・ファインシュメッカー、味覚が地球人とは異なるらしいバルマー人の方々くらいである。ただ、効果は確かなようで飲んだ面々は次の出撃時に気力（攻撃力と必殺技に影響する数値。通常は100からスタート）が150でスタートしている。
ちなみにαでは元クラスメイトの兜甲児曰く、高校時代は男子生徒にそれなりに人気があったものの、汁のせいで言い寄ってくる男は一人もいなかったらしい。ブリットの男気が偲ばれる話である。
現在判明しているレシピはセイヨウサンザシ、ホンオニク、ローヤルゼリー、ナルコユリ、グレープフルーツ、ドクダミ、ショウガ、ウナギ、マグロの目玉、梅干、セロリ、マソタの粉末、ムカデ、イモリ、マムシ、アガリクス、冬虫夏草、紅茶キノコ、スッポン、オットセイエキスといったもの。なお現在もクスハの手によって多少なりとも飲みやすくなるよう改良が加えられているらしい（しかし「第3次α」スペシャルステージでは何故かハバネロ入りになっており、さらにその辛さを緩和するためとしてステビアが追加されていた）。
余談だが、あるスパロボ攻略本のスタッフがこのレシピに限りなく忠実なドリンクを調合し試飲したことがある。結果は……彼らもまた勇者であったと述べるにとどめておこう。
犠牲者の一覧
撃墜された人
- 元クラスメイトの皆さん
- ボスや五飛をはじめとするαナンバーズの皆さん
- ヴァン（ガン×ソード）
- リュウセイ・ダテ（OGでは幼馴染み設定の為昔からよく飲まされてきたらしい）
- ブルックリン・ラックフィールド（最近慣れてきた模様）
- タスク・シングウジ（彼の場合は、自分の彼女の激マズ料理の後に飲んでしまった、最も悲惨なケースである）
- トウマ・カノウ
- クォヴレー・ゴードン
- ゼンガー・ゾンボルト
- マサキ・アンドー（トラウマにまでなっている）
- ラミア・ラヴレス（最初は毒物と思いこんで警戒していたが…）
耐え切った人
- ヒイロ・ユイ
- イングラム・プリスケン（ただしクスハがいなくなってから、ものすごく苦しそうにしていた）
- トロンベの人（しかも使用された食材すべてを的中させている）
- ミチル・ハナテン（ただし超マイルドverだった為本来のクスハ汁であった場合撃墜されていた可能性大。 現にものすごくありえないほど苦かったようだ）
むしろ喜んだ人
関連動画
関連静画
関連項目
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