クッシーとは、北海道の屈斜路湖で目撃される未確認生物(UMA)である。
概要
名前は言うまでもなくネス湖のネッシーにちなんで命名された。日本の未確認生物の中では池田湖のイッシー、比婆山のヒバゴン、ツチノコと並んで知名度のある未確認生物である。湖面の波紋や写真が何枚か納められている。
1970年代に目撃例が出始め、特に1973年に中学生ら約40人が遠足中に目撃して以降全国に知れ渡った。しかし目撃例は徐々に減少してしまい、現在では殆ど目撃例がない。ちなみに屈斜路湖畔ではクッシーの像があり、地元の観光資源となっている。
また、アイヌの伝説では湖に住む巨大な蛇や魚の伝承がある(蛇に関しては御神渡りの可能性がある)。
正体
プレシオサウルスのような首長竜の生き残り、イトウ、アメマス、ウナギ、流木の見間違いなどの説が上がっている。
元々屈斜路湖はカルデラ湖故に酸性湖のため魚が少なく、1938年に地震により湖底から硫黄が噴出したことで湖水がpH4前後にまで酸性に傾いたため魚がほぼ全滅した事から、近年マスが放流されたとはいえ大型生物が生息できる環境ではない。
関連項目
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