クラウス・v・ラインヘルツとは、内藤泰弘の漫画「血界戦線」に登場する秘密結社ライブラ最強のリーダーで無類の紳士、そして獣のごとき生命力で武装した凶悪なまでの頑固者である。
概要
世界の均衡を保つために暗躍する秘密結社ライブラのリーダー。顔が怖い。
メンバーの中でも一二を争う巨きな躯、鋭い三白眼と眼鏡に、口を閉じても目立つ下顎の犬歯が特徴で、口調・態度は二枚目の紳士。そして顔が怖い。
知性とハードな判断力・感性と温かい人間味を兼ね備える理想のリーダー。だが良家の育ち故か世間慣れしてない面もあり、お人好しでピュアで正義漢で理想家、普段の穏やかで理知的な物腰からは想像しにくいほど直情的・理不尽・稚気径行のお兄さん。お気に入りの鉢植えを破壊されて烈火のごとくブチ切れて八つ当たりする、地下拳闘技場で試合に巻き込まれながらも、場の公平さを気に入って途中からノリノリでステゴロファイヤー、そして仲間がピンチになると何もかも突き破ってパンチ。
そして重ねて言うが顔が怖い。
設定が殆ど変わっているが、性格とは真逆に凶悪な顔つきであることは読切版から一貫して変わっていない。
読切版に至っては、笑顔を見た女性が失神しているほど。
趣味は園芸と、プロスフェアー(異界のギミックを取り入れた、拡張チェスないし将棋)。園芸は老人ばかりのサークルに参加して談義に花を咲かせ、お気に入りの鉢植えを壊された八つ当たりでその場に現れた警官隊6人を吹っ飛ばすほど入れ込んでいる。
プロスフェアーに至っては仕事中にネット対局に没入したり世界を救ったりする全人類屈指の実力を誇る。
ブレングリード流血闘術
クラウスが用いる格闘技。左手に装着した十字型のナックルガードと右手に嵌めた十字架の刻まれたグローブによる拳打を主軸とし、更に血液を凝固させた十字架状の剣や槍を攻防に利用する対「血界の眷属」特化型の戦闘術。
ナックルガードには血液を噴射するギミックが内蔵されており、血闘術の基点となっている。
そのため、基本的に攻撃は左・防御は右(拳客のエデンでは手加減のために逆)に用いている。
11式 旋回式連突(ヴィルベルシュトゥルム)
血で作り出した小型の十字架(+拳)で周囲の警察官に八つ当たり敵を同時に制圧する技。
39式 血楔防壁陣(ケイルバリケイド)
111式 十字型殲滅槍(クロイツヴェルニクトランツェ)
117式 絶対不破血十字盾(クロイツシルトウンツェアブレヒリヒ)
999式 久遠棺封縛獄(エーヴィヒカイトゲフェングニス)
前準備として、封印する「血界の眷属」の諱名を呼び、対象の「存在」を捉えるプロセスを経て初めて使用できる大技。
十字型のナックルガードから血液を流し込み、対象を手の平サイズの十字架に密封・封印する。
現状において「血界の眷属」の諱名を取得する手段がレオナルド・ウォッチの神々の義眼のみであるため、事実上レオとの合体技。
憎み給え 許し給え 諦め給え
人界を護るために行う我が蛮行を
ブレングリード流血闘術999式
久遠棺封縛獄
拳
何の変哲もない正真正銘ただの鉄拳。
作中でも度々振るわれ、ファーストシーズンの最後では仲間がそれぞれ技を放とうとした所をノータイムでぶん殴り打ち倒した。滅茶苦茶怒るのも無理はない。この少し前、仲間の一人が指切断されながらも助けが来ることを信じて頑張っていたのだから。
ある意味でクラウス最大の武器。
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関連項目
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