クラッシュギアとは、2001年にバンダイが開発・販売した子供向け ミニ四駆相撲 玩具である。
概要
クラッシュギアと呼ばれる、モーターで動く四輪駆動のプラモデルを、専用フィールドに入れて戦わせるバトル玩具。フィールドの障害物や相手に激突(クラッシュ)することで挙動が変化し、直進したりスピンしたりと不規則な動き方をするのが特徴で、この激突で相手をひっくり返したり、フィールドの外に跳ね飛ばすことで勝敗を決める。
マシンは大きくボディとシャーシに分かれており、シャーシにはホイールのほか、剣やドリルなどの形をしたパーツを前後に搭載することができた。これがモーターによって激しく駆動・回転することにより、相手を攻撃する際の武器として機能する。
シリーズ後半には、ボディの取り付け位置を前後に偏らせることで、スピン重視か安定性を選べるなどのカスタマイズ要素や、底面からアームが飛び出して急ターン・急制動が出来る機能が登場し、専用のシャーシなどが発売された。
玩具に先駆けて放送されていたアニメの影響もあり、発売後は小学生を中心に大ヒット。週末には模型屋やデパートのおもちゃ売り場で大会が開かれるほどだったが、アニメ2期「Nitro」の放送中にはブームも落ち着き、商品展開も終了した。
後年、ブレイク轟牙と言う兄弟商品が展開されている。が、特段話題にはならなかった…
アニメ版
販促アニメとして「激闘!クラッシュギアTURBO」および「クラッシュギアNitro」がテレビ朝日系で放送された。制作はサンライズ。こちらも当時大ヒットし、劇場版も公開されている。
漫画版
コミックボンボンにおいて連載されたコミカライズ版。作者は松本久志。
アニメ版同様に2作品が作られているが、コミカライズに良くあるストーリーや設定の違いが存在する。
単行本は「TURBO」が全4巻、「Nitro」は全3巻。
関連項目
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