「壊し屋とは、オレ様のことだぜ!」
「クラッシュマン」とは、ロックマンシリーズ第2作目『ロックマン2 Dr.ワイリーの謎』に登場する8大ボスの1体、「DWN.013 Clashman」のことである。
概要
ゲーム的な扱いは次の通りである。
前作のガッツマンとボンバーマンの特徴を受け継いだロボットで、「歩く弾薬庫」と呼ばれる。両腕に強力な破壊力を持つ特殊武器「クラッシュボム」を仕込み、ジャンプからボムを発射、爆発させて攻撃する。本人は爆発のショックに耐えられるようにボディが頑丈に造られている。普段はおとなしいが怒ると手が付けられなくなる性格。手先が不器用で、ビルや建物を壊すのが好き。
※詳しくは「Wikipedia:ロックマン2 Dr.ワイリーの謎」をご参照下さい。
普段はおとなしく、且つさっぱりした性格らしい。内部装備と厚い装甲のためか、高跳びは他のボスに比べやや低いが、跳躍力が無いわけではなく幅跳びはクイックマンに並ぶくらい跳ぶことができる。
SPADの担当声優は田野めぐみ(ちびまる子ちゃんの野口さんの人)。タップマンと二役。
◆特殊武器
ロックマンが使うと、前方にクラッシュボムを発射。壁などにあたると付属ドリルと爪で張り付き、一定時間後爆発。爆風はしばらく残り、ボム本体と爆風の攻撃力は同じ。連射不可であり、発射するとボム本体または爆風が消えるまで次弾を発射できず、武器選択窓を開けない。
クラッシュボムは特定のブロックを破壊可能。また、多くのザコ敵を一発で破壊することができるほか、ワイリーマシン2号(第二形態)を一発で倒す裏技もある。
ワイリーステージ4ボス・ブービームトラップにはこの武器以外無効(Rバスターすら無効)。
クラッシュボムの消費エネルギーは一発に付き4目盛り。つまり7発撃つと全てのエネルギーを消費してしまう。
◆特殊武器が有効な相手
◆攻撃力
クラッシュボム(本体・爆風共に4ダメージ)、体当たり4ダメージ
◆武器相性
弱点武器:エアシューター(ダメージ10)
無効武器:リーフシールド、タイムストッパー、メタルブレード、クラッシュボム
回復武器:なし
その他:バブルリード・クイックブーメラン(ダメージ1)、アトミックファイヤー(小玉1,中玉3,大玉6ダメージ)、ロックバスター(ダメージ1)
特記事項:
クラッシュボムをヒートマンの突進中に使うと、ヒートマンが暴走する。
漫画版では、クラッシュマンがヒートマンにボムを食べさせ強化する場面も見られた。
タイムストッパーを使うと、クラッシュマンだけでなくクラッシュボムの爆発も止めることができる。
◆外見的特徴
オレンジのボディに腿・腕タイツ部分は白色(白タイツのボスはDWN中彼のみ、他にはカットマンがいる)。両手はドリルになっており、ここからクラッシュボムを発射する。頭部に溶接用の防護面のようなバイザーが設けられている。これが嘴に見えることが「鳩」というあだ名の由来と思われる。胸に緑色のコアを有する。
◆ステージ
工場のようなステージ。無数のパイプが絡み合う足場と、ハシゴ・リフトを伝い上へ上へと進んでいく。ステージを進めると夜になり、クラッシュマンとは星空の下で戦う。
ロックマンワールド2では、工場の背景に山脈を見ることができる。
◆ステージ曲
◆傾向と対策
基本移動ははロックマンを追いかけてくる。ロックマンと一定距離まで近づくか、攻撃ボタンを押すとジャンプし、クラッシュボムを発射する。そのためをバスター連射すると、クラッシュボムをいくつも発射してくる(本文概要のキレる設定を攻撃パターンで表したものともとれる)。
近づいてきたら小ジャンプでバスターを一発発射し攻撃、その成否に関わらず、すぐにクラッシュマンが来た方向にクラッシュボムを回避、このときクラッシュマンはロックマンの後ろに回っていると思うので、画面端近くまで引付けたら同じことを繰り返していけば、時間はかかるがバスターのみでも勝てる。遠くから攻撃するとジャンプで一気に間合いを詰めてくる。
エアシューターなら3発でKOできる。ジャンプの頂点にいるときにエアシューターを当てると、同時ヒットし更に素早く倒すことができる。
R&Fのデータ
トリビア※未確認情報含
- ドリルマンはクラッシュマンのパクリではないか、という疑惑がある。
- 『スーパーアドベンチャーロックマン』では、肩が開閉式ハッチになっており、火炎弾を発射していた。
- 両手のドリル・オレンジ部は取り外し可能で、外した状態では普通の手があるという説、取り外しは不可能だがドリルが手に変形する説、取り外し不可能で両手もドリルのままという説、などなどいくつか両手に関する憶測がある。クラッシュボムを撃った直後の手の状態も気になるところである。
(ちなみに、ドリルマンは場に応じて両手を換装することができる設定がある) - 肩関節がオレンジのボディ部分に組み込まれているように見える。本当に組み込まれているならば、オレンジ部分の形状から、彼は腕を真上に上げる運動ができないことになる(下に下げる・前に突き出す運動もできないかもしれない)。教室で手を挙げることもできなければ、らんらんるーもできないということに・・・。
- 『ロックマン2』において公式設定画での機体色はオレンジ色だが、ゲーム内のグラフィックでは赤色である。続編である『ロックマン3』では、ドクロボットに憑依する際のグラフィックではオレンジ色に修正されている。
- クラッシュマンのステージBGMは、ニコニコでは「ぽっぽー」とも呼ばれる。BGMの特徴的な一部分の音を言葉で表したもの。
- 海外名がCrashmanと変更されたのは、Clashが「硬いもの同士がぶつかった音をたてる」というような印象を与えるため。対し、Crashは「衝突し破損する」の意味があるが、「自動車事故」という意味もある。
登場シリーズ
関連動画
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関連項目
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