クラヴィーアPとは、vocaliodを用いて楽曲を作るプロデューサーである。
概要
初音ミクを用い、ミクの声を楽器に見立てて、バッハの平均律クラヴィーア曲集の第1巻(BWV846‐BWV869)および第2巻(BWV870‐BWV893)全曲を作成した。2007年10月29日から始まり、2009年4月12日に完成している。P名はそこから由来する。
作品の特徴として、各声部に、「ら」と「る」と「ぱ」など違った音を当てて聞き分けられやすいように工夫している。
第1曲目は初音ミクで何が出来るかを皆が模索していた時期の作品であり、その後への影響も少なくないと考えられる。
その他にバッハの小フーガト短調などの小品も作成している。
動画によく「ほどよく調律されたミク」というタグが付けられているが、これはおそらくドイツ語原題のDas wohltemperirte Clavierを直訳すると「ほどよく調律された鍵盤楽器」であり、そこに由来すると思われる。
ニコニコ動画にアップされた動画で、第1巻全曲と第2巻第1曲までは、平均律で作成されているが、2巻2曲目からは、はちゅ~んを用い、ヴェルクマイスター第1技法第3番によって古典調律されている。
まくしますPのD.スカルラッティ555曲フルコンプ宣言に、この平均律フルコンプが影響していることを、この動画の投稿者コメントで表明している。
関連動画
平均律クラヴィーア曲集全曲
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関連商品
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関連項目
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