クリアーナ・リムスカヤとは、スーパーロボット大戦Dの女性主人公である。
概要
スーパーロボット大戦D
リ・テクノロジストの一人「フェリオ・ラドクリフ」の養子である17歳の少女。義兄にフェリオの実子であり男性主人公の「ジョシュア・ラドクリフ」がいる。
二重人格者(厳密には少し違うが)であり、クリスとリアナという二つの人格を有している。
普段は大人しくおっとりとした性格をしたやや天然ボケ気味のクリス、機動兵器での戦闘中は活発で強気な性格をしているリアナが表に出る。
二つの人格は意思の相互疎通(会話)が可能であり、半ば姉妹のようなやり取りをしている。彼女ら曰く、どちらが本来の性格であったかというのは分からないらしい。
上記にあるように元々はこのような状態ではなく、養父であるフェリオの実験の被験者となった事が原因で、本来一つであった物が分かれたのではなく、別の所から現れたもう一つの魂が宿ってしまい、一つの肉体に二つの魂という他者から見れば二重人格のような状態になってしまったのである。
この件を契機にジョシュアは父親へ強い反発心を抱くようになり、リムと共に南極を出て行ってしまう。だがリム自身はフェリオの事を恨んではおらず、EDでも養父への優しさを思い返す描写があった。
義兄のジョシュアと共に機動兵器に乗って戦っているが、本編開始時点でもまだ経験は浅いようである。
しかし、特に訓練も受けていない上に経験も浅いというのに、ステータス自体は大差無い辺りはある意味で驚異的。
また誰からもつっこまれてはいないが、極寒の南極において服装が「ノースリーブ」という猛者でもある。
好物は甘い物。会話でも濃い目のココアを好む場面が散見されるが、おにぎりにジャムを入れるなど、少々行き過ぎの感がしないでもない。
第2次スーパーロボット大戦OG
基本的な設定はスパロボDの時と同じであり、クリスとリアナの顔グラ差が大きくなった。また、今作ではクリスとリアナのどちらが本来の人格であったのか、ということが明らかとなる。加えて、Dの同名シナリオの再現といえる第52話「私に、さよならを」では……
今作ではジョシュアがエール・シュヴァリアーに、彼女がブランシュネージュに搭乗して参戦。隠し機体のフォルテギガス入手後はジョシュアのサブパイロットを務める。
スーパーロボット大戦DではBGMのタイトルが不明だったが、第2次スーパーロボット大戦OGになるにあたって、曲名がつけられた。通常戦闘のBGMが「Duologue」、最強威力の武器を使用した際のBGMが「Duet」である。どちらも「D」から始まる曲名であり、ジョシュアや新たに専用BGMが作られたグラキエース、ウェントスも「D」から始まる曲名になっている。「Duologue」とは英語で「対話」、「Duet」は「二重唱」の意であり、複雑な事情で2つの魂を抱えながらも、「二人で一つ」として生きているクリスとリアナを意識したタイトル名になっている。特に「Duet」は違う音を使って似たフレーズを奏でることで、まるで二人で歌っているかのようなアレンジがなされており、プレイヤーからの人気も高い。
関連動画
関連項目
- スーパーロボット大戦D
- ジョシュア・ラドクリフ
- ウェントス
- ペルフェクティオ
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- リ・テクノロジー
- すぎたくんだいすき
- スーパーロボット大戦の関連記事一覧
- ネクパイ
- 妹の一覧
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