クリフハンガーとは、「崖にぶら下がる」という意味の英俗語。
転じて以下のことを指す。
- 絶体絶命の危機にヒーローが挑む連続活劇。
- (1から転じて)シーズン最終回のストーリーを、意図的に次シーズンに続くような、中途半端な後味が悪い終わり方にさせる作劇手法。(例:物語は一件落着で終わったものの、最後で主人公の乗った車が爆発。主人公の生死は不明のまま終わる。)おもにアメリカのドラマにおいては、シーズンの終了から新シーズンの開始までしばらく時間が空くため、休止中も視聴者の興味を惹きつけておくよう、シーズン最終回をクリフハンガーで締めくくるのが慣例となっている。さらに転じて、「最後まで勝敗が決まらないはらはらさせる試合」という意味もある。関連→レイニー止め
- 1993年に公開されたレニー・ハーリン監督、シルヴェスター・スタローン主演の映画
- SASUKEに登場する障害物の一つ。
- 栗ごはんを落としてしまった時の魂の叫び
ここでは、4について述べる。
概要
古舘伊知郎氏曰く「命がけの握力測定」。指先のみでわずか3cmの突起にぶら下がり進む。
SASUKE第4回から3rdステージに登場し、現在に至るまでマイナーチェンジを繰り返しながら毎回登場するおなじみのエリアである。
SASUKE第40回記念大会から、商標登録の関係により、クリフハンガーからクリフに名称変更された。
以下の項では歴代のクリフハンガーについて解説する。
直線型クリフハンガー(第4回)
(画像)全長5m。途中に50cmの空白が2か所ある。段差のない直線型のものであったが、それでも当時の視聴者にとっては驚愕ものであった。
段差型クリフハンガー(第5~8回)
(画像)上記の初期バージョンのものを基にして、3つ目の突起が30cm高い位置に設置されている。
クリフハンガー改(第9~17回)
(画像)高さの違う3つの突起があり、1つ目と2つ目の間は30cmの登り、2つ目と3つ目の間は45cmの下りである。
新クリフハンガー(第18~24回)
(画像)空白の横幅が1mにまで拡大され、2つ目の突起が斜めに登るような形になり、2つ目と3つ目の間が50cmの下りになった。これによって2つ目から3つ目への移動の際の体重移動が困難となり、難易度大幅アップ。初登場の第18回から第20回まで成功者がいなかった。
アルティメットクリフハンガー(第25~27回)
(画像)突起が6つに増え、第25回大会では1つ目は24°傾斜がついたものを右斜め上に2m渡り、2つ目は12°傾斜がついたものを左斜め上に2m渡る。2つ目の突起には手前側に傾斜がついており、滑りやすくなっている。3つ目の突起は2つ目から45cm上にあり、3.2mの直線、空白を挟んで4つ目の突起は1.2mの直線である。そこからわずか15cmの5つ目の突起に飛び移る。さらに空白を挟んで2mの直線の6つ目の突起がある。あまりにも難易度が高過ぎたのか、第26回大会では難易度調整された。
突起が増えたことでぶら下がっている時間が長くなり、空白を渡るために腕を伸ばす回数が増えたことによって大幅な難易度上昇となった。世界中の猛者たちが果敢にも挑んだもののほぼ全員がリタイアとなり、成功者は全世界でわずか4人だけである。
クレイジークリフハンガー(第28~31回)
名前の通り、狂ったクリフハンガーである。突起の数は4本に減少し、3つ目の突起まではクリフハンガー改とほぼ同じ。しかし、4つ目の突起はなんと真後ろに付けられており、1.8m離れた後ろの突起(もちろんこちらも3cm)に飛び移らなくてはならない。(画像)アルティメットを超える鬼畜仕様。
なお、この飛び移りの際は「空中で体を180度反転させる」「跳躍前に体の向きを変えてはいけない(逆手で持って飛び移ってはいけない)」というルールがある。
初登場回はクリア者はいなかったが、サスケ君こと森本裕介が第29回大会で初クリア者となった。
ウルトラクレイジークリフハンガー(第32~36回)
クレイジークリフハンガーがさらに狂暴化された。
(画像)上下の段差こそなくなったが、1本目の直線をからいきなりの背面飛び移り、そこからカーブ・直角の2つの角を曲がり、最後は上下へ動くバーへ飛び移るというまさかの電動化。ただでさえ1回のジャンプですらクリアできない人も多い中、2回の跳躍は非常に過酷。タイミングも重視される。
第34回までは、その次の「バーティカルリミット改」へはインターバルなしの直接移動という、指先に試練を与え過ぎな構成となっていた(事実、初登場回で攻略したドリュー・ドレッシェルもバーティカルリミット移行後すぐに落ちている)。
クリフハンガーディメンション(第37回~)
(画像)ウルトラクレイジークリフハンガーがさらに強化された。
ウルトラクレイジーと形状はほぼ同じだが、2本目も電動化され、2本目は上下90cm、3本目は前後90cm動く。さらに、電動化されている2本は同期しているわけではなくバラバラに動いているため、飛び移るタイミングを合わせるのがさらに難しくなった。第37回では、天候による電動モーターの不具合によりモーターを止めて競技が行われた。
商標登録の関係により、第40回記念大会から、クリフディメンションに名称変更された。
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関連項目
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