クリボンとは、
概要
アニメ5D'sで龍可が所有するカード。マスコット的存在で、デュエル外でもたびたび登場している。
デュエルでの効果としては攻撃対象になったとき、戦闘ダメージを0にして相手を攻撃モンスターの攻撃力分回復させた上でこのカードを手札に戻す効果、相手のダイレクトアタックを受けるとき手札のこのカードを特殊召喚して戦闘ダメージを無効にし、相手ライフを回復する効果を持っている。
デュエルでの初登場はVSフランク戦。
フランクの「L⇔R(シンメトリー)ロールシャッハー」の効果でデッキトップにあることが確認され、直後の龍可のターンに召喚された。しかし、その直後にフランクが罠カード「深層へと導く光」を発動。龍可が催眠術にかかったような状態になりフィールド魔法「古の森」を発動した。そして龍可の精神が深層意識の精霊世界へたどり着き、そこでもクリボンと出会う(デュエルのフィールドが反映されている)。
デュエルそのものの経過としては、フランクが装備カードとなる永続罠「ゲシュタルト・トラップ」、装備魔法「不死のホメオスタシス」を「クリボン」に装備して効果を無効にした上で「L⇔Rロールシャッハー」をリリースして「超魔人イド」を召喚。「古の森」で攻撃表示となった「クリボン」をサンドバッグにした。
その後しばらく「おい、デュエルしてるのか」な状態が続くが、最終的には龍可の罠カード「妖精の風」で装備が破壊され、効果が復活。「超魔人イド」の攻撃を回避し、フランクのライフを回復させた。だが、フランクがエンシェント・フェアリー・ドラゴンの怒りを買い、食われそうになったため、龍可は罠カード「オベロンの悪戯」を発動。「クリボン」によるライフ回復を無効にした上で互いにフランクが回復するはずの数値分のダメージを受け、デュエルを引き分けで終了させた。
名前や見た目から「クリボー」、「ハネクリボー」の流れを汲むモンスターであると思われるが、所持しているのは主人公の不動遊星ではなく、龍可である。遊星に精霊が見える能力は無いからだろう。主人公が所持しているわけではなく、龍可のデュエル自体がほかの主要登場人物に比べて少ないため、どうも影が薄いモンスターになってしまう。
余談ではあるが、「クリボー」、「ハネクリボー」、「クリボン」は全てマリオシリーズでも同名のキャラクターが登場している。遊戯王側のほうが後発だが、マリオシリーズのキャラクターから名前を取ったものであるのかは不明。このカードのイラストにはリボンが描かれており、直接の名前の由来は「クリボー+リボン」であると思われる。
これまでのクリボーシリーズに比べて少女マンガ的なイラストになっており、目もキラキラしたような大きな目になっている。尻尾だけは妙にリアルだが、リボンで可愛く見せているので問題ない。
漫画版5D'sでも龍可に抱かれているのが確認できる。初登場時はおとなしく抱かれて一切動いていないのだが、それもそのはず、3巻のおまけ漫画によればこれはぬいぐるみらしい。
OCG版
2009年4月18日発売「ANCIENT PROPHECY」で「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」などの龍可の使用カードと共にOCGになった。レアリティはレア。テキストは以下の通り。
効果モンスター
※遊戯王カードWiki より引用
星1/光属性/天使族/攻 300/守 200
このカードが相手モンスターの攻撃対象になった戦闘ダメージ計算時、
その戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージを0にして
攻撃モンスターの攻撃力分だけ相手のライフを回復し、
このカードを手札に戻す事ができる。
ダイレクトアタック時の効果は削除された。それがあるといくらでも攻撃が防げてしまうので仕方が無いことである。
基本的には壁としての運用になる。「ハネクリボー」と同じ「壁クリボー」状態。
「ハネクリボー」は自身への攻撃の時点では防げないがその後ターン中ずっとガードできるのに対し、このカードは自身への攻撃は防げるが、その後の攻撃には対応しない。
手札に戻るため毎ターン使用できるのでひたすら壁として使い続けるといい。
デメリットは相手ライフが回復してしまうこと。一見「シモッチによる副作用」と相性がよさそうだが、実際はシモッチがある状況で攻撃などしないだろうから、あまり意味はない。「バトルマニア」と組み合わせれば攻撃させることも可能だが、そこまでするなら「ギフトカード」辺りを入れたほうが早い。一応、抑止力にはなる。
このカードの効果は自分に戦闘ダメージが発生するときにしか使用できない。守備表示の時は「猛進する剣角獣」や「メテオ・ストライク」を装備したモンスター(いわゆる「貫通効果」を持ったモンスター)との戦闘などの例外を除き、効果を使用できない。攻撃表示の時でもこのカードより攻撃力の低いモンスターからの攻撃(戦闘ダメージを受けるのは相手)では発動できない。
「血の代償」があればライフの続く限りいくらでも攻撃を防げる。ただし、発動のたびに500のライフコストが必要なのでライフの差はどんどん広がっていく。+「エレメントの泉」で無限に使用可能になるが、そこまでする意義があるかどうかは別の話。
1ターンに1度攻撃を防ぐカードとしてみると「くず鉄のかかし」に近い効果。ライフを回復させてしまうこちらのほうが扱いにくいが。遊星の相棒はクリボー系統のモンスターではなく「くず鉄のかかし」なのだろう。
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