クルックー・モフスとはPCゲーム『Rance』シリーズの登場人物である。
概要
『ランス・クエスト』から登場した無表情で無愛想で無感情な女の子。大陸でも大きな影響を持つAL教の教徒で各地でバランスブレイカーの回収や悪霊退治などを行っている。ランスに掛けられた禁欲モルルンの内容を教えたのも彼女。髪で右目部分を覆っているが右目は昔、事故にあい見えなくなってしまった。
実は前法王の娘で法王に次ぐ地位である司教。生家が教会だったので自然に神官になった。
4人の司教の内2人の妨害工作により知名度は3人よりない。「親の七光りだけで司教になり真面目だけが取り柄」と噂されている。また顔も知られていない。
しかしクルックー自身は法王や司教の地位などにはまったく興味がなく、妨害工作にも気にも留めていない。
AL教の教えを信奉しており、作中でも度々口にしている。
白おばけことトローチ先生とは古い付き合い。世話役もやっていた様だが曰く、「もう少し常識的に育ってほしかった」
「いつかこれで痛い目に合わなければいいが」
初期にはランスには珍しく「襲う気になれない」と言ってるがこれは「男避けの指輪」というアイテムを付けているため。これを付けている時は男性からはまったく魅力を感じない女性に見られている。
仲間入りする時に一時的に外したがランスが「嘘だ!可愛いがこいつは本当は男だろ」と疑ったため、
下着をずらしてアソコを直接見せるという大胆な行動を取っている。
後にランスに2人きりの時は外せ、と言われそれを実行している。
作中、バランスブレイカーを回収する時に発生する被害を気にも留めずに行動している。しかし『マグナム』ではランスと共に冒険をしていく内に徐々に心境の変化があった模様。
無印ではAL教関係のシナリオが進まなかったがマグナムではAL教関係のシナリオにスポットが当てられており、
リセットと同様に実質的なメインヒロインとなっている。冒険の中でランスが自身の中で段々と大きな存在になっていき、法王になるための最終テストが行われ、ランスたちの活躍もあり3人の司教を抑えて新しい法王となる。しかし法王になった時に女神ALICEの真実を目にし、AL教に失望。
法王になる際、1357回殺され、853回精神を破壊されている。ランスを殺さない方がいいと意見して1回殺される。
以降はAL教のために行動するのではなく、ランスのいるこの世界を守るために行動する。
法王の仕事として度々ALICEと面会し、無茶な要求をさせられるがなんとかごまかしている。
しかしおそらく面会のたびに意見し何度も殺されていると思われる。
趣味は読書と貝殻集め。前者はALICE関連の本を読んでいたがAL教に失望してからは読まなくなった。
9では貝殻図鑑を読んでいるシーンがある。
貝殻はランスとタメを張るほどのコレクターでもあり、たまにお互いのコレクションを見せ合ったり自慢したりまだ見ぬ貝についたり語っている。もちろん周りはあまりにも深すぎるのでそれについていけない。
貝殻関係は上記のように9でも健在。ある戦闘中の特殊会話では「どさくさで割れたら大変だから」と落ちていた貝を拾って志津香に突っ込まれるがランスに「割れたら大変だ、許す。後で俺にも見せろ」と言われクルックーも「ええ、いいですよ。後で一緒に見ましょう」と返し、志津香は「貝コレクターってみんなこうなの?」と呆れている。
ヒーラーとして参戦するが能力が高く他のヒーラーと比べても打たれ強い。スパルタの「背負い投げ」やレンジャーの「宝箱開け」や「罠回避」も覚える。
ランス9にも参戦。マグナムが正史となり、最初から法王としての登場。しかし本人はいつも通りでパットンらとも気軽に会話している。(法王と敬って接してくるのはメルシィやルシアンぐらい)
「変身がなんとなくわかる」「法王の容姿を知っていた(法王の容姿を知る者は限られている)」などでルシアンの正体も初見で見破ったがランスがルシアンの事を聞かなかったのでルシアン自身が正体をばらすまで口にしなかった。
ラ「・・・・・・何故、言わない。」
ク「・・・・・・・・・・・・ 聞かれなかったので。」
ラ「お、お前という奴は・・・・・・」
ク「??」
ルシアン同様の2人しかいないヒーラーの一人だが技などで差別化されている。
Hシーンもクエスト無印と比べるとクルックーの反応が大きく異なっている。
ちなみにランス9によると彼女の冒険服の「レディチャレンジャー」は一部では憧れのアイテムらしい。
「謎の彼女X」の卜部美琴に似ているのは偶然だが、このことは原画の織音もネタにしている。
実際の元ネタは「フランケンふらん」のふらんの妹である「ヴェロニカ」だが、隻眼を前髪で隠しているという設定上の小さな差異もあって卜部美琴のほうが似ている。
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関連項目
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