クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ~拉麺大乱~とは、劇場版クレヨンしんちゃんの26作目である。
概要
2018年4月13日公開の映画。カンフーが題材となっており、かすかべ防衛隊がメインとなる作品。また、本作はかすかべ防衛隊の一員であるおにぎり佐藤マサオに焦点が当てられている作品で、予告編にも「今年はマサオが世界を救う!?」ともあるのでマサオ君の動向に注目してみよう。また、劇場版クレヨンしんちゃんシリーズにおいて、初めて金曜日に上映される作品である(25作目までは土曜日公開だった)。
ゲスト声優ではお笑いコンビのANZEN漫才と関根勤が出演する。関根勤は2001年公開のクレヨンしんちゃん映画「オトナ帝国」にも出演していたので、本作で17年ぶりの出演となる。主題歌はももいろクローバーZの「笑ー笑~シャオイーシャオ!~」で、彼女たちも劇中でゲストとして出演する。
同年6月に矢島晶子がしんのすけ役を降板したため、彼女がしんのすけを演じた最後の映画となった。
あらすじ
春日部にある中華街、「アイヤータウン」でしんのすけ達かすかべ防衛隊はマサオ君から伝説のカンフー「ぷにぷに拳」の修行を誘われる。しんのすけ達はぷにぷに拳の修行をすることになる。
そんな中、食べたらヤミツキになると言われる「ブラックパンダラーメン」を食べた人達が凶暴化する事件が多発する。かすかべ防衛隊はアイヤータウンを守るべく謎の組織に戦いを挑む。
登場人物
玉蘭
カンフー娘で、かすかべ防衛隊と共にぷにぷに拳の修行をする。師匠の一番弟子で、元々捨て子だったところ師匠に引き取られた。アイヤータウンの人々に育てられたため、アイヤータウンを家族同然の様に愛している。アクション仮面の大ファンでもある。
師匠
しんのすけ達にぷにぷに拳を教える老人。包子(パオズ)の店を開いている。かつて捨て子だった蘭を引き取った。老人ながらもぷにぷに拳の腕は衰えていない。
ドン・パンパン
ブラックパンダラーメンのボスで、売り上げを上げる事しか考えていない。笹などあらゆるものを食べる程の悪食。闇突拳という拳法の使い手。ヘイヘイという黒いパンダを連れている。
ヌン・チャック
ブラックパンダラーメンの刺客。ソーセージ拳の使い手で、オネエ系の双子。ソーセージのようなヌンチャクで戦う。レモンバジルが入っている方がヌンで、無い方がチャック。
ミヤ・ゾン
「あの、ちょっと、ちょっとだけ待ってくれます?」
ブラックパンダラーメンの刺客。自作の曲を歌いながらギター拳という拳法を使う。
あらぽん
ブラックパンダラーメンを食べた客の一人。新しいブラックパンダラーメンの実験台にされた。
くろぐろクローバーZ
CV - ももいろクローバーZ
アグネス
「ラン!現実を見な!」
ヤムチャ(飲茶)店を経営する女性で、蘭を昔から家族のように育ててくれた。ドン・パンパンにより秘孔を点かれた事で両手を狐の形にされてしまい、店を取られて街を出て行った。
チョウ
氷屋を営んでいる老人。アグネス同様昔から蘭を育ててくれた。ドン・パンパンに秘孔を点かれた事でカニ歩きしか出来なくなった。アグネス同様街を出て行った。
ワン
「ワイルドだろ~?」
蘭の中学時代の先輩である男性。ドン・パンパンに秘孔を点かれた事で一発ギャグを言うようになった。一発ギャグ発作病?アグネスとチョウ同様街を出て行った。
プンプン
「奥義が欲しいか~!」
ぷにぷに拳の最終奥義の事を知っている薄緑色の妖精で、中国の奥地で暮らしている。棲み処は防犯カメラが付いているなど意外とハイテク。
スタッフ
- 原作/臼井儀人
- 監督/高橋渉
- 脚本/うえのきみこ
- 絵コンテ/高橋渉、橋本昌和、三原三千夫、久野遥子、美月輝
- 演出/鈴木大司、三原三千夫、高橋渉
- 作画監督/針金屋英郎、原勝徳、大森孝敏、末吉裕一郎
- 美術監督/三原伸明、西村隆
- CGI/つつみのりゆき
- 音楽/荒川敏行、大谷幸
- 編集/村井秀明
- 制作/シンエイ動画、テレビ朝日、ADK、双葉社
- 配給/東宝
関連コミュニティ
関連項目
- クレヨンしんちゃん
- 佐藤マサオ
- かすかべ防衛隊
- 高橋渉
- 関根勤
- ももいろクローバーZ
- クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(前作)
- クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(次作)
- クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!夕陽のカスカベボーイズ(かすかべ防衛隊が主役)
- クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(かすかべ防衛隊が主役)
- クレヨンしんちゃんの関連項目一覧
- カンフー
- ラーメン
- パンダ
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