クロ(ボンバーガール)とは、アーケードゲーム「ボンバーガール」に登場するキャラクターである。
概要
クロはボンバーマスターを目指すエリートタイプなボンバーガール!
勝利は当然、敗北は恥が信条のクロは今日も栄光を求め続ける!趣味:料理だ。作ることも好きだし、もちろん食することも好きだぞ。
好き:この世の食材すべてだ。ただしナマコだけは認めない。
嫌い:ナマコだ。
JAEPO2018直前に突如発表されたボンバーガール。黒ボンを模したアクセサリーやボムを持っており、シロと対になるキャラクター。
白いショートカットのシロとは対照的な黒のロングヘアをしており、髪飾りの位置もシロと左右逆になっている。
天真爛漫なシロに対して冷淡な口調をしており、クールで理知的に見える少女。「~だぞ」「~ぞ」といった中性的な語尾を多用する。
しかし敗北時のセリフやスペシャルセリフから、どちらかというと熱い性格をしていることが伺える。公式プロフィールの「敗北は恥」というのもエリートゆえというより、ただ負けず嫌いなだけのような……。
加えてボンバーガールの選択画面において「自己PR」を問われ、バトルの前なのにも関わらず何故か料理の腕をアピールしてくるなどだいぶ天然な面がある。かわいい。
不器用ながら熱い好意をぶつけてくるマスターLOVE勢。
遠回し(?)に愛妻弁当を作るための質問をしてくるSP1に始まり、バレンタインでは真っ直ぐに『本命』と断言する、更には勝利セリフの片方で「私を褒めるか、私の頭を撫でるか。お前が選べるぞ、マスター」とかわいらしい二択を要求してくるなど好意のアピールに余念がない。というか、前述の天然ボケのためか本人が隠そうとしてもまるで隠しきれていない。
モモコ曰く「むっつりクロ助」とのこと。
バトル中に他プレイヤーが聞くチャットではキリっとした台詞が多いので、使用してみたときとそれまでのイメージのギャップにやられるプレイヤーも少なくないようだ。
またボンバーガールきっての食いしん坊。公式イラストには次郎系を彷彿とさせるラーメン、餃子、唐揚げ、かに玉、更に山盛りのご飯を前に目を輝かせているものがある。
ちなみに一般人であるマスターにギガンティック幕の内(通常の30倍のお弁当)を振舞うなど、自分の食べる量が図抜けているという自覚に乏しいらしい(マスターは頑張って完食した)。やはり天然。
ゲームにおいて
特徴:クロはボマーの中でも、敵のベースやタワーを壊すのが得意なボンバーガール。
ステータス | HP | BOMB(初期 / 最大) | FIRE(初期 / 最大) | SPEED(初期 / 最大) |
---|---|---|---|---|
大 | 2 / 5 | 1 / 5 | 2 / 5 | |
スキル | スキル1 (使用可能レベル) |
スキル2 (使用可能レベル) |
追加スキル (使用可能レベル) |
追加スキル (使用可能レベル) |
パイルバンカーボム (Lv2) |
ギガンティックボム (Lv5) |
クロキック (Lv4) |
クロがまん (Lv4) |
パイルバンカーボムに減衰があること、ギガンティックボムの効果範囲から施設に隣接してボムを置くことで初めて輝く特化型のボマー。
ソフトブロックをまとめて破壊する手段がLv4のクロキックしかなく、更にスクリューボム!などの貫通ボムと比べアイテム掘りに向かない(蹴ったボムが近くにある掘ったアイテムをそのまま焼いてしまう)ため序盤のアイテム事故が非常に痛い。掘りが遅ければその分出遅れることとなり、展開の速い試合では致命傷にすらなりうる。
またハードブロックを超えた干渉ができず、無敵のあるスキルがカットインとCTの長いギガンティックボムしかないなど、ボトルネックを突破する手段に乏しい。低~中ランクではクロキックで容易に抜けられるが、高ランクでクロキック抜け対策をしているプレイヤー相手には爆風食らい抜けのテクニックが必須になる。そのため体力が減りやすく、ギガンティックボムを危険視した後衛に張り付かれて倒れ続けることもしばしば。
運用の際は、火力を当てにしてむやみに突撃せず、ベース前でアタッカーを待つなど相方の前衛と呼吸を合わせることを意識したい。
後述の理由からラッシュによる逆転負けも誘発させやすく、高火力という分かりやすい特徴に反しランクが上がるほどごり押しが難しくテクニカルな立ち位置となる。
とはいえうまく扱えば7割近いゲージ差から逆転したり、逆にほぼフルゲージで敵ベースを爆破するような圧倒的大差で快勝するなど浪漫派ボマーとして立ち回れる。
スキル
対になるシロ同様、ボンバーマンシリーズ作品に元ネタのあるスキルが多い。
- パイルバンカーボム
- 2回爆発するボム。威力は見た目通り通常のボム2回分で、距離減衰もある。
- 用途としてはほぼ対施設攻撃用。実はCTあたりのダメージ(隣接)はギガンティックボムを上回る。
- 1回目の爆風でアイテムが出るとそのまま2回目の爆風が焼いてしまう(しかも爆風は焼いた地点で止まる)ためアイテム掘りには向かない。
- 爆風の持続が長いため敵の足止めに使えなくもないが、食らい抜けには無力。
- LV.4になり、わかりやすい強さの「クロキック」が登場して以後は使いにくくなる。
- 終盤ギガンティックボムのチャージが間に合わない時間はこちらに切り替えることで攻撃力を上げられる。
- また、ベース内ではクロキックの出番が少なくなるため、入るまではキック、入ったらこちらのように使い分けるのも有効。
- 食らい抜けしながら置くことで被弾無敵でスタンを避けつつ進路上に新しく置かれるボムを除去して確実にギガンテックボムを置くパイル抜けというテクニックがある模様。
- ギガンティックボム
- クロの代名詞。カットイン付きで巨大なボムを設置。勝負所でこれをぶつけられるかがクロを使う上で大きな鍵となる。略称はGB、ギガボム、ギガボ、もしくは単にギガなど。
- その威力は500。「タワーをワンパン」、「ベース設置で勢力ゲージ2割」「ベース内のブロッカーでも即死」という暴力の権化。
- 一方、爆風範囲は周囲3×3マスであり、距離は無いと思っておこう。
- カットインはおよそ2.3秒と長く、ボムが設置されてから起爆するまでの時間と一致する。つまり誘爆なしで起爆するまでは発動から合計4.6秒かかる。
- ボムを置いた直後に使用し、その爆風で設置すぐに起爆するテクニックがある。グリムアロエ対策や、残り数秒でベースへ到達した際に有効。ただしこれをやると確実にスタン(長)する。
- 隣接ボム2個+遠隔ボム1個+このボムの計4ボムでゲートを破壊できるため、序盤は積極的にゲート破壊に使用するのもよいだろう。
- クロキック
- 1マス正面にあるボムをハードブロックや他のボム、キャラクターにぶつからない限り5マス直進させる。いわゆる『ボムキック』。
- シリーズ作のキックと違うところは、「進路上5マスのソフトブロックを破壊」すること。ボムの爆発と合わせ最大6マスの長さのソフトブロックをボム1個で排除できる。他のボマーの貫通ボムと異なり火力ステータスや好感度に依存しないのも強み。
- ソフトブロック破壊以外にもボムで挟まれた状態からの脱出や、爆破直前のボムを蹴ることによる疑似遠距離攻撃(通称:火炎瓶)など攻防にわたって活躍する。
- 使用後に硬直がある(キックでボムが移動する時間とほぼ同等)ため、シューターの近くで発動する際は注意。
- 前触れもなくボムが動くことで味方の無敵回避のタイミングをずらしてしまう可能性があるため注意が必要。
- 立ち回りを改善する要となるスキルであり、人によっては「人権」と呼ぶほどに重要。
- クロがまん
- 発動から7秒間、受けるダメージを半減させる(スタン時間などは変わらず)。また被弾ボイスが変化する。
- 元ネタはPCエンジン版にボスキャラクターとして登場した黒ボンが使用する、緑色のオーラをまとった無敵状態と推測されている。アレってがまんだったのか……。
- 体力フル状態だと隣接ボムを3発まで耐えられるため、多少強引な攻めが可能となる。上述の通りクロはダメージを受けやすいボマーであるため、進軍の際に使用すると大きな助けになる。
- とはいえ効果時間はそこまで長くなく、進路を塞がれ続けると突入前にあっさり切れてしまう可能性もある。CTも30秒弱とだいぶ長いので、きちんと有効な動線を見極めたうえで使用したい。
- 時間切れ間際やリーサルなどを見越してセットし、試合最終盤に使用するのも有効。ベース前かつ体力満タンで使用できれば防ぎきる術はかなり限られ、クロの一撃の比重を考えれば脅威そのもの。
- 使用時に1秒ほどモーションがあり無防備になる。ボムに挟まれないよう狭い場所での使用は控えたほうが良い。またモーション中のダメージは半減されない。攻撃の出が早いエメラなどにはその間に一気に攻撃を叩きこまれて落ちる可能性がある。注意したい。
Twitter(4コマ)において
シロに対し事あるごとに「かわいい」と言い、ライバルどころか友情すら飛び越えた執心を見せる。
4コマシロ(以下ツロ)特有の突飛極まりない行動をしているときは勿論、ツロが頭を撃ち抜かれたりサーヴァントに吸血されて死にかけている状況などですらブレずに「かわいいなー!」と叫び続ける(初期には普通に絶句したり不服そうにしたこともあったが)。なお、ツロがいくらピンチでも、ほとんどの場合で叫ぶだけで救助に行ったりはしない。
アクアのジョークを真に受けて満漢全席を作り上げる、パプルに12品以上のスイーツを依頼されて快諾する(その後イベント構成の関係でパプルの誕生日イベントが遅れ、時間が余ったことから更に当日にはモンブランも追加された)など料理の腕も健在。満漢全席はセピアに「三ツ星級」と評されている。
ミンボーに食べられた巨大チョコケーキを見て、サイズこそ通常サイズに縮小したものの即座に作り直すなど、料理関係ではフォローもこなせる。ちなみに「作り直し」という事なので、元の巨大チョコケーキを作ったのもおそらくクロ。
上述のツロへの態度に始まり、CARD CONNECTの絵柄に「キムカル丼」を推すなど天然っぷりにも拍車がかかっている。
特にスキル「クロがまん」実装時の4コマでは修行で何も得られずに(網に入った大量のカニを手に)帰ってきた後、3月に水着を着せられたパインのやせ我慢を見て1秒で習得したという経緯となっており、その薄すぎる誕生秘話と酷すぎるネーミングセンスをグレイにツッコまれていた。パイルバンカーボムを名付けたセンスはどこへ消えたのか……。
あくまで天然であり積極的にボケることが少ない分、こんなクロでもカオス極まりない4コマでは良心側に当たる(筆者調べ)。
関連動画
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関連リンク
関連項目
- 2
- 0pt