クロスボーン・ガンダムゴーストとは、長谷川裕一の漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴースト』に登場するモビルスーツ(MS)である。
表記上は「・」を省略されることが多い。
概要
『機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト』に登場した、存在しないはずのクロスボーンガンダム。X3やスカルハートと同様に胸部にも髑髏のレリーフがついている。カラーリングは銀。
ゴーストという名前はフォント・ボーが勝手に呼んでいるもので、作戦でのコードネームはX-0となっている。全身銀色に塗られており、経年運用により燻んでしまっていたが、本来はかつてのクロスボーンバンガードのフラグシップMSだったビギナ・ギナに似た配色だった。
『鋼鉄の7人』で全て失われた筈のクロスボーンガンダムだが、実は木星戦役中に輸送艦の事故で行方不明になっていた機体とパーツが存在した。木星戦役から約20年後に発見され、サルベージされたのが本機となる。本来のX3はこの機体であり、上記の機体色や「本来予定されていた」装備からも20年前のクロスボーンバンガード総大将であったベラ・ロナ(セシリー・フェアチャイルド)の搭乗を前提にしていた調整がされている(ゴースト劇中ではカーティスに合わせたチューニングになっている)
主武装はバタフライバスター。建造されたUC.130年代から既に20年以上が過ぎているため、さすがに150年代のモビルスーツと比べると火力面での優位性は失われているが、機動力での優位性はなお健在である。
主な搭乗者はカーティス・ロスコ(トビア・アロナクス)。後にシーブック・アノー、フォント・ボーなど、ゴーストまでの歴代クロスボーンの主人公が全員搭乗している。
兵装
- 頭部バルカン砲
ビームサーベル/ビームガン
ビームシールド/ブランド・マーカー
ヒートダガー
シザーアンカー - X1と共通装備なのでX1の記事を参考のこと。
- バタフライバスター
- X1とX2で用いられた"ザンバスター"の発展型とも言える複合火器。
- ザンバスターがビームザンバーとバスターガンの合体/分離により多機能化を図ったのに対し、こちらは折り畳み式の変形機能を備えており、より柔軟な対応が可能となった。
- 威力自体はザンバスターとほぼ同等だが、UC.153年の時点では標準的なビームサーベル・ライフル程度の性能になっている。そのため以前のザンバスターのような出力で圧し切れないので、カーティスは2丁同時使用により補っている。
- 改良型であるバタフライバスターBは改良前よりも12%ほどの出力が増強されている。
- 多目的攻撃兵装「クジャク」
- X3とX1フルクロスに搭載されたムラマサ・ブラスターと、X1スカルハートとX1フルクロスに搭載されたピーコックスマッシャーの機能を統合した複合火器。変形することによって折りたたまれて射撃モードに変形する。
- 小型ジェネレーターが組み込まれており、MS1機に匹敵するコストの高級武器である。
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関連項目
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