クロノ・ハラオウンとは原作版「魔法少女リリカルなのは」の登場人物、又はテレビアニメ版「魔法少女リリカルなのはシリーズ」の登場人物である。原作版のシナリオ内容が「思い出と時間の物語」であり、それを受けての「クロノ」である。マツダのクロノスめ紛らわしいぞ…
CVは榊上総(原作版)、高橋美佳子(アニメ版少年時)、杉田智和(アニメ版青年時)。中の人3人、そして何気にひとり龍虎王。
なお、原作版とアニメ版で大きくキャラクターが異なるため、以下記述を分けるものとする。
概要(原作版)
原作版では高町なのはのお婿さんである。マジである。
色々あって一時的にクロノ・ハーヴェイと姓を変えていたが、母親のリンディさんはハラオウン姓なので本名はハラオウンだろう。
物静かで笑顔がかわいいプチ美形少年。魔法および技術開発に関して掛け値なしの天才であり、高町なのはのライバル役に座していた。身も蓋も無く言ってしまうと少年版フェイト・テスタロッサ。
肩書は、開発技師、ヒドゥン対策会議議長、ミッドチルダ最高行政官(=リンディさん)の息子。
こちらの年齢は9歳で、こちらのなのはとタメである。
使用デバイスはS2U。アニメ版の影の薄さとは違い、原作版ではレイジングハートと同等の存在感を誇り、いろいろとキーになるアイテムである。
概要(アニメ版)
アニメ版では新規キャラにして脇役エイミィ・リミエッタの夫である。残念ながら。ついでに二児の父。
アニメ版1期(無印)~2期(A's)では小生意気な小坊主であり、実は高町なのはと同じくクロノも原作版とアニメ版とでは似ても似つかない別人である。年齢が14歳に設定変更されたが、見た目(身長)が原作からほぼ変化なしのため、14歳の少年としては極端に小柄(16歳のエイミィよりも頭ひとつ小さい。推定身長140cm前後)になってしまった。
その後成長期が来たようで、A's最終回以降はごく普通に青年の体型になっている。
肩書きは時空管理局執務官、のちに時空管理局提督。
使用デバイスはS2U、のちデュランダル。
おしゃべり多機能なインテリジェントデバイスではなく、質実剛健なストレージデバイスを好むのは本人の性格か。無印放映時点では、S2Uのシステムボイスがリンディのものであったためマザコン疑惑をかけられたことがある。A'sで師からデュランダルを入手して以降は、性能で上回るデュランダルを愛用している様子。S2Uを使わなくなったのはなのはとの関係は原作だけですよという表明だったのかもしれない。
元の原作版が「なのはと同じ年齢の天才魔道師」だっただけに、アニメ版でも男キャラなのにスペックがやたら高いが、原作並に高すぎると物語的にアレなため『A's』以降は急遽、実は努力型というデチューンがかけられ、主役達を見守るお兄ちゃんという一歩引いた位置へと下がった。
それでも高スペックに変わりはなく、しかもクロノがイジり甲斐ある男の子なので、当シリーズの恋愛要素ファンの希望の星に輝いて、一時期は男女カップリングネタの筆頭であったが、『StrikerS』でのもろもろの理由によってその流れは滞り、原作での妻になるなのはや、義妹フェイトなどの人気が根強いカップリング以外は忘れ去られて今に至る。その辺りの事情については意外にもアンサイクロペディアが詳しい。
アニメ版のクロノのドラマは『A's』で描かれたが、もともと原作ファンへのサービスが彼の活躍を支えていたため、シリーズが進み原作から遠くなるにつれて、言うまでもないほどに出番が減少している。
劇場版では「主要キャラクター」に名前があるため、一応出番はある様子。
ニコニコ動画における扱い
空気に等しい。
「クロノ」だとクロノトリガーとかのが有名だしね。
しかもキャラがニコニコ向きではない上に映像ソースが足りず、単品MADは数少ない。
しかし、原作ゲーム関連動画では扱いが一転ひっくり返る。
原作では、世界となのはを護るために本気で命を捨てかけた真の漢であり、それにすっ転んだファンの懐古の声援で埋め尽くされるのである。一方であまりのなのはとのラブラブっぷりに対する嫉妬の声でも埋め尽くされる。
一言で言うとスーパークロノタイム。
まあいずれにせよ人口自体は少ないのだが。
関連動画
戦闘シーンはかき集めてもこれが限界…だったが、偉い人に削除されたので、活躍は見ることができなくなった。
それでも見てみたいなら、素直にBDかDVDをご購入いただくか、頑張って探していただくしかない。
きほんをだいじに
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ここは是非とも『リリカルおもちゃ箱』を挙げるべきだがエロゲは追加できない。残念。
関連項目
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