クロユリ(黒百合)とは、以下の事を表す。
- クロユリ(黒百合) - ユリ科の多年草。別名ブラックサレナ。この記事で解説する。
- 黒百合 - 多島斗志之の小説。2008年東京創元社刊。
- クロユリ団地 - 日本映画。中田秀夫監督のホラー作品。
- 黒百合伝説殺人事件 - ドラマ『山村美紗サスペンス 京都門司港殺人事件』の第二作目の題名。
- ニコニコ動画で活動している男性実況プレイヤー ⇒ “クロユリ(実況プレイヤー)”参照。
- クロユリ - 漫画『07-GHOST』の登場人物。
- クロユリ - ゲーム『フラワーナイトガール』の登場人物。1の擬人化。
- 黒百合姉妹 - 女性音楽ユニット。
- 黒百合伝説 - 佐々成政の側室の早百合に「早百合が密通している。お腹の中にいる子どもは成政様の子ではない。」という噂が流れ、これを聞いた成政が烈火の如く怒り、有無を言わさず早百合を神通川の川沿いまで引きずり、髪を逆手に取り宙に引き上げ、殺してしまった。それだけでなく、早百合の一族18人全ての首をはね、獄門に磔にしてしまう。早百合は死ぬ際に「己成政此の身は此処に斬罪せらるる共、怨恨は悪鬼と成り数年ならずして、汝が子孫を殺し尽し家名断絶せしむべし。」(『絵本太閤記』)と叫んだ。また、早百合は「立山に黒百合の花が咲いたら、佐々家は滅亡する。」と呪いの言葉を残して死んだとも言う。佐々瑞雄(成政の甥である佐々直勝の子孫)によると、母に「わが家では、絶対ユリ科の花は活けてはいけません。」と言われていたと云う。早百合が殺された神通川の辺りでは、風雨の夜に女の首と鬼火が出ると云い、それを “ぶらり火”と言った。
概要
名前はクロユリだが花の色はくすんだ紫色。主に北半球に分布している植物で、日本では本州中部以北の高山部や北海道などに見られる。“高山型”と“低地型”があり、それぞれ草丈など特徴が違う。
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関連項目
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