「アレン・M・サムナー級駆逐艦のクーパーだ! アレン・M・サムナーとモールとオルモック湾で敵と戦って、でもそこまで頑張れなかったような… むむむ、無念!あの酸素魚雷、流石にこのクーパーの目を以てしても発見できなかった!」
クーパー(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、第二次世界大戦時のアメリカ海軍に所属したアレン・M・サムナー級駆逐艦4番艦DD-695〈USS Cooper〉をモチーフにしたキャラクター(KAN-SEN)である。
指揮官、クーパーだよ!共に仲間と、世界の未来のために戦おう!おー!
KAN-SEN名 | |
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クーパー USS Cooper DD-695 |
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基本情報 | |
所属 | ユニオン |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | SR |
CV | 岡咲美保 |
イラスト | 黑帽十三天 |
艦歴 | |
国籍 | アメリカ |
出身地 | ニュージャージー州 カーニー |
造船所 | フェデラル・シップビルディング・アンド・ドライドック社 |
艦級 | アレン・M・サムナー級駆逐艦4番艦 |
進水日 | 1944年2月9日 |
就役 | 1944年-1944年(アメリカ軍) |
最期 | 1944年12月3日(沈没) |
備考 | |
アレン・M・サムナー級の一隻。 世話焼きで、他人を颯爽と助ける自分が一番かっこ思っている「自己完結型ヒーローバカ」。 弱点はネコ。作戦行動中以外は見かけるとたちまち注意力が吸い込まれてしまうほど。
【小ネタ】 夜間行動の黒い塗装から「ブラックキャット」と呼ばれたPBYカタリナだが、実は飛行士たちは戦闘任務で彼らの航空機を「猫」と呼ぶ一方、救援任務では「Dumbo」、つまり「バカ」と呼んでいたらしい。 愚直でまっすぐ、人々を助けるヒーローバカたち―― 愛されてきた存在だ。
アズールレーンの世界におけるアメリカに当たるユニオン所属。レアリティはSR。イラストは黑帽十三天。CVは岡咲美保。
2020年3月26日開始のイベント『闇靄払う銀翼』にて先行実装された。獲得方法としては期間限定建造であり、レアリティSRなので下手をすればSSR艦が全部揃ったのにこのクーパーだけが揃わない…というあるあるが起こったりする。いずれにしても指揮官はムキにならず、資金とキューブの残量を考えながら狙うべし、である。
ふにゃーニャンニャンを見るとクーパー、融けちゃいそ~しきかーん、執務室で黒いの、飼おうよ~
黒髪に赤い瞳の少女。駆逐艦だけあって、やや幼さが残る体つきであるが、その胸部装甲はそこそこある。頭にはペンネントを付けており、「CAST OFF」の文字が印象的。
性格面は極めて明るく、なにかあるとほっとけ無い世話焼きタイプ。人を助ける自分にヒーローとしての姿を重ねていて、ちょっと陶酔しがちな「自己完結型ヒーローバカ」である。他方で、猫好きな面があり、特に黒猫が大好き。黒猫を見かけると状況に構わずに可愛がりにいってしまう。重桜の猫系KAN-SENたちをみるとどういう反応を見せるのかちょっと興味が湧くところ。
ヒーロー大好き仲間として、リノとは意気投合するところがある様子だ。
実装と同時にスポーツ着せ替え「烈日のテニスバトル」が販売されている。
ツイートを読み込み中です
https://twitter.com/azurlane_staff/status/1242349432781209600
テニスウェア姿が動きまくるLive2D仕様である。大きくかがんでいる姿なので、チラ見えしている胸元がまぶしい。これに魅せられちゃった指揮官はショップにいらっしゃいにゃ。
キャストオフ!行くよ!
サイクロンブラックキャット
①戦闘開始後20秒ごと発動。10秒間自身の火力が5.0(MAX15.0)%アップし、敵潜水艦を10秒間探知済み状態にし、さらに一回攻撃する水上機を呼び出すLv1(MAX10)。 ②自身が【PBY-5Aカタリナ】を装備している場合、自身の耐久が最大値の40%を下回った場合に一度だけ発動。水上機による特殊航空攻撃を行う(威力はスキルレベルによる)
能力的には、フレッチャー級の後継となる当時最新型の艦だけあって、レアリティSRとは言えSSRに匹敵する能力が与えられている。ユニオン駆逐艦らしく、砲撃戦・魚雷戦どちらにも対応可能で、対空力も駆逐艦としては高めのものを持っている。
最大の特徴はそのスキル「サイクロンブラックキャット」にある。これは、前衛艦としては2020年3月時点では唯一である[1]「設備なしでの敵潜水艦探知」能力を持っており、ソナーを積まなくても敵潜水艦を攻撃可能となる。水上機による攻撃もあるため、爆雷を積まなくても雑魚潜水艦を掃討するぐらいなら十分に役立つ。おまけに火力ブーストもつく。
もう一つの能力は、自身がPBY-5Aカタリナ[2]を装備していれば、ピンチのときにカタリナが爆撃を加えてくれる。これがなかなかに強力であり、クーパーの雷装値によって威力が上昇するため、クーパー自身が育ちきっていれば5桁ダメージすらも狙えるもの。ただし、耐久40%を下回るという状況自体がそうあるものではなく、狙って出そうとすれば耐久の微調整が必要となるなどなかなか難儀である。ややロマン兵器の要素が強く、設備スロット一つ潰してまで頼りにするのは微妙なところ。
クーパーの身に宿る大いなる力でピンチになったみんなを救うシミュレーション…カッコいいね!ボク!
アレン・M・サムナー級駆逐艦は、前級であるフレッチャー級の拡大改良型として建造されることになった。当初は100隻の建造計画が立てられたが、航続距離などの問題点が指摘されるようになり、姉妹艦は58隻に留まり、さらなる改良型のギアリング級に移行した。
アレン・M・サムナー級駆逐艦4番艦「クーパー」は1938年に事故死した飛行士のエルマー・グレン・クーパーにちなんで命名された。
1943年8月30日起工、1944年2月9日進水、1944年3月27日に就役した。
就役した年の秋には本格的に前線に投入されるが、当時はまさにフィリピンをめぐる日本軍と米軍の戦いが佳境を迎えていた。すでにレイテ沖海戦は終わっていたが、日本軍はまだレイテ島防衛を諦めておらず、同島北方のオルモック湾へ強引な輸送作戦(多号作戦)を繰り返していた。
「クーパー」は12月3日、僚艦の「アレン・M・サムナー」と「モール」と共にオルモック湾に侵入、すでに湾内で陸軍へ届ける物資を降ろそうとしていた輸送艦と松型駆逐艦「竹」「桑」に迫った。
松型駆逐艦は護衛用の簡易駆逐艦であり、実力的には正規の駆逐艦である「クーパー」たちの敵ではなかった。たちまち「桑」は沈み、残る「竹」の命も風前の灯火と思われた。
ところが、「桑」の犠牲により体勢を整えた「竹」の放った酸素魚雷が「クーパー」にクリティカルヒット。「クーパー」は船体が2つに折れ、たった1分で轟沈してしまった。あわてた「アレン・M・サムナー」らは湾外へ算を乱して脱出。「竹」の雷撃を敵潜水艦によるものと勘違いしたとも言われている。
こうして、「クーパー」は日本軍駆逐艦の雷撃による最後の大戦果という米軍にとっては不運な記録に残ることとなった。
ちなみに、このときに「クーパー」の乗員を救助したのがPBYカタリナ飛行艇である。
関連動画をこなさないとみんなを助けられないよね!
関連静画!きっと何か意義があるとクーパーは思う!
指揮官、いない間にたくさん仕事をしておいてあげたよ!ほら、この関連項目!全然違う…?あ、あれー…
脚注
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