「本当はここまで徹底的にやるつもりなかったんだ……でも戦わないと、グムたちがやられちゃうんだよ……!」
グム(アークナイツ)とは、タワーディフェンスゲーム『アークナイツ』の登場人物である。
グムの概要だよ!
| コードネーム | |
|---|---|
| グム ГУМ |
|
| 基本情報 | |
| 所属 | ウルサス学生自治団 |
| タイプ | 重装 |
| レアリティ | ☆☆☆☆ |
| CV | 高森奈津美 |
| イラスト | Skade |
| プロファイル | |
| 性別 | 女 |
| 戦闘経験 | 無し |
| 出身地 | ウルサス |
| 誕生日 | 10月2日 |
| 種族 | ウルサス |
| 身長 | 155cm |
| 鉱石病 感染状況 |
非感染者に認定。 |
ウルサス学生自治団の一員。献身的で料理上手な女の子。 いつも笑顔を絶やさない、自治団のムードメーカー的存在。
ロドスへ保護されたウルサスの学生たちによって結成されたグループ「ウルサス学生自治団」の一員。
ボーイスカウト大会でジュニア準優勝を果たした経験があり、その経験を活かしてオペレーター業の他にロドスのキッチンを担当している。
小柄ながらウルサス人は種族的に頑丈で、戦場では重そうな盾(?)を片手に重装オペレーターとして活躍する。
ウルサス学生自治団は内向的でやや暗い印象を受けるメンバーが多いが、グムに限っては例外で、そこ抜けた明るさからグループ外の知り合いも多い。同じくキッチンを担当するマッターホルンとも良好な関係を築いている(親子くらい歳が離れているらしいが)。
グムがやる!グムがやるよ!
スキル1:非常食 自動回復 自動発動
次の通常攻撃時、近くの味方1人に自身の攻撃力の160%のHPを回復
3回チャージ可能スキル2:戦場のシェフ 自動回復 主導発動
10秒間調理状態(攻撃停止)になり、防御力+80%
調理終了後攻撃力+80%、近くの味方の回復行動のみ行う
基地スキル1: コミュニケーション
貿易所配置時、受注効率+30%、体力消費が1時間ごと-0.25基地スキル2: 調理
配置宿舎内、自身以外のオペレーター1人の体力回復速度が
1時間ごと+0.35(同種の効果は高い方のみ適応)。
自身の体力回復速度が1時間ごと+0.35
ゲーム的には初心者用の120円パックを購入すると入手できる。
同じくYostarが運営している艦船擬人化ゲーム『アズールレーン』のサラトガと似たような立ち位置で、所謂『120円の女』枠。
サラトガが性能的にも優秀だったように、グムも序盤で入手しておくと何かと役に立つオペレーターである事は間違いない。
グムは重装オペレーターでありながら、スキルで味方を回復できる「回復盾」と呼ばれるタイプの重装オペレーターで、医療オペレーターが近くに置けなかったり、周囲の味方の持久力も求められる戦場で真価を発揮する。その代わり素の防御力や耐久力は控えめであり、一撃が重い相手のブロックには向かない。味方との連携が大事なオペレーターと言えるだろう。
スキル『非常食』はゲージが溜まっていると自動で周囲8マスにいる体力の減った味方を回復してくれる。
通路が2マス以上ある時に隣のオペレータの耐久が低かった時や遠距離で攻撃を受ける術師や狙撃オペレーターを助ける時に便利。
もう一つの『戦場のシェフ』は発動すると本当に戦場で料理を始め、攻撃しなくなる代わりに自身の防御力が上昇する。料理が終わると今度は回復に専念するようになり、スキルの発動時間が終了するまで続く。
この間確かに攻撃することはできないがブロックは有効なので、持久力を頼りに周囲の味方に倒してもらおう。
ところで、あの肉一体どこから持ってきたんだろうか…
回復スキルの他に『フライパンマスター』という攻撃的な素質を持ち、確率でダメージが200%、おまけに1秒のスタン効果付きというクリティカルヒットのような一撃が出る。意外と攻撃面でも侮れない。
イラストがいーっぱい入りそうだね!
関連項目
- アークナイツ
- アークナイツのキャラクター一覧
- ウルサスの学生自治団
|
グムはいつも楽しそうって?本当はね、あんな光景を見てたら、楽しくなんてできるわけないよ……
一見明るくいい子に見えるグムだが、実はロドスに合流するまではかなり大変だったようで、彼女の台詞から断片的にその過酷さが仄めかされている。
というのも彼女たちはチェルノボーグ、しかも本編ストーリーの序章から始まっているロドスとレユニオンの戦いの裏で、大混乱に陥っていたあの街をずっと逃げまどっていたのである。
彼女の言う「盾」もその合流までの過程で拾ったもの。形状からおそらく金庫の扉だと思われる。
そして、彼女もリーダーのズィマー他自治団メンバーの辛い思いを知っているからこそ、できる限り明るく振舞って元気づけようとしているのである。
マスコット的な存在に見えるが、グムは強い子なのだ。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
「え、まだグムについて知りたいの?」
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
後悔しても知らないよ…
グムには習慣がある。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
・イースチナに起こされると、彼女の手を握り、同じ方法で隣のベッドのズィマーを起こす。
―おそらく、手が温かい=生きていることを確かめるための行動。逆に言えばそれだけ命の危機にさらされている環境で生きてきたことの現れである。
・飢餓状態になると、制御不能で食べる。なんでも食べる。
―この時の彼女は何が食べ物か判別できていないようで、場合によっては人にすら食らいつく。
・ものを切る時は二回しか切らない。
―もし三回目を振り下ろせば、まな板を調理台ごと叩き割ってしまうほどの力を出してしまう為。
―その一撃には骨を砕いてしまうほどの威力がある。そうまでして何を食べようとしていたのか。
・どこへ行くときも絶対に、金庫の鉄扉で作った盾とフライパンを持っていく。
―いつ誰が襲ってくるかわからないし、どこで料理(特に肉を焼く事)が必要になるかわからない。
・歯磨き粉を限界まで使ったら、最後は直接口で吸って歯に塗り付ける。
―これ自体は最後まで活用するためか、あるいは別の意味があるのかは議論が分かれる。
―一説では生物のある部分をしゃぶる動作から身についた習慣という説もある。
・高いところに立つ時に絶対にふちから距離をとる。
―たとえ落下防止用の柵があってもという徹底ぶり。
―過去にイースチナがある人物を高いところから落とした可能性があり、その現場をグムは見ていたのかもしれない。
・眠る時は必ず電気をつけたまま眠る。
―闇夜に襲われないようにするため。
一見すれば明るいグムだが実際のところはその明るさの裏にはこのような「習慣」のようにいくつもの闇が残っており、本当の意味で立ち直っているとは言い難い。同時に彼女はこの習慣によって周りの人に迷惑をかけていることも知っている。
それでも、
―グムは「グム」を変えることができない―
「グム」はオペレーターとしてのコードネームで、彼女の本名は「ラーダ」という。
あくまで解釈の一つだが、上の表現は一度完全に心を壊してしまった「ラーダ」が少しでもズィマー達の役に立つために強い自己暗示でいつでも誰にでも明るく、一方で厳しい環境にも適応できる「グム」という新たな人格を作って上書きしようとしている事の現れとも考えられる。
|
|
|
|
だが、それでも微かに光が見える習慣がある。
・ズィマーとイースチナの前では全ての習慣は習慣でなくなる。
―彼女たちがいる時は安全だという心情の表れだろう。それだけグムは彼女たちを信頼している。
・楽しい時は笑う。心の底から笑う。
―習慣、というよりは辛い場所に長くいたからこそ楽しい時間のありがたみを知っているから。
ーグムの心の奥に深い闇があっても、その笑顔は嘘ではない。
自治団のウルサス人たちやズィマーとイースチナ。彼女たちと共にある事。
それが、グムの習慣だ。
- 5
- 0pt

