グリッドマンとは、円谷プロダクション製作の映像作品及び同作に登場するヒーローの名前である。
映像作品については下記を参照。
- 電光超人グリッドマン - 1993年放送の特撮映像作品
- SSSS.GRIDMAN - 2018年放送のアニメーション作品
概要
電光超人グリッドマン
私はハイパーエージェント、グリッドマン。
コンピューターワールドに魔王カーンデジファーが逃げ込んだ。
君達の協力を要請する!電光超人グリッドマン第一話「新世紀ヒーロー誕生!」より
異次元のハイパーワールドから魔王カーンデジファーを追ってやってきた「ハイパーエージェント」。実体のない存在だが、馬場一平が作ったCGキャラクターを取りこんだことで実体を手に入れた。普段は「ジャンク」という自作パソコンの中で待機しており、コンピューターワールドで異常が発生した際には翔直人に与えた変身アイテム「アクセプター」にGコールを発令し、直人と合体することで三次元のボディを手に入れ怪獣と戦う事が出来る。
通常時は怪獣と比べると極小であるが、巨大化プログラムを取り込むことで怪獣と同等の大きさにまで巨大化。基本的にはこの巨大化した状態で戦う。ほか、一平や井上ゆかが製作したプログラムやアシストウェポンの力も使う事もある。
グリッドマンのパワーとエネルギーはジャンクと連動している。ジャンクがパワーダウンしてしまうと、グリッドマンもコンピューターワールドから消去されてしまう。グリッドマンと直人たちはコンピューターワールドを通じて現実世界に混乱を撒き散らす魔王カーンデジファーとの戦いに身を投じる事になる。
主な技
- グリッドビーム
- 左腕のグラン・アクセプターから放つ必殺の光線。
- スパークビーム
- 牽制、ピンポイント攻撃などに使用された技。
- グリッドライトセイバー
- 斬撃の光線を飛ばして一刀両断する技。
- 超電導キック
- 飛び蹴り。よりパワーを高めた「ネオ超電導キック」もある。
- フィクサービーム
- 怪獣に破壊されたコンピューターワールドを修復するプログラムを可視化したようなもの。コンピューターを通じて人間にも効果があるようで、劇中では洗脳された生徒や脚の不自由な少年などにも使用した。
アシストウェポン
グリッドマンの戦いを支える武器やメカニック。一平がデザインしたCGをゆかがプログラムにして転送、グリッドマンが実体化ビームを使うことでコンピューターワールドに実体化する。
- グリッドマンソード
- バリアシールドに収納されていたプラズマブレードを引き抜き、先端に合体させた大型の剣。またの名をスペシャルドック。盾の状態でも、面を折りたたむことでサンダーアックスと呼ばれる斧としても使える。
- ゴッドゼノン
- (頭部側から順に)サンダージェット、ツインドリラー、ゴッドタンクのサポートメカ3機を合体させたロボ。画面の外にいるゆかと一平が操作している。ロケットパンチを繰り出すゴッドパンチやアッパーを放つゴッドブレイカーなど格闘戦が得意。
グリッドマンは、合体することで馬力が強化されたサンダーグリッドマンとなり、右腕からパンチ風に撃つサンダーグリッドビームや、胸部から放つサンダーグリッドファイヤーなどを必殺技として使う。 - ダイナドラゴン
- 一足先に投入されていた大砲「ドラゴニックキャノン」を、支援戦闘機「キングジェット」と合体させた恐竜風のサポートロボ。ドラゴニックキャノンも単体でダイナファイターと呼ばれる戦闘機への変形が可能であり、飛行形態同士で合体させて「ドラゴンフォートレス」としても運用できる。
グリッドマンは、キングジェットと合体することで俊敏性が強化されたキンググリッドマンとなる。両腕の銃から放つキンググリッドランチャーが得意技。必殺技はキンググリッドビームとキンググリッドファイヤー。
SSSS.GRIDMAN
私はハイパーエージェント、グリッドマン。
思い出してくれ、君の使命を!SSSS.GRIDMAN#01「覚・醒」より
ハイパーワールドから使命を帯びてやってきたハイパーエージェント。
中古のパソコン「ジャンク」から響裕太に呼び掛け、この世界に迫る危機と立ち向かうように働きかける。当初はボディが青色を基調としたカラーリングの「イニシャルファイター(initial fighter)」だったが、裕太との合体とジャンクの調整を経て赤色のボディの「プライマルファイター(primal fighter)」へと変化した。裕太と同じくグリッドマン自身も記憶を失っているようで、自分の使命である「この街を危機から守ること」しか覚えていなかったという。裕太たちの雑談にも口を挟んだり特撮版のグリッドマンと比べると若干フランクな性格となっている。
グリッドマンの存在を知る者は響裕太と彼のクラスメイトである宝多六花と内海将、そしてアクセスコードによりアシストウェポンとしてグリッドマンの力になる4人の新世紀中学生のみ。ツツジ台に突如現れる謎の怪獣に彼らと共に立ち向かう。怪獣が現れた時には裕太がプライマルアクセプターを使ってアクセスフラッシュを行いグリッドマンと一体化、巨大化して怪獣と戦う。
物語の終盤、彼がかつて現れた「電光超人」グリッドマンと同一人物であることが明らかになった。プライマルファイターの姿は弱体化ではなく、他の世界で手に入れた新たな姿である。
アシストウェポン
グリッドマンの戦いを支える武器やメカニック。「新世紀中学生」と呼ばれるハイパーエージェントたちがアクセスコードによりジャンクを通じてアシストウェポンへと変身する。
- グリッドマンキャリバー
- サムライ・キャリバーが変化した大型の剣。サンライズ立ちがよく似合う。必殺技はグリッドキャリバーエンド。
- バトルトラクトマックス
- マックスが変化した大型タンク車両。二対の大砲タンカーキャノンで支援するほか、グリッドマンと合体することで両腕部が大型化した剛力合体超人マックスグリッドマンとなる。必殺技はマックスグリッドビーム。
- バスターボラー
- ボラーが変化したドリルタンク型のマシン。ドリルよりも遠距離攻撃が得意で、グリッドマンと合体することで武装合体超人バスターグリッドマンとなる。必殺技はツインバスターグリッドビーム。
- スカイヴィッター
- ヴィットが変化したジェット型マシン。見た目の通り空中戦が得意。グリッドマンと合体することでだ大空合体超人スカイグリッドマンとなる。
- パワードゼノン
- 上記4台のアシストウェポンが合体したロボ形態。またの名を「合体戦神」。
- フルパワーグリッドマン
- グリッドマンと4台のアシストウェポンが合体した超合体超人。もうただのロボットじゃん。4台同時に出撃すると処理落ちのような現象が発生するため出撃できなかったが、出力調整を行い大きさをスケールダウンすることで全員出撃を実現させた。
関連動画
関連商品
関連項目
- 18
- 0pt