グレート-O-カーンとは、新日本プロレスに所属するプロレスラーである。出身地等は不明。ここでは関係があると思われるプロレスラー、岡倫之についても述べる。
概要
2018年にイギリスで現地のプロレス団体であるRevolution Pro-Wrestlingと共同で行われた興行において海野翔太の対戦選手「X」として突如登場したのが初出である。この時は顔面に護符布を装着して顔を隠しまるでキョンシーのようなコスチュームで現れ、リング入り後にその布を取り正体を明かしている。
彼は自らをドミネーター(支配者)と名乗り、リング名はグレート-O-カーンと名乗った。以降新日本プロレスにおいてはヒールとして乱入等を行っている。
一人称は「余」を使い、傍若無人な性格であり、敵対するレスラー等には容赦なく「ひれ伏せ愚民どもっ!」と容赦ない罵詈雑言を浴びせるが、自分のファンについては帝国民と呼称してとても大事にしている。
同じく新日本プロレスで活動していた岡倫之に酷似しているが、本人はイギリスでのデビュー以前は記憶が曖昧ということで詳細は不明。
岡倫之
1991年生まれの群馬県前橋市出身のプロレスラーである。花咲徳栄高校と日本大学商学部を卒業。
全日本レスリング選手権大会等で優勝経験があり、2014年にブシロードに入社後はブシロードクラブに所属。ブシロードクラブ時代はイベントでの警備員としても活動しており、入社して早々の2014年5月25日、プロレス会場で芸人に絡んだ一般客をケガさせることなく制圧するというお手柄を上げており、後述の女児救出事件の際思い出した人も多いだろう。ただしこの日はあのAKB握手会襲撃事件当日であり、あまり話題にならなかった。
その後2015年にはプロレスラーへと転向を表明し『巌流島』道場マッチ2にてプロデビューを果たす。2016年には新日本プロレスへと入団し、2017年にデビューし様々な試合へ出場していた。ところが2018年、後述のツイッターを最後に突然消息を絶つ。どこかで聞いたことのあるギミックだな。
最強のラブライバー
岡倫之氏はアニメ好きを公言しており、ブシロードが製作に関与しているということもあってか特にラブライブシリーズに傾倒している。
μ'sにおいては園田海未を、Aqoursにおいては国木田花丸を推していた。
そして園田海未役の三森すずこ氏とツーショット写真を2018年1月6日に投稿していたのだが、その7日後にその三森すずこと新日本プロレスの先輩プロレスラーのオカダ・カズチカの交際報道が発信され、三森氏とオカダ氏のTwitterも更新されその事実を認めた。
その後岡倫之の各SNSの更新が暫くなくなり心配の声が上がったが1月18日に更新された。その文章には二人については触れてはいなかったのものの、悩みを吐露するような文章であったためファンからは気遣う声が寄せられていた。
なおその後は岡倫之は姿を見せなくなり、グレート-O-カーンがイギリスでデビュー後、2020年に帰国し、G1 CLIMAX 30両国国技館大会の公式戦においてオカダ・カズチカを襲撃し、その相手のウィル・オスプレイの勝利をアシストした。
これについては岡倫之が二人の交際と結婚に絶望し闇堕ちしてグレート-O-カーンとなった説を唱えるファンもいるが定かではない。
自分の正義
2022年3月29日。東急東横線の武蔵小杉駅において10歳の女子児童を泥酔していた61歳の男性が掴み連れ去ろうとしていたその時に-O-カーン氏が通りかかり、その女子児童は-O-カーン氏に助けを求め、-O-カーン氏は直様片手でその男性を取り押さえた(片手だったのは左手にマクドナルドの桜もちパイを持って食べていたため)
そして警察の事情聴取に協力する前に女子児童に「大丈夫? 怖かったよな。パンケーキあるけど食うか?」と呼びかけて恐怖心を和らげた。そしてパンケーキにはハチミツをかけて差し出したという(もちろん食べかけではなく、マクドナルドで大量購入したスイーツで最後に食べようと思っていた物である)
これらについて4月1日に東スポWebで取り上げた際にエイプリルフールだったので疑った者もいたが、ヤフーニュースのコメント欄において彼女の父親が感謝の意をコメントしているためもちろん本当である。(東スポはプロレス関係には正確だし)
なおこれに対し氏は「新日本プロレスには新日本プロレスのルールがあり、社会には社会のルールがある。余は余のルールを守った上で戦っておる。今回も社会のルールに従って余の正義を貫いたまでじゃ。これからも余の生き方は変わらぬよ。明日からもまたレスラーをいたぶるし、もし助けを求める者がいるなら惜しみなく手は貸そう。それが帝国の領土を広げることになるからな」と語り、また警察より感謝状を頂くことになったことについても「本来であれば名乗るほどの者でもないし、受け取るようなことでもないが、余が受け取ることで防犯意識を広めることになればと思い、いただくことにした。ある意味でチャンピオンベルトよりも価値があるだろうな」と語っている。
なおこの件によりヒール役として活動しにくくなるのでは?と懸念する声も上がったが、その感謝状を受け取った日の夜に行われたHYPER BATTLE'22においてまさかの感謝状を盾にして挑発するというヒールっぷりを発揮。YOSHI-HASHI選手により感謝状争奪マッチまで予告されるなど引き続きヒールとしてリングを盛り上げていくようである。
関連リンク
関連項目
- 5
- 0pt