1.の概要
ゼビウスに登場する地上物。水陸両用の戦車で、攻撃能力は持たない。出現場所によって動作は決められており、
- 静止したまま
- 移動し続ける
- ブラスター(自機の対地攻撃)に反応して止まるor動き出す
- 自機が対地照準を合わせると動き出す
など様々なバリエーションがある。動き方により点数が違い、200点から最大1万点にもなる。
2.の概要
そのグロブダーを主人公にした固定画面全方位シューティングゲームで、タイトルもそのまま「グロブダー」。制作は遠藤雅伸ほか「ゼビウス」「ドルアーガの塔」スタッフが行い、3ヶ月で完成させたという逸話がある。
アリーナ内に配置された敵戦車を「グロブダー」で撃破する架空の戦闘競技「バトリング」に挑戦するという設定で全99面を戦い抜く(ただし面セレクトで飛ばせる)。
各面ごとに障害物の配置と出現する敵の位置は決まっており、敵を全滅させればクリア。シールドで敵攻撃を防ぎながらレーザーで敵を破壊していく。撃破時の爆風に他の敵を巻き込むと誘爆が発生し大幅に得点アップ。
自機が死んでも同じように爆風が発生し、敵を巻き込むことができる。これで全滅させられればクリアにもなる。(もちろん残機は減る)
自機にはエネルギーがあり(残量は画面一番下に表示)、エネルギーが減るとシールドが誘爆に耐えられなくなり、さらに減るとシールドを失う。シールドを張らず、レーザーを撃たずにいればエネルギーは回復する。
敵の攻撃は見てから避けられるレベルではない速度であり、ボーっとしてたら開始1秒で死亡など日常茶飯事。一瞬の見切り、相手の死角を突く渋いゲーム性が特徴である。ゼビウスのような大ヒットこそなかったが、ゲーム性に魅せられた熱心なリピーターに支えられたという。
- 出荷設定では100円3クレジットだったらしい。太っ腹と思うだろうが、上記の通りの難易度なので初見では1クレジットは文字通り一瞬で溶けることうけあい。
- 余りの難易度ゆえ、マイコンBASICマガジンでのハイスコア全国集計では「5機スタート・難易度イージー・5万点エブリエクステンド」という設定で競われていた。
- ステージ開始時に「Get Ready」というサンプリング音声が入るが、この声の主は遠藤雅伸。
- ネームエントリーBGMには「ゼビウス」のフレーズが紛れ込んでいる。
- PC-6001mkII、PC-8001mkIISR、PC-8801mkIISR、X1、MZ-1500と8ビットパソコンへの移植は多かったが、ゲーム専用機への移植はさっぱりだった。PlayStationになってようやく「ナムコミュージアム Vol2」で移植。最近はWiiのバーチャルコンソールアーケードでも移植された。
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集計当時ランカーだったプレイヤーによる1面からの通しプレイ。
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関連項目
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https://dic.nicovideo.jp/t/a/%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%96%E3%83%80%E3%83%BC