ケイ・アミューズメントリース株式会社(K.AMUSEMENT LEASING CO. / KAC)とは、東京都世田谷区に本社のあったゲーム会社である。
概要
1972年設立の鈴清商事から1983年5月に社名を変更し、それまでの食材仕入れ業からアミューズメント機器の販売やゲームセンターの委託経営に転換、金融業も併営していた。
80年代後半にファミコン事業部を立ち上げて家庭用ゲームの開発・販売に参入し、アーケードゲームの移植作品の他、ホームデータ(魔法株式会社)開発の『甲子園』シリーズ(初代・2)などの家庭用オリジナル作品を発売した。
エス・エヌ・ケイ(旧SNK)は自社でもファミコンにソフトを供給する一方で、多くの移植作品をKACから発売しており、密接な関係にあったことが伺える。任天堂がサードパーティーに敷いていた年間ソフト発売数の制限を超えてソフトを発売するための措置とも推測されるが真相は不明。
本業のリース業務の不振により、1993年を最後に家庭用ゲームから撤退。バブル崩壊に伴って貸付業務が行き詰まり、1997年2月28日に事実上倒産した。
発売タイトル
ファミリーコンピュータ |
スーパーファミコン |
関連動画
関連商品
関連リンク
- ゲームマシン1997年4月15日第539号2P
倒産を報じた記事。記事中では家庭用ゲームの開発・販売を1989年〜1991年としているが、実際の発売期間は1986年(FC版怒)〜1993年(SFC版龍虎の拳)
関連項目
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