当記事は、『OMORI』の「プロローグ」までのストーリーに触れており、スクロール隠し部分でその次の章の内容に触れています。 |
能力
ハート | ★★ | 防御 | ★★ |
ジュース | ★★★★★ | 素早さ | ★★★★★ |
攻撃 | ★★★ | 幸運 | ★★★★ |
概要
オモリがいる白い部屋の、隣の部屋にいる元気でやんちゃな男の子。少し髪が長く、中性的な見た目だが、男の子である。オーブリーやヒロとトランプなどの遊びをして過ごしている。作中では外の世界をオモリ・オーブリー・ケル・ヒロの4人で冒険することになる。
性格はお調子者であり、特にオーブリーに対してはちょっかいを出すことが多いが、本心で嫌っているわけではない。他の人にもむやみに迷惑をかけているわけではなく、後述するように相手のことを気遣った行動も見られる。笑顔のシーンも多く、笑うときは常に歯を見せている。
思いついたことをすぐに口に出したり、行動に移したりする傾向がある。そのような行動が周りの人との軋轢を起こしてしまうこともあるが、彼の行動が解決への突破口になることも多い。
また動きがせわしなく、やたらと動いて周りの人に声をかけることもある。4人の中で最も大きな声で話しやすいのも彼で、大きなフォントで台詞が表示されることも多い。
ペットロックとしてヘクトールを飼っていたが、序盤で長いはしごを上っているときに行方不明になってしまう。
誕生日は11月11日。好物は牛乳であり、アルバムの写真でも飲んでいる。写真に写り込むこと、ゴミ漁りも好きらしい。嫌いなものはピクルス、女子と絡むこと、頭を使いすぎること。
人間関係
オモリには優しく接している。特に最初のかくれんぼのシーンでは、鬼になってしまった一人が苦手なオモリのために、わざと見つかりやすいところにいて最初に捕まり、かくれんぼを手伝ってあげるという行動に出ている。
オーブリーとは先ほども書いた通り基本的に喧嘩していることが多い。ただし本当に仲が悪いというより、お互いにちょっかいを出し合った結果喧嘩してしまうことが多いようだ。なんやかんやでオーブリーとの会話シーンは多く、常に喧嘩しているわけでもない。喧嘩するほど仲がいいのかもしれない。
ヒロに対しては、オーブリーとの喧嘩をなだめられるときや、(冗談的に)強引にキスを求められるときには反発することがあるが、基本的に関係は良好である。アルバムの文章からヒロとは兄弟であることも判明する。マリやバジルのことも仲間として見ており良い関係だが、バジルからはよく手を洗うように言われているようだ。
能力
戦闘では体力は少な目だが、その代わりに最初に行動することが多い。ボールを持っており、それを投げつけることで攻撃する。感情変化の技は「いらつかせる」「メガホン」など周囲を騒がしくしてイライラさせる(いらいらの感情にさせる)ものが多い。
序盤~中盤は体力と攻撃力の関係で、彼だけがレベルアップが遅れ、アイテム要員になりがちである。しかし、レベルや工夫次第で強力な攻撃をしたり、体力の強化をしたりすることも可能。
フィールドでは石を投げて物に当てることができる。高い台が設置されており、そこから石を投げることで、スイッチを押したり物を壊したりできる。中盤以降は「↖↑↗の3方向に狙いを定めて投げる」こともできるようになる。
以降の記述では、「プロローグ」の次の章の内容に触れています。次章のプレイ後の閲覧を推奨します。 なお、「まだエンディングを見ていないが、プロローグの次章で掃除をした」という場合は、これより下の閲覧をせずに、ゲームを続けることを推奨します。 |
もう1つの世界のケル
もう1つの世界でもケルが登場する。
主人公の家が売りに出される(つまり、引っ越す)ことを知り、それから数か月間にわたって毎週ひきこもり状態の主人公と連絡をとろうとしていた。
引っ越しまであと3日のとき、ケルが扉の前で主人公を呼びかけたところ外に出てきたため、一緒に外出する。そこでたまたまバジルがオーブリーにいじめられているところを目撃し、バジルをかばうが、オーブリーとは険悪な関係になってしまう。
その後、オーブリーがバジルの写真アルバムを盗んだことを聞き、オーブリーに返してもらうよう説得しに行くが…
外見はあまり片方の世界と違わないが、身長が少し高くなっている。また下記画像では白黒だが、ゲーム中では色がついており、顔グラフィックでは少し日に焼けた肌色になっている。
また、両手を使って料理をせわしなく食べるなど、片方の世界のようなお調子者の雰囲気がある一方で、性格は少し落ち着いている。歩道から車道に出ようとした主人公を諫めたり、主人公が持ち歩いていたステーキナイフを「危ないから」という理由で捨てたりなど、常識人的な側面も目立っている。ひきこもり生活が長く外の世界に慣れていない主人公や、個性強めな不良たちの行動に対するツッコミ役に回ることも多い。
主人公の隣の家に住んでおり、主人公とは昔からの友人だったようだ。現在は高校に進学していて、バスケットボールを趣味の1つにしている。家では両親とともに暮らしており、ヘクトールという犬を飼っている。また、ヒロを兄に持っているが、彼は大学生になっているため、ケルとは別居している。
こちらの世界では、バスケットボールを敵に投げて攻撃する。主人公とケルの2人で行動するシーンでは、主人公がスルーされてケルだけが集中砲火的に攻撃を食らうことが多い。気絶したときはグルグル目になる。
ジュースとして売られているオレンジジョーが好き。片方の世界では牛乳が好物だったが、こちらの世界では牛乳を嫌っている。ちなみにオレンジジョーはオレンジジュースとコーヒーを混ぜただけのシンプルな飲み物である。
余談
本名はおそらく「KELSEY(ケルシー)」であり、初期のデモ版でもその名前だった。
また、トレーラーの時点や購入前の時点では性別が判断しにくく、女の子だと思っていた人もいるようだ。作中でしっかり「ケルくん」、原語では「he」等と書かれているので、プレイ中に女の子と勘違いしたまま話を進めてしまうことはあまりない。
発売後のOMOCATによるツイートでは、もう1つの世界のケルにはすね毛が描かれている。一方で、以前の「doodles(落書き)」として投稿されたツイートには、女体化したケルの姿も描かれている。
なお、ヒロへのプレゼントを買いに行ったとき、値段が20ドルと聞いた後「財布を忘れた」と言って主人公からお金を借りている。その後、キムとヴァンスに交渉のための作戦としてプレゼントするため、ケルがキャラメル入りのキャンディの袋を買っているが…「財布無いんじゃなかったのか?」と一部のプレイヤーから突っ込まれている。この真相は特にストーリーの本筋とは関係することなく、迷宮入りしてしまっている。
関連項目
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