ケンプフとは、『ファイアーエムブレム トラキア776』に登場するキャラクターである。
概要
難攻不落と評されるダンドラム要塞に常駐するフリージ軍第12軍団の将軍で名門フリージ家の出身の男。姑息な作戦を立案し、作戦名までつけている。
自分よりも何もかもが上のラインハルトを一方的に嫉妬しており、その妹であるオルエンにパワハラをしている。
ユニットとしての性能
大して強くない。11章で出てきたときは攻撃を受けると敵ターンに逃走するが、それまでは無敵である。
砦ルートの16章で出てきたときは城門にも砦にもいないため、強い雑魚といった感じであるが、何気に再行動が可能である。
11章と16章では装備が違うが、共通してトロンと毒の剣を持っている。装備からも姑息さが垣間見える。
ケンプフ考案の作戦
11章と11章外伝では作戦を立案してそれを実行している。さらに作戦名を付けており、章のタイトルにもなっている。
ポートクリス
攻め込んできた敵がリーフ達だと分かり、手柄を立てるために立案した。まずフレッドと10体のアーマーでリーフを砦の中庭のような場所へ誘いこむ。そして中にリーフが入ったら扉を3重にかけて城壁に隠していたアーチで狙い撃つ作戦。
作戦が発動するとリーフがフレッドに「流石は名誉を重んじるフリージ軍と感心もしたが、間違いだったようだ」と言い、フレッドが「ケンプフの愚かさから出たもので、断じてフリージの戦い方ではない」と反論する。その後フレッドはNPCとなり、制圧までにフレッドが死ななければ外伝へ行ける。
作戦名だが、ポートクリスは英語にするとportcullisとなり、城門などの落とし格子やつるし門を意味する。つまり、中庭のような場所に入ると入口を落とし格子やつるし門で封鎖する作戦であることが分かる。(落とし格子って鍵で開けられるもんなの?と疑問に思ってはいけない)
マーダーホレス
リーフに要塞内部まで攻め込まれ、自分が逃げる時間稼ぎをするためオルトフの部隊に実行させた。狭い回廊に大量の兵を配置し、自らの逃げ場をなくした上でリーフ達を迎え撃つ作戦。
ケンプフは見事一人逃げることができたが、後に逃げた責任を問われることとなる。
狭い通路で敵が行く手を阻んでいるため進軍が思うように進まず、さらに両脇からは物理と魔法による攻撃をしかけてくる。その上ゆっくりしているとオルエンが死んでしまうため急ぐ必要がある。
作戦名だが、マーダーホレスは英語でおそらくmurder hallsであり、直訳すると殺人廊下となる。この英語からではよくわからないが、ケンプフとオルトフの話からすると自らの逃げ場をなくして侵入者を迎え撃つ、つまり背水の陣をしろと言っているようだ。
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関連項目
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