ゲネプロとは、演劇やバレエ、ミュージカル、クラシック音楽などで本番の前にすべて通してやる稽古のこと。
別名「遠し稽古」。
概要
ゲネプロ(ゲネラールプローベ:Generalprobe【独】)とは、日本語でいうと「通し舞台稽古」である。
演劇やバレエの場合は、衣装、メイクなども全て身に着け、照明や音響なども含めて本番と同じ条件で行う。
たとえミスが起こったとしても、そのままやり遂げる。
そうすることで演者もスタッフも本番と同じ緊張感を持つことができるのである。
ゲネプロの多くは、本番の前日に行われることが多い。
しかし、ゲネプロでミスが起こるなど未完成の場合もあるため、特に日本においては本番の舞台として通用するように
ゲネプロを数度繰り返すこともある。
よく「リハーサル」と「ゲネプロ」が混同されることがあるが、両者は違う。
例えば、リハーサルの場合は衣装を身に着けていなかったり、特定の場面を切り取って稽古したり、
未熟な箇所があったら止めるなどといった違いがある。
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