ゲルド族とは、『ゼルダの伝説』シリーズに登場する民族である。
概要だよ
ゲルド地方にあるゲルドの谷や砂漠に住んでいる砂漠の民で、見た目はゴロン族やゾーラ族などと比べて遥かにハイリア人に似ており、身体的な特徴には褐色の肌、高い鼻、丸い耳、高身長などがある。砂漠の民だからかアラビアン風な部分が多い。
独自の宗教があるようで、『時のオカリナ』や『トワイライトプリンセス』でも砂漠の奥に蛇の意匠を取り入れた邪神像がある。またゲルドの紋章はコブラの背中の模様がモチーフである。
独自の文字もあり地味ながら異文化要素が多い。
ゲルド族は女しか生まれないという特性があり基本的にゲルド族は女しか居ないが、100年に1人だけ男が生まれその男が長になるという。
ガノンドロフはこの民族の出身であり族長の座に就いている。ハーレムじゃん!
どうやって繁殖しているんだと思われがちだが「時のオカリナ」ではたまにハイラル城下町まで出てきてボーイハントをしているらしい(ソースはゴシップストーン)。
初登場の時のオカリナでは盗賊を生業としている。元は義賊らしいが、ツインローバやガノンドロフの影響で悪い方向へ進んでいる(異世界タルミナが舞台のムジュラの仮面ではよく似た見た目の海賊がいる)。
最初は砦に近づいただけで牢屋に入れられたりするほど敵対的で、1:1で戦う時は曲刀二刀流で中国剣術のような剣術を使用し、回転斬りでリンクをKOできるほどの屈強さで襲いかかってくるが、
オカマダイク救出イベントをクリアすると、ゲルドの会員証というアイテムが手に入り自由にゲルドの砦を探索できるようになる。ゲルドの修練場という迷路のようなミニダンジョンや、砦の奥で流鏑馬のミニゲームが遊べる。ゲーム内で見る機会はムービーを除いて無いがゲルド馬というゲルド地方特産の馬がいるようで、流鏑馬場があるのはそのせい。時のオカリナでガノンドロフが乗っている馬がそれ。
姫川ゼルダでは結構美人に描かれている。なぜか一人称は「あたい」しかも全員。また、ゲルドの砦の曲は神曲と高い評価を受けている。
ちなみに『トワイライトプリンセス』にもゲルド砂漠が存在するが登場しない。ガノンドロフがハイラル王国の転覆を狙っていたことがバレたおかげで、種族全体が王国の端っこであるゲルド砂漠からも追い出されているらしい。
何もしてやれないけど、ゆっくりしていきな!
『4つの剣+』ではLevel6 あやしの砂漠にゲルドの村が登場。ステージクリア型で多人数プレイを想定したゲームなので、族長に話しかけて通行の許しを貰えばそのまま通過することになる。
この村からガノンドロフが生まれ育ったらしいが、100年に一人の男は長となるのでは無くゲルドを守る男になるという風に風習が変わっている様子。
住居はモンゴルのゲルっぽい見た目。
サヴァーク!
『ブレス オブ ザ ワイルド』でも登場。『時のオカリナ』では基本的に敵対関係だったが今作では完全に味方である。『時のオカリナ』の物話が神話扱いとなっている程時間が経っており、ハイリア人との混血が進んだ影響により耳が尖っており、肌の白いゲルド族まで現れている。
ヴァーサーク(いらっしゃい)とかサヴァサーバ(こんばんは)といったような独自の言語(方言?)ゲルド語があり、「サ」「ヴ」「ク」を使った単語が殆どでなかなか判別しにくい。
ゲルド砂漠にゲルドの街を築いており作中最も活気のある集落と言えるが、ヴァーイ(女)しか入ることは出来ず、ヴォーイ(男)は入れない。
なんでも、成人前のゲルドがヴォーイと交流すると災いが起こるという言い伝えがあり、ゲルドの街の掟となっているらしい。
その割にザルで節穴で、軽く女装するだけであっさり侵入できる上、会話してもマッサージしてもバレない。しかも一目でリンクがヴォーイだと見抜けたのはごく僅かで誰も黙認、例え気づいても黙っててくれる人ばかりであり現族長で幼女のルージュですら黙っている。族長が掟破り
ヴァーイしか入れない街ということで閉鎖的に聞こえるけれどゲルド族の皆さんは開放的ザラシ。
ヴァーイでさえあれば来るものは拒まないし雌雄同体(?)のゴロン族も入れるザラシ。
ヴォーイを射止める為にゲルドの人々は恋愛や料理の講習会を開いたりパワースポットを訪れたりして頑張ってるザラシ。
ゲルド族の名前は化粧品やアクセサリーなど女子っぽいものが由来の人がほとんどザラシ。
馬が入れないゲルド砂漠で素早く移動するために、スナザラシというアザラシのような見た目で砂中を素早く移動する動物を家畜化して移動手段に使っているザラシ。
訓練中のスナザラシや野生のものも利用できるザラシが、とても神経質な動物で扱いにくいので多くの人はレンタザラシ屋で調教済みのスナザラシを借りて利用するザラシ。この「ザラシ」という語尾はハイラルのナウなヤングにバカウケザラシよ!
ゲルド語辞典
- サヴォッタ→おはよう
- サヴァーク→こんにちは
- サヴァサーバ→こんばんは
- サヴォーク→さようなら
- ヴァーサーク→いらっしゃい
- サークサーク→ありがとう
- サヴォール→おやすみ
- ヴァーイ→女
- ヴォーイ→男
- ヴェーヴィ→赤ちゃん
- ヴァーバ→婆さん
- ヴァード→鳥
サックー!
『ブレス オブ ザ ワイルド』の数年後を描いた続編、『ティアーズ オブ ザ キングダム』でも引き続き登場。本作のゲルドの街はハイラルに突如巻き起こった天変地異により苛烈な砂塵と魔物の群れの襲撃に見舞われており、来訪当初は住人たちは全員地下へ避難し、活気のあった町は廃墟と化している。リンクは成長した族長ルージュと再び共闘し、事態解決に挑むことになる。
男子禁制の掟は相変わらずだが、リンクは族長の客人かつ街を救った功労者として特例で顔パスとなっており、前作と違っていちいち女装しなくても自由に入れる(おかげでひときわ人気のあった女装装備はリストラされてしまった……)。初めて見るヴォーイに興味津々なゲルドの少女たちの反応は必見。ただし一切服を着ずにパンツ一丁でうろつくのはさすがに許されないほか、同じゲルド地方に拠点を構える仇敵・イーガ団のコスプレ衣裳を着るのもNGで、街中でこれらの格好になると牢獄にぶち込まれてしまう。
「サヴォッタ」→「ヴォッタ」、「サークサーク」→「サックー」といった短縮ゲルド語が若者の間で流行り始めており、年配のゲルド族たちは言葉の乱れに眉をひそめているとか。
また、かねて断片的にしか語られてこなかった「女しか生まれないゲルド族がどうやって種族を維持しているのか」という謎の答えが初めて明快に描かれた。成人しヴォーイハントのために街を出たゲルド族が結婚して娘を産むと、その娘が物心ついたころにゲルドの街から迎えの使者がやってくる。迎えが来た娘は幼い身ながら親元を離れ、成人するまでずっとゲルドの街で過ごすことになる。この掟は絶対であり、母親に関しては娘と一緒に里帰りする者もいるが、父親は娘が成人するまで再会することは決して叶わない。
このように、外で生まれた子供を自分たちのコミュニティで育てることでゲルド族は種族としてのアイデンティティを保ち続けているようだ。父親にとってはたまったものではない掟だが……。
関連動画を見ていきな
まさかのリョナシーンである。なぜ薙刀持った見張りはそれでリンクを斬り殺さないのか・・・そして何度逃亡しても牢屋に入れるだけで何もしないのか・・・まさかリンクを牢屋に閉じ込めて後でリンクを(ry
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- インパ
- イーガ団
- ガノンドロフ
- コログ族
- ゴロン族
- シーカーストーン
- ゼルダ
- ゼルダ史
- ゼルダの伝説関連項目一覧
- ゼルダの伝説 知恵のかりもの
- ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム
- ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド
- ゾーラ族
- チンクル
- テリー(ゼルダの伝説)
- デクの樹サマ
- ハイラル王国
- ハイリア
- ハイリア人
- プルア
- マスターソード
- リト族
- リンク(ゼルダの伝説)
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