曖昧さ回避
概要
ゲンゴロウ類ゲンゴロウ科に属する水棲昆虫。ゲンゴロウ類にはゲンゴロウ科の他にコツブゲンゴロウ科、ムカシゲンゴロウ科などがあるが、そちらに属するものもまとめてゲンゴロウと呼ばれることもある。
水田や小川などに生息し、タガメやメダカなどと並んで身近な水辺の生き物の代表であった。
しかし、近年は護岸工事や農薬使用の影響などで数を減らしており、環境省のまとめている絶滅危惧種のレッドデータブックに載るほどになってしまった。
生態
- 卵、幼虫、さなぎ、成虫と完全変態をする昆虫であり、幼虫・成虫ともに肉食性である。
- 獲物を捕食する際は消化液で獲物を溶かして液状化させ、それをすすって取り込んでいる。
- 十分に成長した幼虫は水から出て、地面に穴を掘りその中でさなぎとなる。
- 成虫になると飛行も可能になり、夜間は明かりに向かって飛ぶ姿もよく見られる。
関連動画
関連静画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt