ゲーミングPC単語


ニコニコ動画でゲーミングPCの動画を見に行く
ゲーミングピーシー
1.5万文字の記事
  • 5
  • 0pt
掲示板へ

ゲーミングPCとは、PCゲームな用途としたパソコンのことである。「ゲーミングパソコン」ということもあるが、「ゲーミングPC」の方がGoogle検索で引っかかる数は多い。

概要

元々「PC」はゲーム明期からのゲームラットフォームの一つであり、「ゲーム的としたPC」すなわちゲーミングPCは一大市場を形作ってきた。
一方、日本ではファミリーコンピュータファミコン)が爆発的に普及したことや、ゲームウォッチゲームボーイ携帯ゲームヒットにより、ゲーム役はもっぱらゲーム機となりPCだと捉えている人はどちらかといえばマイノリティとなる。
PCプラットフォームの側から見て「家庭用ゲーム機」は「コンシューマーゲーム」と呼ばれているが、日本では「ゲーム」といえば「コンシューマーゲーム」であった(もっとも最近はソシャゲが一大勢力だが…)。
そのため「ゲーミングPC」市場はニッチな市場であり、内ではごく一部の人にしか関係のない世界だった。

しかし近年はSteamを中心とするPC向けのゲーム供給が充実したことでコンシューマーゲームPCとのプラットフォームをえて同じゲーム提供される(クロスプラットフォーム展開)場合も多くなっており、PCゲームプレイするハードルは以前よりは随分低くなっている。

また、PS5を初めとしたコンシューマーゲームの大幅な値上がりもあり、(PS5で8万円、PS5Proで11万9980円。参考までにスーパーファミコンは発売当初2万5千円)相対的にPCゲーム機へのハードルも低く感じられるようになっている。

どうやって手に入れるの?

完成品を購入するか、パーツを調達して自作するかの2択となる。

内でPCゲーム自体がコンシューマーゲーム市場に大きく押されていたこともあり、内の大手PCメーカーゲームPCの生産をほとんど行っていない(最近はeスポーツブームに乗ってまた発売されだしているがコスパが悪い)。
にBTOメーカー海外PCメーカーが生産しており、都内(秋葉原)はじめ都市に展開されるPCショップWeb上で買うことができる。最近では郊外の大手電器屋でもゲーミングPCを扱うようになった。

デスクトップノート(いわゆるゲーミングノート)もあり、ここは好みがわかれるところだが、値段が同じならデスクトップの方が高性かつ排熱に優れる(この辺は後述)。

もし希望に合う製品がない場合は、自分でパーツを買って望み通りのPCを組み立てることとなる(いわゆる「自作PC」)。というか、いまどきPC自作する人の多くはゲーミング的である。

なお近年は「外付けGPU(eGPU)」といって、ゲームの画像出力に必須となるグラフィックボードThunderbolt 3のような高速規格を使って外部接続できる機器も登場している。Thunderbolt 3端子と十分なCPUを備えたビジネスPC(やMac)を持っている場合、これを繋ぐだけでもお手軽に「簡易ゲーミングPC化」(※Mac公式には「PC」とは呼ばない約束らしいが)することができる。
ただしソフトウェアや機体によっては対応していない事があり、開発側も基本的に想定していない構成であるのでトラブルが起こる可性もあるため初心者にはお勧めできない。

なおメルカリヤフオク、あるいはPCショップ中古ゲーミングPCを買うのは避けた方が良い。
基本的にPC部品は消耗品であり、ことPCゲームPCへの負荷がとても高くその機体の限界近くまで酷使するので中古品は消耗度がしいことも多いのだ。
また近年ではやや下火となったが少し前に流行ったマイニング、昨今ブームAI生成などグラフィック以外の用途でストレージやグラフィックボードが酷使されているパターンは多い。

そのため特にグラフィックボードなどがいつ壊れるか分からないような老朽化した個体を引き当てる可性が高い上、「Corei7搭載で高性」と言いつつ買ったら10年以上前の4コア8スレッドしかないSandy世代のcorei7-2600メモリが8GB(これは現代で言えば標準的な事務ノートPCにすら劣る)、低容量のHDDOSが搭載されていてグラボだったり「フォートナイトも快適」といいつつフルHD解像度の通常設定で30FPSも行かないゴミなモノを掴まされる事はしくない。
酷いものではブランド品のゲーミングPCでガワだけは立だが中はマトモパーツだけ抜き取られたり落ち品にすげ替えられているといった悪質商品もザラである。

まずは店頭表示のスペックを理解できる程度の知識を持ち、更にそのスペック事実かどうか現物を見極められるようでなければ中古に手を出すのは危険ということだ。

詳しくはこの動画を見てみるとよいだろう

どんなPCが「ゲーミングPC」なの?

特に決まりはない。持ちが「これはゲームをやるためのPCだ」と言えば、それは「ゲーミングPC」である。

…とはいえ、ゲームの要するPCスペックがどんどん上がる中、どんなPCでも快適に全てのゲームを楽しめるというわけではない。ゲームが要するPCスペック普通ビジネスソフトべてはるかに高く、ゲームに特化した性が必要となる。

ここから先で、人々が「ゲーミングPC」にめるものは何か、解説しよう。

高い3Dグラフィック性能

ゲーミングPCの最大の特徴はコレである。というかそもそもPCゲームをやる最大の理由は「高画質映像を得る」or「高いリフレッシュレート環境で対戦相手より行動する」ためである。

概要のところで言ったように、最近では要なPCゲームタイトルクロスプラットフォーム展開が多い。簡単に言えば、特にこだわりがなければPS5でもXbox One Xでも(モノによってはSwitchスマホですら)同じゲームを遊べるので、ゲームPCがなくてもただ遊ぶだけなら数万円以内でコンシューマー機を買えば事足りるのだ。(最近はPS5を中心として値上がり傾向になっているが・・・)

そこであえて高いゲーミングPCにこだわる的はコンシューマー用ハードで得られない体験があるからであり、その中心は高精細映像に他ならない。
もちろん、「PCマウスによる操作感がコンシューマー機のコントローラでは得られない」という理由も考えられるが、PS4Xboxなどはキーボードマウスの操作にも対応し始めており、逆にタイトルによってはPCゲームでもコントローラ(PCゲーム世界では「パッド」と呼ぶ)での操作に最適化されており、絶対のものではない。
他にもゲームしながら動画を見るとかそういった使い方もコンシューマ機とべてやりやすい部分もある。

一方で格闘ゲームなど反応速度を極限までめるようなゲームの場合、あえて画質フルHD程度にまで落とし、出来た余裕で間の描写枚数を増やして映像をなめらかにするという需要もある。
こちらについてはディスプレイの段で後述するが、そのような状況であれば、たとえ画質が高くなくても非常に高いグラフィックが要される。

以上から、ゲーミングPCの基本的条件のひとつが「コンシューマー機以上の3D画質を有すること」あるいは「コンシューマー機以上の滑らかさを有すること」、言い換えれば「十分な性ゲーム処理力(CPU及びメモリ)とグラフィックボード(GPU)を搭載していること」と言える。
グラフィックボード選択肢は非常に幅広く、2025年末期時点ではミドルレンジで3-10万円程度、ハイクラスで10万円台以上が相場だ。性が高ければ高いほどどんなゲームでも快適に遊べるが、ハイエンド製品は普通の人が簡単に手が出せる値段ではない。
またグラフィックボードは非常に大きな電力を消費するため、仮に購入できるとしても環境や使用方法によっては電力が足りなくなったり、大な電気料金を支払う羽になることもある。
自身の環境や予算と相談して、自分のPCに必要なグラフィックボードがどのクラスかよく調したい。(高くて手を出せないなら最初はそこそこの構成にしておいて後々予算ができたらパーツ交換でもいいだろう)

問題なのは、ゲームPCと銘打ってはいるがグラフィックボードが搭載されていない商品が売られている事である。どれだけ高性CPUを積んでいようとCPU内蔵のグラフィックでは話にならないので、価格が安いからといってもGPU抜きのパソコンに手を出してはいけない。
ただしグラフィックボードも進歩が著しい部品であるため、大昔のハイエンドボードなら現在内臓のほうがマシくらいの董品は多い。グラボは2年程度おきにラインナップが更新されるので購入時の最新情報は必ずチェックしておこう。

不足のないCPUとメモリ

グラフィックの出力元となるゲーム自体の内部処理はPCの頭であるCPUが行っている。
CPUがある程度の性を持たないと、いくらグラフィックボードを良いものにしてもCPUボトルネックになってしまい、グラフィックボードの性駄になってしまう。
そのためゲームを遊ぶにはグラフィックボードの性に見合ったCPUを装備していることが最低条件となる。どのグラフィックボードにどのCPUが必要なのか、といった情報ネット検索すると検証の例がたくさん出てくるため、ぜひ参考にしてほしい。

そのうえで、実際にゲーミングPCにどのCPUを選ぶべきなのかは意外と悩ましい。

CPUの上位モデルと下位モデルとの性差は、

  • 処理を行う本体に相当する「コア」の個数(および全コアで同時に行える処理系統「スレッド」の数)
  • 1つあたりのコアがどの程度の速さ情報を処理するかという「動作周波数」

で決まる(キャッシュメモリ容量、バススピードといった要素もあるが、これは必然的にコアや周波数の身の丈に合った装備になり、この違いだけを意識して製品を選ぶことはない)。

現代のCPUは複数コア常識で、ミドルレンジでも6~8コア、ハイクラス~ハイエンドになると8~16コア以上のCPU普通となっている。そのため「CPUとしての性の高さ」を評価するとき、「複数コアで複数の同時処理をどれだけ素くこなせるか」を意味する「マルチスレッド」の高さがよく話題になる。しかし、実はゲームに限ればそれ自体が複雑なマルチスレッド処理を多用することは少なく、どちらかといえば「一つのプログラムのひと固まりの処理をどれだけ素くこなせるか」の標となる「シングルスレッドあたりの性の高さ」の方が重要なのだ。一言で言うなら、「コア数が多くマルチスレッド処理に特化したCPU」と「コア数はほどほどだがシングルスレッドあたりの処理力が高いCPU」とが同じ値段だった場合、ゲーム用途だけに限れば基本的には後者の方が有利なのだ。

しかし、近年は攻略サイト動画を見ながらゲームをしたり、自分のゲームプレイ動画配信するプレイヤーも多い。「複数タスクの同時使用」「ゲームプレイ動画リアルタイム配信」「大容量動画の編集」などといった処理はまさにマルチスレッド処理であり、このような用途も考える場合はマルチスレッドの高さも無視できなくなる。

まとめると

のがよいだろう。

一応、CPUをそれなりにして、配信に関してもグラフィックボード側で処理させることもできるが、その場合はゲームパフォーマンスが落ちるため一長一短だろう。

メモリについては、CPUを頭と例えた場合作業を行うの上にあたり容量がの広さということになる。CPUが高性でもメモリが少ないと処理が渋滞してしまい作業が度々止まるため、CPUと想定される負荷に見合った容量のメモリを用意したい。

なお要されるメモリ量は技術の進歩により文字通りの意味で日々増え続けており、ゲーム以外でもOSブラウザなどが大量にメモリを占有するため、長くPCを使いたいのであれば購入時の準から見て多めのメモリを搭載しておくか、メモリを拡する余地のあるマザーボードを積んだPCを選ぶのがお勧め。

メモリ較的交換しやすい部品ではあるが、格安のPCマザーボードの制約でメモリ交換や拡ができないことも多い(というかマザーボードは低グレードだと意図的にメモリを差し込むスロットが減らしてあったり、最新規格のメモリが使えなかったりする)。

また最近は減ってきたが初期不良マザーボードとの相性により規格が合っていても動作しない事はしくないので、購入時は交換保などに入っておくのが安全。
(PCショップメモリを買うと大概は有償の交換保があるはず)

高速処理を支える冷却性能

高性グラフィックボードCPUを使ううえで、避けられないのが「発熱」だ。

PCパーツ半導体を中心とする精密電気機器であり、電気を通すと自ら熱を発するがその熱に非常に弱い。
熱をうまく外に逃がせないと性しく低下する上限界えるとすぐ壊れてしまうため、どんなPCでも熱を外に逃がすファンなどの仕組みが備わっている。
通常のビジネスなど一般用PCでは爆発的な熱を発生するわけでもないため最低限の装置で十分でありあまり問題にならないが、別次元の高速処理を行うゲーミングPCでは各パーツの電力消費はしく、発熱も別次元に多いため、高い冷却性の確保が課題となる。

しかし高い冷却性の確保のためには量の多いファンが必要となり、量の多いファンでは騒音が問題になる。うるさくても構わないならファンガンガン回せばよいが、それではゲームを快適にプレイする邪魔になってしまうし場合によってその音や振動は隣室や階下にも伝わってしまう。
これを解決するには大ヒートシンクやゴツい冷装置を搭載する必要が出てくる(後述のように、そのゴツさこそゲーミングPCの魅力の一つだというも多いだろうが)。
これが、各パーツが小化してもなおゲーミングPC自体が小しづらい大きな理由である。(PS5PS4よりデカいのもここらへんが関係している。)

ハイエンドPCが採用しがちな冷式については、を循環させるためにポンプが必要となるので製品によっては言うほど静かではなかったりする。
また電子機器の天敵であるを電子機器に組み込むという特性から設置やメンテナンス、部品交換がとても面倒になるという欠点があり、劣化などで漏すると破損や火災の原因にもなる。
自作PC初心者冷は避けた方が難だろう。

※余談ながら、PC単体での冷却性だけでなく使用環境全体での熱対策も無視できない。
「ゲーミングPCを使っていると場は暖房がいらない」「場はエアコンをかけていても部屋が暑い」などはPCゲーマーにありがちな悩み。
PC周辺が暑かったり排熱の悪い場所に置いたりするとせっかくのスペックを発揮できないだけでなく居住環境にも悪があるため設置も工夫したい。

ここまでのことをとても雑に表現すれば、

  1. 理性
  2. PC温度の低さ
  3. 静音性

の3つはそれぞれ対立関係にあり、どれかを良くしようとすると他2つが悪くなり、すべてを同時に達成しようとすればするほどパーツが高価かつ大になっていくということを意味する。このバランスをどう上手くとるかが、ゲーミングPC選び/自作の腕の見せ所といえるだろう。

余裕のある電源

グラフィックボードCPUは高性になればなるほど消費電力が多くなるし、HDDなども増やせば増やすほど大きくなる。(最近はクラウドなどの選択肢もありHDD何台も載せる必要性は薄いが・・・)したがって電は重要でBTOなどでも拘るポイントの一つである。
機器の構成が分かればおおよその消費電力は計算できるので購入前に確認した方が良いが、最低でも650w以上の出力が欲しいところ。また、電ユニットにはランクがありランクがいいものほど値段が上がるが消費電力も少なくなる。
GPUしだったりローエンGPU搭載のパソコンには最低出力の電しか搭載されていないことが多く、GPU増設よりも電換装の方が難易度が高い(筐体によっては汎用の電が使えないこともある)ので電を後から交換するのは現実的ではない。
それならば多少値段が高くても、しっかりした部品の搭載されているPCを購入したほうがいい。また、パソコン改造しようと計画しているのであれば、拡性を見越して出力が高めの電を選ぶという選択肢もある。また長く使えば使うほど変換できる電力が低下し余裕がなくなるので大きめのやつを買っておくと長く使える。

なおPC部品の中でも電は負荷がかかる部位で、グラフィックボードマザーボード等と並んで故障しやすいので電単品での中古購入は避けた方が良いだろう。

応答速度とリフレッシュレートに優れたディスプレイ

一般的なPC用のディスプレイリフレッシュレート60Hz、つまり1間に60枚の画面を高速で切り替えて動画を表示するのが基本だ。
ゲームでもこれは同じだが、近年は144Hz、240Hz360Hzといった高速な画面表示に対応したディスプレイ普通に売られるようになった。
120Hz以上の画面は非常になめらかである。100Hzモニタもなかなかのモノである。初めてお店で見るとそのヌルヌルさに驚くだろう。またPCゲームの中で一大ジャンルであるFPS/TPSでは、この画面切り替えの速さの差が勝敗を分けるともいわれている(一般人に0.0~の差を認識できるかは不明だが)。 お金に余裕があるなら、高いリフレッシュレートディスプレイを選びたい。(なおリフレッシュレートを上げれば上げるほどCPU/グラボも負荷が増えるので注意

なおFPS/TPSの勝敗ということで言えば、画面切り替えの速さも(人によっては)重要ではあるものの、より重要なのは応答速度の方だ。
これは「信号が入ってきて何で画面を描けるか」であり、こちらはゲームディスプレイでは安となる数値が1ms(1000分の1)ときわめて高速になっている。
通常の低価格ディスプレイや液晶テレビなどだと20-50ms程度あるものもあり、こうなってくると一般人でも勝敗を分けかねない差になってくる。応答速度は速いものを選んでおきたい。
なお液晶テレビモニタ代わりに使っている人も少なからずいるが、テレビは良いお値段のものでも処理速度の都合で外部入力の応答速度はあまりよろしくない事が多い。
動きのあるゲームには避けた方が良いだろう。

ゲーミングディスプレイ」と謳った製品を選べば、多くの場合上記の課題は達成できる。ただし液晶ディスプレイの存在にはいくつか種類がある。代表的なのは「IPS液晶」「TN液晶」であり、

  • IPS液晶は高精で高い入感が得られ、斜めから見ても違和感がない、一方で応答速度限界があり、かつ値段は高い
  • TN液晶は安価、かつ応答速度が非常に速いため正確な操作が可、一方で精はそこそこ(特に斜めから見ると色合いがかなり悪くなる)

とそれぞれ特徴がある。お財布と相談しながら、自分がに遊びたいゲームジャンルでどちらが最適なのか考えて決めよう。

ちなみに、モニタを考えるとき普通の人はまず「大きさ」と「画質」を考えるのだが、テレビのような感覚で大モニタ4Kモニタを何も考えず購入することは初心者にはお勧めしない。
画面が大きくなればその分処理にも大きな負荷がかかるため、グラフィックボードの要スペックが酷い事になってしまう。
また画面が大きいとの上などと近い場所で使う場合は視線移動が増えて疲れてしまうため、大きければ良いというわけでもない。
そして何より大画面高画質で高応答のモニタは非常にお高い。
FPSなどでは以外にもフルHDで十分だったりするので、画質などは近くのPCショップ家電店などの店頭で確認すると良いだろう。

ゲームに特化したキーボードとマウス

ゲーム用途のPCキーボードマウスめられるのは「応答の素さ」「入力成功したと時に明確にわかる操作感」「マウスボタン豊富さとユーザー設定の自由度」などである。これらは、オフィスでの仕事を快適に行うのに理想的な性とは明らかに異なる

たとえば、キーボードを打するたびに毎回「カチャン!」というメカニカルな音が鳴ったり、キーを入力すると反動があったりするキーボードでは、ゲームでは「入力に成功した」ことを体で実感できるためプレイ感覚の向上に大きく貢献するが、非常にうるさいのでトラブルの原因になる。
また「1/4000秒」といった高い応答速度ゲームにおける安定感につながるが、文書作成やネットサーフィンなど通常の使用では不必要なので、用途によりめられる性は異なる。

PCキーボードノートや廉価なものはスイッチに「メンブレン」というラバー膜とプラスチックのバネ状パーツを被せてその柔らかい反動で戻るタイプ流だが、ゲーミングキーボードは内部に極小バネなどの機構を仕込んだ「メカニカル軸」と呼ばれるタイプ流となっている。
メカニカルはメンブレンより速度、正確性が圧倒的に優れているものの、軸パーツ一つで100円以上するためそれがキーの数だけ仕込まれたメカニカルキボードは当然高価。
ちなみにこの軸は「軸」「軸」「軸」など様々な種類があり、種類ごとに硬さや手応え、音などが違う。
PC専門店などでは展示品を触ることもできるので購入前はかならずチェックしておこう。
軸などクリック音の強いタイプ(まるでタイプライターのような音がする)だと騒音としてトラブルの原因になってしまう事もあるので注意したい。

マウスの場合はサイドボタンを大量に備え、キーボード操作の一部を代用することで余計な腕の動きをカットし効率を上げるものや、あるいは筐体抜きを行い凄まじいまでの軽量化を図り疲労を貯めにくくするというものが存在する。
しかし専用ソフトウェアで機設定が必要なため、オフィス用途だと「業務に関係ないソフトを入れない」という社内運用ルールに反する恐れもある。
とはいえゲーミングマウスビジネス用途でもなかなか便利なので操作設定がメモリ内蔵マウスをプライベートPCボタン割り当てしてしまいソフトレスでうまく使ってしまうのもアリッちゃアリ

逆に、ゲームに特化したものを選べばゲームプレイは非常に快適になる。キーボードマウスはぜひ自分に合ったものを選びたい。

ちなみに高級なマウスはとても滑らかに操作できるのだが、この操作感はマウスの底面に貼ってある「ソール」という接地面の素材に大きく依存する。
同じマウスでもソールを変えることで劇的に操作感や手首への負担が変わってくるので、しっくりこない場合は交換も検討してみよう。
場合によっては既存マウスにちょっと良い値段の汎用ソールり替えるだけでかなり操作感が向上することもあるのでマウスお金をかけられない場合はそういう対処も考慮に入る。

そして、マウスと対になるマウスパッドだが、FPSなどに用いるものは一般的な較して大きいものを使用する事が多い。
大きいパッドの上で操作すれば細かく操作しなくても精度を高められるので、高級品でなくとも購入を検討しよう。

ゲーマーの証、ヘッドセット

ヘッドセットをつけた海外若者が、パソコン画面に向かって饒舌にしゃべりながら軽快にキーボードく」…というのはステレオタイプPCゲーマーイメージだが、実際にチャットしながらプレイするならヘッドセットは必須である。

チャットはしないという人はヘッドホンスピーカーでも良いが、イヤホンは長時間の使用でや聴力にかなりダメージがあるため避けた方が良いだろう。
ヘッドセットヘッドホンには線と有線があるが、線は取り回しが楽で快適な一方、ある程度の音の遅延が避けられない(ロジクール製など一部に例外もあるが、総じて高額な傾向にある)。そして充電などの手間もある。
有線は逆に安価遅延を最小限にできるが、ケーブルは煩わしい。サラウンドタイプヘッドホンなら、より高い入感を得、音の発生位置を把握しやすくできる。

FPS/TPSでいわゆる「サウンドプレイ」(足音やなどを聞き分けて、どこで何が起こっているか音でも把握するプレイスタイル)をしたり音ゲーをするなら、基本的には「有線サラウンドヘッドホン一択になるだろう。

ゲーミングPCらしい見た目

ゲーミングPCの大きな特徴の一つが、その見たである。

大きくするデザインケース、冷却ファン回転するLED、仰々しい冷装置の配管カラフルに点するキーボードマウス…など。
これらは外から見た「ゲーミングPC」のイメージそのものである。
最近のケースは「透明な面が複数用意され中身をあえて見せる」ように設計されたものも多く、マザーボードによっては各パーツLEDの変色パターンを統一して管理する端子を用意していたりする。
較的大きな部品であったHDDが小SSD、更には配線不要でマザーボードに組み付けるm.2 SSDへと進歩したことや、かつてほぼ標準搭載だった内蔵マルチディスクドライブメディアカードスロットがほとんどのPCで非採用となりつつあることから機内構造にかなり余裕ができ、スイッチなどが面にあって前と横がアクリル板筐体なども増えてきている。

また、配線が減って中が見えやすくなったことでマザーボードファンメモリすら装飾が手だったりLEDが内蔵されていたりするものもある。
更にここ数年のケースは基本的に裏面配線に対応しており、マザーボードなどもいかに駄なく美しい配線を実践できるかも腕の見せ所になっている。外部パーツキーボードマウスも鮮やかに発するものがほとんどだ。

そんな「こだわり抜いた機の見た」も、ゲーミングPCを構成する大きな要素なのである。

もともとは海外でのゲーム配信の際、配信者顔出しする際に背後にゲーミングPCが映り込むため、そこを映えるようにすることで再生アップに繋げるところから発が当たり前になるほどの需要が出来たと言われている。

海外ではゲームプレイして実況するストリーマーが大流行しており、そのストリーミングではゲーム画面のみならず、自身のPC紹介するシーンもある。RGB LEDつきだと見栄えが良いから、テーマが統一できるからといった理由で歓迎されているのだ。 - ゲーミングの話題で終始した2018年のCOMPUTEX ~会場で気になったそのほかのモノ編 - PC Watchexit

また通常は見たで分からないPCパーツ構成やスペックを外部から可視化して、「自分はこんなパーツを使っているぞ」と、率直に言えば「見せびらかしたい」需要もある。

つまり配信でもしない限りそんなのも見ない自己満だろとか言うな

そのような手な装飾がエスカレートした結果、ネット上では「七色などでやたら手に発すること」が「ゲーミング〇〇」と半ば嘲笑的なスラングとなってしまっている。

ゲーミングPCメーカーについて

ゲーミングPCを生産するメーカーは、にBTOショップ系と外資に分かれる。
BTOショップ系とはパソコンショップが、顧客の代わりにGPUCPUマザーボードメモリケースなどを組み合わせて作り上げるもので、規模の違いによって大手と中小に分かれる。

大手系はショップというよりメーカーとして規模が拡大してしまったもので、実際に企業系列(フロンティアTSUKUMOはヤマダ下)になっているものもある。特徴としてはショップというよりはメーカーなので、パーツの大量調達などによってコストダウンが可といった具合に一般のメーカーよりも安い値段で高いゲーミングPCを手にいれることができる。初心者がゲーミングPC選びに迷ったらココといっても間違いはない。ただし、ドサクサに紛れてGPUがないPCをゲーミングPCとして売りつけてくることもあるので注意
欠点は、中小系にべると選択できるパーツの幅が狭いこと。ドスパラでいえばマザーボードの選択はできず、GPUメーカーPalit一択になる。また、冷却系もカステムできる要素は少なく、筐体メーカー制作のものに限られる。
代表例はドスパラマウスフロンティアTSUKUMOパソコン工房

中小系は個人経営のパソコンショップが組み立てを代行しているような形になっており、顧客の細かい注文に応えてくれるのが特徴。例えばマザーボードも選択できるし、ケースGPUの選択の幅もきめ細かい。何よりも、お金があればCPUIntel XEON wといったアホ注文にも応えてくれるのが中小系ならではだろう。ただし、顧客にもパーツに対する知識が必要になる。欠点はやっぱりコストがかかってしまうこと。あくまでも個人作成なので納期に時間がかかることだろう。もっとも、外資系は週単位でかかることもしくもないし、ドスパラのように今日注文したら、明日には届くほうが異常なのだが。
代表例はサイコム、パソコンショップSevenSTORMなど

外資系は海外大手PCメーカーによるBTO型の既製品であり、ゲーミングノートが多いがデスクトップも販売している。コストパフォーマンス日本の大手BTOショップと同程度だが、カスタマイズ性がより低くデスクトップでもメモリの増設すらできないことが多い。OSが違うApple以外であれば大手はほぼ販売しているが、一般向けPCの方に力を入れていて、ゲーミングPCは割高設定になっている会社もあったりするので注意
代表例はLenovoASUSHPMSIDellなど

近年では富士通を初めとしてメーカーもゲーミングPCを出している場合があるが、メーカーPCは不要なソフトてんこもりだったり割高だったり結局パーツはほとんど海外製(産を謳っていても海外製部品を内で組み立てているだけ)なのであまり質的に変わらなかったりとオススメできない部分もある。

ポータブルゲーミングPC、ノートPCについて

近年は内蔵GPUの性が上がっており、小ディスプレイであれば設定を下げればプレイできるようになったこともあり、各社がこぞって出している。

この分野はASUSが先行しており、2025年にはXBOXのポータブル機を共同開発するなど元気が非常にいい。MSINVIDIA中華メーカーらが追う展開だが、大手の中華メーカーの中ではZTEREDMagicブランドが大手PCメーカーであるLenovoのポータブル部門を抑えるほどの勢いがある。変わりどころではSteamでお染みのValve Corporationが出した専用機のSteam DeckAMDと共同開発したポータブルゲーミングPCであり、後付けでちゃんと別のOSも入れられたりする。

しかしいくら内蔵GPUが良くなったからといって、外付けGPUを搭載したゲーミングPCや高性ゲーム機である最新PlayStationXboxには逆立しても勝てないので注意
特に内蔵GPURAMCPUと共用する点が足を引っっており、ベンチマークの額面を大幅に下回ってしまうケースがほとんどである。あくまで携帯ゲーム機の範疇に過ぎず、ガチでやるなら最低でもゲーミングノートPCは用意すべきである。

ゲーミングノートPCも特に電と排熱、サイズ周りの制約が厳しく、数字上は同じ番のグラフィックボードを積んでいてもデスクトップべて明確に性が劣る。逆に言えば同じスペックめる場合デスクトップより上のクラスグラボが必要となり明確に値段が上がる。
またグラフィックボード搭載ノートは消費電力が通常のノート較にならないほど高いため、ほとんどの場合バッテリー耐久時間が著しく劣り、特にゲームを電なしで使用した場合あっという間にバッテリーが尽きてしまう。(バッテリーを節約するためグラフィックGPUCPUかで変更する機もあったりするが、ノートCPUだけでPCゲーム画面をまともに動かす事は不可能に近い)

そのためノートとはいえ電しで遊ぶことはあまり現実的ではない。

そしてグラフィックボードや大ファンなどを内蔵する都合上、ノートPCとしては大きく厚く重くなるので持ち運びも大変。
さらにノートという形状のためモニタサイズも18インチがほぼラインナップの上限となり、どうしても画面は小さくなってしまう上にキーボードハイエンドですらメカニカル式でない事がほとんどなので操作性も劣る。
2in1のようにモニタキーボードと分離できるゲーミングノートは現状のラインナップにほぼいため、別途用意したゲーミングキーボードなどを置くにも取り回しが面倒。

何より、パーツを交換しながら長く使うというPCのメリットを全く活かせなくなり、故障や落ち時に丸ごと買い替えないといけなくなるのでコストパフォーマンスが非常に悪くなる。
(特にPCの中でも故障頻度の高いモニタグラフィックボードを自交換できないのは痛い)
持ち運びの多い学生出張族などでなければノートPCメイン機としてゲームをするメリットはあまりないと言えるだろう。(お金に十分な余裕があればサブ機として利用する選択肢はもちろんあり)

むしろ省スペース高性であることに着し、PhotoshopIllustrator、その他AI映像編集グラフィック関連などの高スペックが必要な専門分野でゲーミングPCが使われる事も多かったりする。

価格について

PCパーツは頻繁に最新版が発売され、基本的にほぼ全てが海外輸入品(あるいは輸入パーツ内で組み立てたもの)となる。基本的に(いくつもの例外はあるが)新製品は旧製品の性を上回り、同時に価格も上がる。
そしてPCパーツ市場較的ニッチな市場なので、ちょっとした要因で品薄になってしまう。
そのため需給バランス円相場、新製品投入やその前の旧製品終売など様々な要因で価格が乱高下する。
間的に値段が二倍や三倍になるなどはさしてしくもなく、落ち着いたら値段がもとに戻ったり、数年単位で高騰しっぱなしという事もある。

待っていたら次の製品が出てしまった、などという話もザラなので、購入前にある程度の情報は収集して間的な暴騰は避けつつ、どこかで踏ん切りをつけて買うしかない。

一応、高価な買い物ということもあって各社はボーナスシーズンや年度末、ブラックフライデーなどに大規模なセールを展開する。
10万円単位買い物で数割の割引が入れば万単位の差が出るため、そういう時期を狙うのも良いだろう。

※もちろん、セール対が最新でなかったりセール直後に新が出てすぐ落ちになったり、そもそもセール時に暴騰していて大して安くなかったりするのもよくある話。買ってしまった後は値段に固執しないのが精神衛生上よいだろう。

周辺家具ついて

PCだけでなく、椅子などもゲーム最適化された(事を謳った)ゲーミングチェアゲーミングデスク、果てはゲーミングベッドなども存在する。
特徴としてはチェアであればスポーツカーのようなバケットシートにレザー(合皮のことも多いが)で基調でなどを配色したカラーリングだったり、であればLEDが仕込まれていて手だったり、高級なものだと電動昇降機が付いていたりする。
良くも悪くもおおよそ一見れば「ゲーミング〇〇」だとすぐに判るので、普通家具ゲーミング家具を使うかは好みで決めて良いだろう。
ただし普通家具以上にゲーミング家具は品質のピンキリがしく、「ゲーミング」と付けただけで値段が跳ね上がっていたり、海外製でやたら粗悪だったりする事も多々ある、というかはっきり言えば粗悪品の方が多い。
特にチェアは身体を長時間預けるものだがフィット感のあるレザー調の材質は場とても暑いなど欠点もあるので、可な限り店頭で実物を確認するなどして購入することが望ましい。

関連動画

関連項目

関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

  • 5
  • 0pt
記事編集 編集履歴を閲覧

ニコニ広告で宣伝された記事

ニコニ広告 (単) 記事と一緒に動画もおすすめ!
提供: ゲスト
もっと見る

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

ゲーミングPC

195 ななしのよっしん
2025/12/30(火) 02:06:15 ID: jXMoDNQjK6
来年10月までに弾けてくれ頼む
👍
高評価
4
👎
低評価
196 ななしのよっしん
2025/12/30(火) 18:07:48 ID: ufSxjW3yY7
去年作ったのは断だった
5年くらいは待てる
つってもWin11乗り換えろとせっつかれたからもあるが
ただ、しばらくはお手頃価格で今よりいい製品手に入れるのは苦労しそうだ
正月の食材も高い…
👍
高評価
4
👎
低評価
197 ななしのよっしん
2026/01/02(金) 10:11:38 ID: w8Zdpyc0rb
ゲーミングPCゲームするにはもったいない価格)
👍
高評価
0
👎
低評価
198 ななしのよっしん
2026/01/06(火) 18:35:08 ID: A5rFO16Ubo
新しく組んで1年程度しか経ってないからせっかちもせっかちだけど、次組みたいPCCPUグラボだけでも確保しといた方が良いのかななんて考えてしまう
👍
高評価
0
👎
低評価
199 ななしのよっしん
2026/02/03(火) 18:42:43 ID: ZvZhxfUbA8
丁度1年程前に今は時期が悪いおじさんの甘言に唆されて買ったメモリSSD現在どの位、値上がりしてるのか気になって商品ページ見てみたら超絶値上がりしててビックリした

crucial 32GB(2x16GB)DDR5-5600
2025年1月時点で14,680円が現在71,265円で約5倍

HP FX700 2TB NVMe2.0 2280 Gen4×4 R:7200MB/s
2025年1月時点で16,983円が現在56,880円で約3倍

頃からストレージやらメモリやらが高騰してるのは知ってたけど実際に価格を調べてみると絶するな
👍
高評価
6
👎
低評価
200 ななしのよっしん
2026/02/03(火) 20:37:33 ID: 1WeLx7ToTk
DDR3メモリも値上がりしてきてるよな
2年前に買ったノートPC用にかったやつが3000円くらいだが上がりしてたな
👍
高評価
1
👎
低評価
201 ななしのよっしん
2026/02/04(水) 06:21:47 ID: ZvZhxfUbA8
自分も今はメモリが安いと言われてた時期にノートDDR3を買って換装してたけど、そっちの商品ページも確認したら昨から高騰してた

シリコンパワー ノートPC用1.35V DDR3L-1600 8GB×2枚 204Pin
2023年6月購入時点で2,890円が現在6,908円で約2倍
keepaのグラフを見ると10年前のタイムセールと同等の価格まで上がってるみたいだね
👍
高評価
4
👎
低評価
202 ななしのよっしん
2026/03/31(火) 19:39:19 ID: fO8YP480iE
姿勢サポートチェアJAGO」が販売開始。人間工学に基づいた可動式背もたれで長時間の着座による姿勢の崩れをサポート
2026/03/31 16:48
https://news.nicovideo.jp/watch/nw19101533?news_ref=topiclist_topiclistexit_niconews
👍
高評価
0
👎
低評価
203 ななしのよっしん
2026/04/02(木) 23:37:08 ID: 9kPUA0uy7F
PCが先故障したから泣く泣く買ったが今見たら先よりも一万円以上も高くなってる・・・
やべえな
👍
高評価
3
👎
低評価
204 ななしのよっしん
2026/06/07(日) 12:09:10 ID: vJQiVwgxBZ
RTX5080搭載の高規格ゲーミングPCを買取希望で持ち込まれたのですが、なんと表記偽装の詐欺PCでした。

表向きの表示を【GeForce RTX5080】と表示させる不正なツールを使用し、高規格に偽装して売りに来るという巧妙な詐欺です。
https://x.com/RiversecoOgawa/status/2063234708985782275exit
👍
高評価
0
👎
低評価

おすすめトレンド

ニコニコニューストピックス