「ゲームのるつぼ」とは、X68000やセガの家庭用ゲーム機向けに業務用タイトルを完璧移植する事にこだわり続けた移植職人集団である。
概要
- テラクレスタ / ムーンクレスタ(日本物産)
- チェルノブ ~戦う人間発電所~(データイースト)
- スターフォース(テーカン)
- リブルラブル(ナムコ)
- クレイジークライマー/クレイジークライマー2(日本物産)
- ぶたさん(ジャレコ)
- ドラゴンバスター(ナムコ)
- エキサイティングアワー / 出世大相撲(テクノスジャパン)
- アルゴスの戦士(テクモ)
- Mr.Do! / Mr.Do! v.s UNICORNS(ユニバーサル)
といった業務用タイトルを高レベルで移植していた職人集団で、法人化するにあたって「ゲームのるつぼ有限会社」となった。
※メンバーには、中学生の頃にタイニーゼビウスを制作した「松島徹」がいた。
その後は、主にセガの家庭用ゲーム機向けの専属開発部隊となって
- スーパー32X用「スペースハリアー」
- スーパー32X用「アフターバーナー(「アフターバーナーコンプリート」)」
- セガサターン用「スペースハリアー」
- セガサターン用「アフターバーナーII」
- セガサターン用「アウトラン」
等の移植作業を行い、ドリームキャスト用タイトル「シェンムー」では、ゲーム内アミューズメントで遊べる「アフターバーナー」や「アウトラン」の移植作業を担当した。
またセガ以外でも、
- セガサターン用「X-MEN Children of The Atom」
- セガサターン用「ザ・キング・オブ・ファイターズ'95」
- セガサターン用「ファイターズヒストリーダイナマイト」
- ドリームキャスト用「ティンクルスタースプライツ」
セガ向け家庭用ゲーム機への移植が多いのは、専属であったこともあるが、3Dポリゴン表示に特化したプレイステーションに対して、中身は当時主流の業務用基板と同じスプライトメインのマシンで、変形スプライトを使ってポリゴン表示しているっぽく見せてはいたセガサターンの方が移植に適していた為と思われる。
創業当時は大阪を拠点にしていたが、創立メンバーの一部が独立して「有限会社ゴッチテクノロジー」を立ち上げた他、現在は東京に拠点をうつして独立し、ゲーム開発の経験を活かしてゲーム用のネットワークシステムやサーバーの設計・開発・構築・運用を行っている。
2010年には「るつぼゲームワークス」という関連会社が、「SUBTLE STYLE」と共にアーケード2D格闘ゲーム である「エヌアイン完全世界」の開発を行っている。
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関連項目
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